「今回が釣り納め!」と出かけてみてもなかなか満足した釣果が得られません。少し欲張りすぎているのかもしれませんが、良く釣れた話を聞かされるにつれ「釣り納め」への期待値はどうしても上がってしまいます。
12月29日の半夜釣りが今年の釣り納めの第一候補でした。釣り場は浜です。浜からの遠投サビキ釣り(鯵釣り)です。釣り納めにはわずかに早い気がしますが、今年の年末は「年末寒波襲来!」という事でこの日を逃せばその後は荒天の予報が出ていますので、少しくらい波が荒くても釣行してしまいます。
実はこの29日の前日(12月28日)は海況予報が29日よりはかなり良かったのですが、私は野暮用で釣行できませんでした。まあ、28日に釣り納めでは少しばかり早すぎる気もしましたが、近頃の天気の状況からすれば「28日釣り納め」も正解だった気がしないでもありません。
西風が強くて
29日の半夜釣りは海岸線がほぼ南北な浜からの釣りになります。海岸線が南北で西側が海です。この浜(特に中間あたり)で真西からのが吹けば、正面からの向かい風になります。私は3号の竿で遠投しますので錘は10号程度まで使える筈なんですが、投げるときにはカゴには撒き餌が満載ですので錘の重さを控えています。
10号負荷のウキを使いながら錘は6号で十分遠投距離を稼げていましたから錘はずっとそのまま(6号)でした。浜に釣行するときは、波の高さとともに風の向きや強さに注意しながら計画(行くか?行かないか?)を立てていましたが、今回は事情が違いましたので、多少の無理を承知で釣行していました。
案の定正面からの風(西風)が強くて投げても距離が全然伸びません。普段はこんな西風なら釣りに来ないような風です。錘やカゴ・錘付きテンビンも錘は軽いままで固定してしまっていますから軽くて飛びません。「あそこ迄投げれば釣れるのに!」と地団太踏むような状況でした。
急遽カゴに浜の小石を入れて
6号の錘を使っていてもウキは10号(今回は持ってきていない市販の撒き餌カゴは10号の錘が付いているため)を使っていましたのでウキの浮力には若干余裕がありましたから錘を4号分くらいは重くすることは出来ます。
浜には小石が無数にありますから、そのうちの適当な1個を撒き餌かごに入れて錘の代わりとして投げてみたら効果があったようで楽に距離が稼げるようになりました。それにしても向かい風が強い!。
遅れ馳せながら周りで(釣果で)先行する友人たちを追いかけます。1尾2尾・・と釣っていきますが、波もさらに大きくなってきたので「帰ろうか?」と考え始めます。「あと1尾追加出来たら終わりにしよう!」あまりにも波が大きく砕け始めましたので納竿としました。釣り始めから1時間経っていたでしょうか?
波が大きかったとはいえ
波が大きかったとはいえ粘っていればまだまだ釣れたかもしれませんね。帰ってきてから缶ビールを一口飲んだころから、後悔してしまいました。「ちょっともったいなかったかなあ?・・」
釣り納めとしては若干物足りなかった気がしますので、次の日(12月29日)の朝、早起きしてカマス掛けに行ってみようと思い立ちました。今シーズンのカマスは、カマスサビキで釣れる頃に何度か釣行しましたが、口を使わなくなって以降、1度行ったきりになっていました。
前回のシーズンには殆ど毎日通っていた釣りですので、もうちょっと熱心になるべきかもしれません。少しでも早く寝て早い時間から釣り座を確保するようにしましょうか?アレクサに5時に起こしてほしいと頼んで寝ることにします。嫁さんには車に乗ってからメールを送るようにしたいと思います。「朝起きたら隣に寝ていなかった」と騒ぎになっても困りますからね。
1か月ぶりのカマス掛け・・久しぶりな感じに
約1か月ぶりにカマス掛けをやります。なんだか?ぎこちない感じ。シャクるタイミングが早いのか?シャクってから巻く数が足りないのか?多すぎるのか?シックリきません。
「1尾釣ったら落ち着くだろう?」と思ってやってましたが、その1尾がなかなか釣れません。やっと釣れたら、思ってた通り??嬉しさでギクシャクなんて忘れていました。しかし、思うんだけど、このカマス掛けって1回の釣行で何回シャクるんだろうか?
かなりの回数になるんだろうね。ほぼ右腕ばかりでシャクッてるから、筋肉痛になるかもしれない。餌の要らない釣りだけど膏薬代は要るかもしれない。若い人ならともかくもオッサンだからねえ私は。多少の筋肉痛は覚悟しないとね。今朝釣ったカマスは比較的小ぶりな魚体が多かったような気がしますが最後にかけたヤツは大きかった。たぶん40cm近くあったと思う。
釣り納めはどうなった?
昨日から今朝にかけて2回釣行してボーズではなかったものの自慢できるような釣果にも恵まれず、釣り収めとは言い難い状況なんですが、浜は今夜も明日の夜も風が強そうだし、カマス掛けに波止場に行くにしても明日の朝が最後になると思います。
「これで満足!」と言えるような釣り納めは実現できないかもしれませんね。お読みいただいている皆さんはどんな釣り納めでしたか?若しくはどんな釣り納めになりそうですか?釣り収めがイマイチ?若しくは釣り納めは出来なかった。という皆さんもおられるかもしれませんが、新年になれば「釣り初め」がやってきます。
時は誰にも等しく巡ってきますので、釣り納めがイマイチだった方々は釣り初めで思う存分釣ってください。私もあと一回釣行できればそれが釣り納めになりますし、釣行できてもできなくてもその時点から頭の中は「釣り初めの件」に切り替わりますので、そちらで頑張ろうと思っています。
それでは、良いお年を!
↓今年の釣りはじめはこうでした↓