おかず釣り師が行く!「南風(まぜ)吹いて 竿の出せる日 限られて」#鯵サビキ釣り
世の中はコロナ渦で右往左往のこの時節ですが、釣り場においては「密接」さえ気を付ければ「密閉」や「密集」は問題ではありません。また「密接」といってもオヤジ同士ですから、離れて大声で話せばいいだけでクシャミや咳のしぶきを浴びるほどに近づくこともごく稀ですよね。
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世の中はコロナ渦で右往左往のこの時節ですが、釣り場においては「密接」さえ気を付ければ「密閉」や「密集」は問題ではありません。また「密接」といってもオヤジ同士ですから、離れて大声で話せばいいだけでクシャミや咳のしぶきを浴びるほどに近づくこともごく稀ですよね。
前日ボーズだった名人が私に負けたのが悔しくてその晩は眠れなかったということで「今夜も行くぞ!」と昼ご飯時に電話がありました。普段から色々とアドバイスをいただいている手前、ムゲに断ることもできず(本当は喜んで)「お供します」と答えました。嫁さんに「誘われたから良く」というと「誘われなくても行くんでしょ?」と軽くたしなめられました。
「今シーズンの鯵釣りはもうおしまいだろう?」と言いながらも他に行くところが見当たらないので残り物をほじくるようにこれまでに実績のあった「煙樹ヶ浜」や「浜ノ瀬」にしつこく通い続けていますが、到底これまでのように釣れるはずもなく、時によっては餌やり同然の釣行となることも多くなってきました。
前回はラーメンを作ってみるところまで進めていましたが、今回は魚を焼いて次に鶏肉を焼いて・・・と実用域に達しつつあります。その都度少しずつかまどの方も改良を重ねて今では火床のところに穴を掘ってそこに古い金網を載せて空気がよく通るように作り直してあります。今回はその「進化バージョンの石積みかまど」で調理しています。魚を焼いた次の日に雨が降ってそのあとの火おこしに苦労しましたが、これも経験値となってくれるでしょう。「石積みかまど」で焼いた魚や鶏肉は屋内のガスのグリルで焼いたものとは一味も二味も違ったうまみがあるように感じました。(単に調理にストーリーが加わっただけなのかもしれませんが)
「釣りに行かない日も釣り具弄ってるんやね」嫁さんにからかわれながら、サビキの修理をしています。ご存じのようにハヤブサの蓄光サビキは高価なサビキです。バーゲンで買える安価なサビキでは喰ってくれません。秋の頃ならそれでも喰ってくれましたが、この頃では蓄光もしくは同じレベルの良いサビキじゃないとダメなんですよね。
端境期なんでしょうね?私の腕が落ちたのかな?(腕といっても大したものは持ち合わせていませんが)ベテランたちは渋いといってもそれなりに羨ましい釣果を持ち帰っています。それに比べて私は(金額比較なんてナンセンスですが)「エサ代と比較すればスーパーで買った方がまし」という程度の釣果しか残せていません。新鮮さなどを加味すれば「それはお値打ち!」と嫁さんは慰めてくれますが、釣り師??としては立つ瀬がありませんよね。
「屋外で、たった一度お湯を沸かしただけ」という超初心者な私です。キャンプやバーベキューなど、釣り場でもアウトドアクッキングをバンバンやっている先輩方からすれば「コイツ、なんなの?」程度の輩ですが始めてみました。
世の中は、流行り病で右往左往しているのに「呑気に釣り談義」なんて。いやいや私も恐縮しています。ただ、釣り場はあまり寄り付く人のいない波止場ですし、釣り師が集まってもマナーのある人たちばかりですので、濃厚接触の心配はありません。事情で釣りに行けない釣り師たちに釣り談義をお届けすることで少しでも免罪符がいただければと願うばかりです。
カゴ釣りでもサビキに餌を刺しただけでも大差はありませんでした。「ならば市販のサビキの改造を」と飛躍してサビキの幹糸やハリスの太さや長さに拘ってみました。
日本国中例の流行り病で大騒ぎですが、「人込みを避けて 人との距離を保って」ということになれば釣りに行くしかない」どういう理由であれ此処に結び付けてしまうんですね。嫁さんに「この理由で釣りに行く!」といえば「ふふん」と鼻で笑われました。