世の中はコロナ渦で右往左往のこの時節ですが、釣り場においては「密接」さえ気を付ければ「密閉」や「密集」は問題ではありません。また「密接」といってもオヤジ同士ですから、離れて大声で話せばいいだけでクシャミや咳のしぶきを浴びるほどに近づくこともごく稀ですよね。
釣りに出かけて3密の条件をクリアできないとなると大事ですし、私なんかはそんな釣り場には「コロナ」なんて関係なくても寄り付きません。全く誰もいない釣り場の夜釣りは寂しいもんですが、元来一人の時間を楽しみたいから釣りに行くわけで、大勢でわいわい言いながら行く釣りとは(私の場合)少し方向性が違います。
釣りに関連した友人たちも一人が好きな人が多いような感じで一緒に釣行してもあまり話すことも無く、正体を知らない人がほとんどなんですよね。
だんだんと釣れなくなっています
「端境期、端境期!」と何度も書いてきましたが、本当に端境期になってしまったようです。先輩に話を聞けば「今の時期はガシラ釣りから始めたほうがいい」なんて言ってました。「始めたほうがいい」という意味を聞くと、「一年の中でこの時期が釣りを始める時期だから」といいます。「終わりがあって始まりがある」今は一年のサイクルの始まりの時期だということらしい。
去年のこと(日高港湾でアジやサバがこの時期によく釣れたこと)を聞くと「年によってばらつきがあって何かの拍子でたまたま去年が釣れただけ」と冷静に語ってくれます。なんとなく納得させられて「ガシラ釣りでもしてみようかな?」という気分になりました。順番から言って次は何?と聞けばタコだといいます。タコは私も張り切って行こうと思っていたターゲットですのでタコに焦点を当てて準備していきましょうか?
ま、煙樹ヶ浜の鯵も完全に終わったというわけではないし、鯵もぼちぼち試しながらタコにシフトしていきましょうか。今回は、浜ノ瀬漁港の反対側?東側?にあたる日高川と西川の合流点でそこそこいいサイズの鯵の爆釣がありましたが、西川(にしがわ)と言えばドブ川で其処で大きくなった鯵じゃないとはいえ食べる気になり難い感じがします。其処を泳いだ鯵がまた煙樹ヶ浜に出てそれを釣ることになるかもしれないことはわかっていますが、此処への釣行はパスしました
水清ければ魚棲まず
以前、真鯵の高級なものを「金鯵」と呼ぶらしいことを調べた時に沿岸の餌の豊富な海域でたっぷりと餌を食べて成長した鰺が金鯵と呼ばれる風なことを読んだのを思い出しました。魚もおいしくなるには豊富な栄養が不可欠といいますが、それがどぶ川とイコールなものなのか?そのあたりが私には相いれない気がしてなりません。この辺は個人的な感じ方の問題ですが、あえてチャンスをもモノしなかった言い訳を書いておきます。
3月25日の釣果
3月25日、まだまだ鰺はいるものと信じて釣行しましたが、海の状態が良好なのにもかかわらず釣果の方はイマイチな状況でした。アミエビに残り物の詰め合わせを使ったのがいけなかったのか?フラッシュのサビキが好調(前日)だったのに敢えて反抗してピンクのサビキを使ったのがいけなかったのか?(原因はたぶんピンクのサビキだったと思う)このような結果でした。
一緒に行った名人がフラッシュのサビキを使っていて7尾程度の釣果でしたのでサビキの差はそれほどでもなくて鰺が居なかったのだと思われます。
3月26日の釣果
不完全燃焼に終わった前日の釣行で残った撒き餌を使いに??夕方、浜の瀬へ釣行しました。釣り場についてすぐに例の「西川の河口で爆釣」の情報が聞こえてきましたが、近いけど先に書いたように場所が場所だけに気乗りせず浜の瀬で夕方まで竿を出すことにしました。明るいうちはミニサイズの獲物ばかりでまともなサイズはゆうマヅメに入ってからのごく短時間でした。暗くなる寸前に延べ竿で悪くてもこれくらい釣れるならいい日にはもう少し釣れるだろうし短時間の釣りとしては楽しめるんじゃないか?という感想でした。
3月29日の釣果
2~3日悪天候で釣行できるチャンスに恵まれませんでした。今回はゆうマヅメの短時間勝負ということで荒れた天気のあとまだ荒れた名残の残る「浜の瀬漁港」に釣行してみました。延べ竿のズボ釣りが目的なので7.2mの長竿も持っていきましたが、横風であっさり却下となりました。
ということで4.5mの延べ竿でやってみます。釣り始めて暫くは餌やりです。暫くして撒き餌が効いてきたころからミニサイズの鰺やらサバやらアユの子やらが釣れる??引っかかってくる??ようになりました。「良いぞいいぞこのままゆうマヅメになればいいサイズの鰺の回遊があるかも?」
と期待しながら投入を続けましたが、回遊はありませんでした。港内ではポツリぽつりと豆鰺が釣れたようですがそんなことには目もくれずに投入を続けましたが空振りでした。
今夜は野暮用で
私は今夜は野暮用で出動できませんが、知り合いは行くらしい。「浜の瀬の半夜釣り」もちろん鰺狙いです。「釣果はあした報告するよー。」って羨ましい限りです。彼が今夜行って釣れたなら「まだまだ釣れるということ」ですよね。私も続けて通う勇気がわいてきます。この辺で別の釣りに変わってもよかったんだけど、どうにも鰺釣りが性に合ってるようで止めきれません。
では、また。
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