おかず釣り師が行く!「世の中は 1月4日が 釣り始め?」#2019年

※閑散としているように見えますが、これでも釣り師は大勢並んで
(波音で大声でも聞こえないくらいの間隔)います。

煙樹ヶ浜」はそれほど広いということです。

そりゃ、そうでしょ!?

真冬になって釣れる場所も少なくなって来ましたからね。

夜釣りとはいえほぼ毎日確実に

(もちろんボーズの日もありましたが)

何かしら釣って帰れる釣り場なんてそうそうないですからね。

近頃は和歌山市辺りから通ってくる釣り師が

人を変えてですがほぼ毎日」います。

大阪からの釣り師も休日前には何人か混じっていましたし、

奈良からの人も居ましたよ。

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「はぐれ鯵釣りオヤジ」!

でもこんなに多くの人が集まったのは

私が通い始めてから初のことです。

明るいうちにざっと数えて

キャンプ場下に32名

暗くなれば地元組が増えますので相当な数になるでしょう。

自動車学校下にも多くの人影が見えます。

大げさに言えば今夜はこの浜で

100名近くの釣り師が竿を出すのでしょうね。

鰺は何尾いるのか分かりませんが、

一人一人の割り当てが減ることは間違いないでしょう。

なんて思いながら、

シャイな私は「ずらっと並んだ釣り座の隙間を狙う」のではなく

キャンプ場下と自動車学校下の間の

誰も居ないスペースに陣取りました。

いわばひねくれ者がみんなの言うことを聞かないような感じですよね。

名付けて「はぐれ鯵釣り師」!

はぐれ鯵釣りオヤジ」かな?

私の友人たちは

早くおいでよ!人が多くて釣り座が無い!

と友人たちに電話すると

5mおきに立っているわけじゃ無いでしょ?焦ることはない!

とか

おおう!盛況ですね!

とか

特にびっくりした様子はありません。

その中でも一人懇意にしている友人

(この釣りのエキスパートと私は思っています)は、

いつもの時間に悠然とやってきて、

それでもやはり大衆の一番端に釣り座を構えました。

やはり大勢で投げるわけですから

いくら名人と言えども撒き餌の量では敵わないからでしょうね。

賢明な選択だと思います。

みんなで撒き餌

ここの鯵釣りは

暗くなってから回遊してくる鯵を撒き餌で足止めして釣る

釣り方。

波止で言えば、

わずかな時間の接岸で釣るのが難しい「トツカ鯵」を

「回遊している浜で足止めして釣ろう」という構図ですので

その足止めの「撒き餌」が大量に撒かれる(今日のように)日は、

釣りあげる腕にさえ自信があればかえって好都合」なんですよね。

つまりみんな(大勢)で撒き餌するから長く足止め出来て、

その間に日ごろ磨いた腕前で釣ってしまおうと言う作戦です。

ひねくれ者は蚊帳の外

少し離れていますが、

キャンプ場下の様子は電気ウキの動きを見ていれば

だいたいの想像はつきます。

一番手前の私の友人のウキの動きが良いですね

「よく釣れているようです。」

電話で聞くと15~16尾釣っているとのこと。

釣れ始めから30分経ったでしょうか?

ま、名人ともなればそんなもんです。

私は4尾かな大は1尾あるかな?

それでもこんな蚊帳の外の釣り座でボーズじゃないなんて

「ここ煙樹ヶ浜」の持つポテンシャルに驚かされます。

尺鯵登場

友人が「型が小さいので帰る」と言ってきた後、

暫くしてに私の釣り座で「1投1尾状態」になりましたよ。

周りの(少し離れている)ウキの動きとは別物のペースです。

しかも型が良い!

友人に「もう帰ったのか?

引き留めるために電話かけようとしますが

電話する暇がないほどアタリが出ます。

さっきまでの「蚊帳の外」とは思えない釣れ具合です。

やっとつながった友人に興奮して思わす

尺鯵連発!」と言ってしまうほど連続ヒットです。

実際の尺越えは1尾(約32cm)

尺サイズ(28cm程度)が5~6尾でした(あとは25cm越えクラス)か?。

煙樹ヶ浜の懐の深さ

最盛期には10尾近く大鯵ばかりがヒットする状態でした。

終盤には「お約束のジョーズ」も登場して

折角の大鯵を散らしてくれましたけどね。

 

被害は仕掛け1.錘2。

なぜか錘だけ取っていく「ジョーズ」が居るんですよね。

 

釣れ方がポツリポツリ(それでも1投1尾です。待つ期間が長いだけ)

となってきましたので午後9時頃納竿としました。

 

本格的な釣れは始めは遅かったです。

友人が帰った後だから午後8時前だったかな?

大勢の集団を両脇に一人で

ポツンと釣ったサビキ釣り」でこれほどの釣果!

 

「煙樹ヶ浜の懐の深さ」には本当に驚かされた釣行でした。

夕方、電話した時に師匠が言った

 

釣れるときには何処でも釣れる。それが煙樹ヶ浜の良いとこや

と言う言葉が思い出されます。

 

もちろん帰ったら最長寸の鯵を刺身でいただきます。  

 

では、また。