12月14日の早朝
カマスのうわさ
日高港湾内の北塩屋漁港(実際日高港湾とは、御坊火力発電所を中心に南塩屋漁港から浜ノ瀬漁港までの北塩屋漁港や日高川河口部を含む大きな規模のものらしい)でカマスが爆釣しているとの噂を聞きつけて早速調査釣行(調査といえば格好がいいが実際はカマスの塩焼きの誘惑にひかれての釣行なんだが)してみた。
過激な釣果情報
カマスの爆釣は12月12日が初日だったとか?専門に狙ったのが二人で、その二人合わせての釣果が午前中で100尾を超えたとか?サイズもほとんどが30センチオーバーで40センチに迫る大物も多く混じったらしい。
電話でのリサーチ
明日の朝(12月14日の朝)はちょうど土曜日なので(自分の)店は定休日(毎日が開店休業のような店なのだが)。午前中に老齢の父親に頼まれた用事があるだけで比較的フリーな状態だ。13日の大阪出張の合間に電話でリサーチして仕掛けやタナ、餌や時合いを確かめておいた。
少し早めに
場所は知っているのだが、実釣となれば初心者同然で年長者から勧められた釣り座を狙うべく午前2時に起きて午前3時ころ岸壁に到着した。こんな超早い時間に来るのは私だけだと思っていたが、先行者はいた。いつも煙樹ケ浜で一緒になるM氏が既に陣取っていたのだ。
釣れはしたが
M氏の話では彼が話を聞きつけて来たのが13日でカマスの釣果は16尾ほどだったとか。それでもサイズがいいので今日はさらなる釣果アップを狙っているとのこと。気の知れた仲間がいたのでホッとして釣り始めたのだが、時合いは明るくなってからだったので寒い中の待ち疲れと仕掛けのトラブル続きで(私は)低調な釣果に。それでも大物が2尾ほど混じって家族には自慢できそうかな?竿頭はカマスサビキのH氏だったとか。
12月15日
昨日の夕方
カマスサビキの方が釣果がよかったのを目撃したので、さっそく入手して夕方試験釣行に。何と言ってもカマスは私の釣り歴ではほとんど外道の範疇なので全く初心者レベルだし、長い期間釣れ続ける魚でもないことから、思い入れはほどほどにしたい。夕方試し釣りに出かけてみたが全く釣果なし。親切にも先輩(日高港湾でいつもお世話になっているT氏)がお手製のカマスサビキをくれてカマス釣りの初歩的な手ほどきを授けてくれた。
午前5時
昨日の朝の前例があったので、今朝は午前5時に釣り場到着の予定とした。実際行ってみると、一等席にクーラーが一つ置いてある。(私は2番目のようだ。)此処の釣り場は、海に背を向けて車を止めれば前方は2mほどの壁、その上が道路という構造なので、冬場は窪地感覚でありがたい。しかも車から釣り座までは5~8m程度とまさにパーソナルな釣り座だ。
カマスサビキ
明るくなる前にカマスサビキを試してみる。餌釣り師と目される面々は釣り座に腰掛けて世間話。サビキに反応があれば釣り開始!という算段らしい。南側(私たちのくぼ地より南側も2mほど高い岸壁になっていてそっちの釣り座が好きな人もいる)でサビキに反応があり、私にも小型のカマスがヒット!
サビキは1尾で縺れて
カマスがヒットしたのは良いが取り込みの準備ができていない。魚をつかむ道具や入れ物、水さえ汲んでいない。「何をしていたんだ!?」自分に怒っても仕方がない。モタモタしている間にサビキが縺れてグチャグチャになってしまった。10分ほど格闘してみたのだが全くほどける兆候はなし。「これは、ダメだな}とサビキは諦めて餌釣りに変更した。
今日は日曜
昨夜、寝る前に明日の釣りは午前中かかるかも?予定は全く白紙で来てるのでのんびり構えることにする。じっくり釣るつもりなのにお相手がお留守の様子。カマスが明け方に少し釣れただけで後は全く釣れていない。私だけがそうなのではなくてまわりもみんな釣れていない。テクニックの引き出しが多いベテランだけがたまにポツリポツリと拾ってるだけ。
フィッシュイーターがいないのでサバやオニアジが天下の振る舞いで、次々と釣れるのは彼らばかり。私にも釣れたが、周りの先輩たちにも釣れて「持って帰れ、持って帰れ」と私にくれる。私の釣果は、自分で釣った数の倍になるくらいに大漁になったのであった(@^^)/~~~
では、また。