おかず釣り師が行く!南洋の オニアジ来たよ 北塩屋

2019年も師走、12月中旬です。手軽で楽しい釣りのできる北塩屋漁港(日高港湾)でのんびり釣るのに慣れてしまってしばらく入り浸っていました。ただ、この釣り場はムラが多く「例えば鯵が釣れるから」と鯵を狙って釣行しても別のものが釣れたり空振りだったり。

釣りのことですから釣れたり釣れなかったりは覚悟していますが、その変わりようが極端ですので楽しい反面「期待をしての釣り」ができません。まあ気軽に意外性を求めて釣りをするならここがおすすめなんですが。

スポンサーリンク

12月18日の朝

北塩屋漁港(日高港湾)です。太刀魚も狙ってみたいので少し早い目(午前5時台に到着)するように出かけます。餌のキビナゴは前回の教訓(カマスや太刀魚のよく釣れた日の翌日は午前中に行かなければ市内のスーパーのキビナゴが売り切れる)で早い目に到達しておきました。

暗いうちに太刀魚狙いに餌のウキ釣りとカマス用サビキの2本立てから始めます。カマスは明るくなるまで喰ってきませんのでカマス用サビキも太刀魚狙いです。このスタイルで釣っていたのが1時間ほどだったでしょうか?サビキで細いタチウオと餌釣りで指3本程度の太刀魚が釣れました。ここまではまずまずの滑り出しです。

明るくなり始めて太刀魚の魚信が遠のきます。代わりに「カマス」と期待していたのですが、残念なことにオニアジの猛攻が始まりました。(オニアジ=真鰺のデカいのではありません。鱗の堅い暖かい海の魚、めったに見かけない珍魚ではあるが旨い魚ではないと思う。釣っても持ち帰らない人が多い)太刀魚の餌釣りにもカマスサビキにもオニアジがちょっかいを出してきます。幸い太刀魚用の仕掛けは針や餌が大きいのでヒットには至りませんが、ウキに反応が出ます。

太刀魚釣りの仕掛けは、カマスの餌釣り用に変更してカマスサビキの仕掛けは鰺サビキ釣りに変更して釣り続けましたが、カマスの餌釣り用にはカマスがヒットせず。オニアジがヒットしてきます。また、鰺釣り用の仕掛けもウキをつけて遠投しても、竿下で釣ってみても真鰺やマル鯵よりもオニアジがヒットしてきます。

仕方がないので鰺用サビキは片づけてカマスの餌釣り用仕掛けにキビナゴを1尾掛けしてなるべく大きなオニアジを狙いました。

12月19日の朝

この日は大阪方面に出張があって、魚好きな知り合いに差し上げるつもりで早朝浜の瀬に釣行しました。お土産には10尾あればいいのですが大きさもある程度ほしいので、少し多めが目標です。釣り場には前日誰かが釣った跡が残っています。帰り際に釣り座を洗っているのでその洗った跡で分かりますよね。

今回は、前日に2人釣っていたのでしょう?跡が2カ所に残っています。早朝の釣り人はほかにいなくて私一人のようですね。好きな釣り座で釣りましょうか。早朝(暗いうち)の波止場で一人っきりは寂しんじゃないか?って?心配ご無用!通い慣れれば寂しくはありません。それにあと何時間かで明るくなるのは分かっていますから。

釣り始めから5投くらいは喰ってこないのは当然です。どれだけ先行者が撒き餌していても時間がたてば魚は散ってしまっています。ただ、よく釣れる釣り場には常に撒き餌が入っているので、撒き餌のにおいとかが残っているのでしょう?魚の集まるのが早いような気がします。

もともと釣れる釣り場だから釣り師がよく通うわけで、撒き餌の残り香なんて話は眉唾物として聞き流してくださいね。どちらにしても画像の程度には釣れました。通い始めて1か月ほどでしょうか?少しは釣り方が理解できたような感じですね。

12月20日の朝

ここしばらく早朝の釣りスタイルになって睡眠時間の調節も早朝に合わせるように努力していますが、なかなか思うようになりません。ただ早く寝ればいいだけのことなんですが夜更かし癖が付いていますので難しいもんですね。早く寝床についても眠れずにラジオを聞いてしまいます。寝酒でも飲めば?と思いますが残って飲酒運転になっては困ります。

今朝は、早起きしてカマスのサビキでもやろうか?と北塩屋漁港に行くつもりでしたが、1時間ほど寝坊しての出動になってしまいました。到着したころには明るくなっていて皆さん釣りの最中です。あまり釣れていないのを反映してか?釣り座は満杯ではありません。

急いでカマスサビキを始めますが、反応なし。知り合いのI氏がミノーでオニアジをヒットさせていましたので私も手持ちのミノーでやってみます。魚の集まっているポイントがあるらしくそこに投げている先輩にはヒットしますが私には無しのつぶてです。

少しして群れがばらけ始めたのでしょうか?私にもヒットが出始めました。なかなか乗らなかったのがやっと乗ってくれて画像のオニアジが釣れました。いつものことですが餌で釣った時の感激とルアーで掛けた時の感激は全く違いますね。餌の場合は緊張感が勝りますが、ルアーの場合は「やった!」って感じ解放感かな?

北塩屋と浜の瀬を行ったり来たりしながら釣りを楽しんでいました。お手軽さでは北塩屋が面白い。困難な(特に時間帯と車からの距離)だが安定感のある浜の瀬。どちらも捨てがたい釣り場です。どちらかにしなさいと言われても今の状況ではどちらも捨てがたい。どちらかに何か変化が出るまではこのまま行ったり来たりなのかなあ。

では、また。

 

#オニアジ#太刀魚#カマス#早朝#黒潮の蛇行#高水温#珍魚

 

釣り日誌一覧

前の記事 / 次の記事