
★釣りの喜びと悩み
私は半夜の鰺釣りに通っていますが、ここ最近は「釣りの本命である鰺よりも、外道のボラの方がよくかかる」という状況に悩まされています。何度もボラがヒットし、そのたびに仕掛けがダメになるという日も。タモ網を使って仕掛けの回収は工夫していますが、それでも途中で切られて仕掛けをロストしてしまうこともしばしば。
1回の釣行で3セットもの仕掛けを失うこともあり、結局、一晩で数セットを消費する羽目に。「ハヤブサの蓄光サビキ」は信頼の品質ですが「高価なので、これでは毎回の釣行コストがばかにならない」というのが正直なところです。
◎コストとの戦い。趣味とはいえ出費は深刻
釣りという趣味は一見、お金がかからなそうに見えて、実は細かな消耗品が積み重なっていきます。仕掛けだけでなく、ケミホタルやウキ用の電池、そして撒き餌となるアミエビの価格も高騰中。「昨年は3kg持参していたのに、今では2kgに減量」せざるを得ない状況です。その分添加物で補強?したとてエサ代もかさみます。
さらに糸や竿の修理、時には撒き餌カゴやLEDウキ、錘などのロストも発生します。一晩で1000円以上の出費は珍しくなく(釣行回数が多いので)毎回となれば予算的にも大きな負担です。

蓄光サビキ、手軽に自作してみよう!

こうした背景から、**市販の蓄光サビキの代用品を自作**できないかと考えるようになりました。ただし、完全な手作りではなく、**市販のサビキを「改造」する形**での挑戦です。
きっかけは、100円ショップで「レジン用の蓄光パウダー」を見つけたことでした。以前は高価だったこの素材も、今では安価で手に入る時代。これにマニキュアのトップコート(刷毛付き)と、ラメ(細かいタイプ)を加え、百均尽くしでオリジナルの蓄光サビキを作ることにしました。

◎作成手順:蓄光トップコートを塗るだけ!

材料リスト(すべて100均で揃う)
* 蓄光パウダー(レジンコーナー)
* トップコート(刷毛付き)
* ラメ(細かいものがおすすめ)
◎作り方の流れ
1. トップコートの瓶に蓄光パウダー1個分を投入。
2. 爪楊枝でよく混ぜる(粘度があるため振るだけでは混ざりにくい)。
3. ラメを適量加え、再度よく混ぜる。
4. ラテックス羽は自然な動きを残すため塗らない方が良い?サビキ針の軸部分にだけ塗布した方が良いのかな?
5. 乾燥後、2度塗りしてさらに発光力を強化。
6. 完全乾燥後、仕掛け巻きに巻いて保管。

効果検証~まとめと注意点

◎市販品より明るい!かな??
仕上がったサビキを、市販のハヤブサ蓄光サビキと暗室で比較。UVライトで照射したところ、自作品の方がやや明るく感じられる(自画自賛)という結果に!これなら実釣でも十分期待できそうです。
◎まとめと注意点
今回の改造はたまたまうまくいきましたが、すべてのケースで成功するとは限りません。再現に挑戦される方は、「ダメ元」で楽しく実験してみる。という心構えで行うとよいでしょう。何より、自分で工夫して釣果につながった時の喜びは格別です!
では、また。

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