おかず釣り師が行く!ていぼう日誌 ~番外編 サビキ改造の巻~

※おなじみのハヤブサ蓄光サビキです

近頃は鰺も釣れ渋って、気の抜けた釣りでは相手もしてもらえない始末です。昨日も仕掛けに何の工夫もなく「浜の仕掛け」そのままに終盤の鰺の半夜釣り(投げサビキ釣り)に出かけましたが、結果としては「知り合いの釣り師と旧交を温めただけ」に終わってしまいました。

 

いつもの名人は9尾を釣ってさっさと帰りましたし、普段からうまいと評判の釣り師たちもそれなりの成績でした。私はといえば、6人座った内で4番目の成績でした。集まったメンバーはすべて私よりベテランばかりで、普段のこの季節ならほかの釣り場に行ってここには来ない筈の人たちですが、今年はどこも釣れないらしくみんな不満たらたらで釣っていました。

 

それでも上手い人はうまいもんですよね。来る前に状況を想像して仕掛けを準備してきています。私も潮の流れには対応できるように仕掛けを準備していましたが、潮の澄み具合には気が回らず、同じ棚で隣のベテランが釣れているのに指をくわえてみているだけでした。

カッターで疑似針の部分だけ外します。
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潮が動けば仕掛けも流れになびくように

※慎重に根本部分だけ樹脂をカットします。

浜の釣りはある程度力任せの釣りが通用しますが、浜の瀬では多少周囲や港内の照明が効いているのか?海域が狭いのか?潮の流れや疑似針やハリスの見え具合が釣果に大きく影響しているようです。私の師事する名人はひたすらパワーゲームの信望者で此処の釣り場でもその実力はいかんなく発揮されていますが、駆け出しの私は名人とは同じようには行きません。

 

彼は流れがあろうと水が澄んでいようと同じ仕掛けで撒き餌と竿のコントロールだけで釣果を上げていきます。私のような初心者がそのまま真似をしたならたちまちボーズの憂き目にあってしまいます。それくらい何の変哲もない普通の仕掛けで周りのベテランより多く、しかも短い時間で釣っていきます。

 

私は、彼の釣りをまねしたいと願いながら、それでも毎日の釣果にはありつきたいという「厚かましさ」で小細工に余念がありません。先にも書いたように潮が動かない時の仕掛けと潮がよく動く時の仕掛けはある程度準備できました。次に昨夜の苦い経験から潮が澄んで月光が(水中に)差し込んだ時の仕掛けを今回試作してみました。

※きれいにカットできました。

針は大きい方がいい

※カットがうまくいかず、ホツレができそうです。
※ホツレをカバーするように接着剤を塗布しておきます。

画像をはじめから追っていただくと改造の経緯がお分かりいただけると思います。今回私は、新品のサビキを使って改造するのはもったいなくて一度か二度使って保管していたサビキを使って改造を施します。どのように改造するかといえば、ハリスを細くします。それなら「初めから細いハリスの仕掛けを買ってくれば済むことでは?」

 

という疑問がわきますが、細いハリスのサビキは針も小さく喰いの渋い今の鰺では針ハズレ連発になってしまいます。しかも時折いいサイズの鰺も混じるためそんなときに針ハズレでは目も当てられません。針が大きくても小さな鰺は釣れますので少し大きめの針が私の腕にはちょうどいいんですよね。

 

余談になりますが、餌釣りなら針が小さくても飲み込みますからしっかり針掛かりする確率は上がりますが、サビキ釣りで針を飲み込む確率は高くありません。しかも合わせを入れることもありませんから、かかり具合は鰺任せになります。私の経験上「針は大きめな方がいい」これは一つのセオリーになっています。

※ハリスです。
※ストックされた蓄光の疑似針

細めのハリスを使う

※ハリスを結んだ状態

市販のサビキから疑似針だけを取り外して細めのハリスに結びなおします。此処の釣り場では比較的大きめの鰺が釣れますが、最近では大きくても中くらいの鰺が主流です。で幾日も雨が降らずに穏やかな天候が続けば潮も澄んでしかも今はちょうど満月の時期ですから、夜とはいえ海中は明るく、良く見えているものと思われます。

 

ハリスには、2号くらいを使いたいところですが、ハリス2号の市販のサビキは使っている釣り師が多いため「さらに細く」ということになってしまいます。それでも1号になれば25cmを超えた鰺を抜き上げるのは私の腕では難しく、1.5号が妥当な線だと思われます。

 

ハリスには、ナイロンではなくフロロの1.5号を使います。幹糸も同じくフロロの3号です。ボラやチヌがかかって切れることもありますが、その時は迷わず交換して手返しをよくする作戦です。ハリスの長さは、経験的に最良と思われる5㎝にします。これ以上長いと縺れの原因にもなり縺れたときに解き難くもなってしまいます。また、これ以上短いと喰いが落ちる気がします。

※ハリスを幹糸に結んだ状態

やってみて良ければ新品で

出来ました

暫くは貸し切り状態だった釣り場も、行く宛のなくなった釣り師たちが集まってきて好きな釣り座も早くいかなければ空いていない状況になってしまいました。(今回の私のように)一晩頑張って2尾や3尾の釣果では満足できませんよね。上手くやれば釣れない釣り場でないだけに工夫が必要になってしまいます。名人ほどの腕もないしね。

 

釣れるときにだけ釣りに行ってれば、こんなに試行錯誤することはないのですが、私たちが釣れないといっていても釣れる人は釣れています。できればその釣れる人の部類に入りたいと思うのが人情です。この改良が駄目ならほかにどんな改良があるのかは分かりませんが、

 

同じように並んでよく似たポイントに投げて釣っている人が倍も3倍も釣るんですからこの差を何とかしないといけません。今では涼しい顔をして「ささっと釣ってささっと帰る」名人も(私以上に)釣れずに悩んだ時間を積み重ねているんだと(自分に)言い聞かせて次の釣行で試してみたいと思います。

では、また。