おかず釣り師が行く!「これでどうだ」市販のケン付き太刀魚針のケンの部分を強化してみる

波止場から太刀魚を餌で釣るときにキビナゴなどの場合はシッカリ縫い刺しすれば針からズリ落ちる確率は下がりますが、鯖やサンマの切り身を使う場合はシッカリ刺したつもりでも暫く流していれば「だらんとずり落ちでチョン掛けと変わらない状況に」なっていたりします。

※ケン付きの一山いくらの太刀魚針

この状況を改善するために「ハンダと針金」を使って少し大き目な「ケン」を針に追加して使ってみました。結果は上手く行きました。身の薄いほとんど皮だけに近い餌でも十分使えて、かえってこの方が(身の薄い方が)太刀魚の針掛かりも良かったような感じでした。

※0.2mmφのステンレスの針金

準備するものは細いステンレスの針金と半田ごてにハンダ、ステンレス用のフラックスです。作り方は簡単です。針の軸のケンを作りたい部分に針金を巻き付けて端を少し残しておきます。巻いた部分にハンダを盛って固定すれば完成です。ステンレス用のフラックスは強力ですが水でよく洗っておけば安心です。

※軸に巻き付ける
※ハンダで固定する
※ハンダで固定する
※出来上がり

針金で作ったケンは巻きはじめと巻き終わりの2本出来ているが、1本で良いなら片方をカットすればいいし、2本のまま使ってもいいです。ケンの長さも好みでカットすればOK.ただし、0.2mmφの針金も指には刺さりますから取り扱いには要注意です。※因みに(私はハンダで固定しましたが)瞬間接着剤を塗って固定する方法もアリかもしれませんね。

では、また。

※画像の太刀魚はこうして改造した針を使って釣りました。

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