おかず釣り師が行く!「アミエビは 大きく買えば 安いのか?」撒き餌

鯵釣りに「欠かせない撒き餌」といえばアミエビです。近頃では常温保管のできるチューブ入りのものなどが売られていて便利になりましたが、毎日でも釣りに行きたい私には高嶺の花です。以前は釣り餌屋で買った国産のアミエビを使っていましたが、近頃では中華産のものを使用しています。

それでも撒いてしまうものですからなるべく費用はかけたくないのが本音で嵩増しに色々と添加剤をを工夫しましたが、今のところは安価で量の多い市販の添加剤を主に使ってています。アミエビに関しては中華産の物でも釣り餌屋でカット物を買うよりはプロの漁師さんたちが買う販売所で大きめのブロックを買った方が安く上がるとのアドバイスを得ましたので最近はそちらで買うことにしています。

ただ、プロの漁師さんたちご用達のところですから一回の購入量が最低16kgのブロックになります。1釣行あたりはかなり安くなりますが、1回の購入額も大きくなりますし、品物も16kgですから、私の1釣行あたりの2kgにすれば8個分あるんですよね。今回は、この大きなアミエビのブロックを小さく切り分けて保管する様子を紹介したいと思います。

スポンサーリンク

半日程度解凍します

大きなブロックで購入するようになったのはこの冬からですので、初めの頃は硬い氷の塊のようなアミエビを冷凍食品用の包丁を金槌でたたいてカット(割る?)していました。嫁さん愛用の冷凍食品用のステンの包丁を特別に融通してもらって金槌で「カンカン」やってたらほどなく刃が折れて短くなってっしまいました。

「これは硬くてダメだあ」少し柔らかくなるまで解凍しなければ・・・とやってみましたが、これには時間がかかりました。真冬のことですから半日放置しても硬いままです。1日放置してやっと楽に作業ができるように解凍できました。「解凍はだいたい1日やな!」自分なりな基準ですが、この真冬の基準が今回仇になりました。

今回も残りの約2kgのブロックが冷凍庫にあと一つとなったので、買ってきました。16kgのブロックです。紙に包まれたような感じですがこの紙は内側にビニールが貼ってあるもので多少の防水性はありそうです。で1日前、店番に行く前に寄り道して買ってきました。

地域のイタズラ猫

?私としては既に何回かやったことですので「余裕のよっちゃん」な気分でアミエビのブロックが冷凍庫内に増えるのを楽しみにしながら作業を思い描きます。「先ずは1日解凍して・・・」近所のイタズラ猫に解凍中のアミエビを強奪された経験が何度かありましたので軽トラの荷台に積んだままにしておきます。

翌日の朝(今朝のことですが、)嫁さんに「軽トラの辺りにハエが飛んでるよ」と言われて「やば!」ピンときました。「あの袋、穴あきだったんやあ!?」正確には穴は開いていなかったんですが、(もちろん破れてもいなかった)口の部分を折り曲げて「簡単に小さなテープで留めただけ」でした。アミエビが解けたら汁がこぼれて当然な状態です。

私はこの時点では袋のことばかりに気が行ってましたが、実は解かしすぎたのが最大の原因だったんですよね。解かしすぎたといっても周りが解けただけで芯の方はまだ凍ったままの状態ですが、包丁を入れれば簡単にカットできるでしょう。しかし、車の荷台やら下回り、下の地面まで汁が垂れてハエがブンブン言ってます。早く(カットを)済ませて掃除しなければ。

※解けてしまった部分を集めます。

9セット取れた

結果から言えば解けた分を集めれば少ない目の1回分になりました。都合9回分のアミエビが取れたことになります。少しハエは集まってきましたが、得した気分です。早速例の折れた包丁と金槌でカットします。金槌が必要ないくらいです。簡単に、しかも力いっぱいたたくよりも「やや正確に8等分」できたと思います。

カットした分は、ダイソーで買ってきた冷凍食品用のビニール袋に入れてインシュロックで口を縛ります。この方法が一番安価でゴミも少ないでしょう。袋に入れるには袋をかぶせてひっくり返します。袋の外側に汁などが付いたら後で洗い流せばいいだけです。汁が漏れたトラブルはありましたが、今回が今までで一番作業が早く済みました。約1回分得した気分だしね。

「ササッ」と洗って冷凍庫に保管します。解けた分は集魚剤を混ぜて容器に入れ冷凍します。これで今月の前半分は確保できました。

気温が高くなれば解けるのが早い

当たり前のことですが、(解凍時間が)冬場に比べて相当早くなっています。ゴールデンウィークを過ぎれば撒き餌(アミエビ)も小型のクーラーに入れて持ち運びしなければなりません。特に昼間は:去年から私もそうしていますが)100均の保冷材も真夏には1個では足りなくなります。それと釣行の後に万一残った餌があれば素早く冷凍しなければ(うっかり忘れたりしたら)酷い匂いになってしまいます。

 

保管が大変な反面、冷凍庫から出してすぐに釣行できることにもなります。全くすぐにとはなかなかいきませんが、釣り場についてしばらくすれば解けて釣りができます。この点は良いですよね夏場は。気軽に釣行できるようになりますから。

 

アミエビが高騰して、(値段が)元に戻ることは無いと聞きます。これからも大きなブロックを買って自分でカットする作業は続くでしょう。それは大きな単位で買えばかなりお得?になりますから・・・。

 

では、また。

#アミエビ#撒き餌#サビキ釣り#カゴ釣り