釣りには「サビキ針を自作したり」「竿を修理したり」釣り具に
糸を巻き付けるシーンが意外に多くあります。
その都度イチイチ、ボビンをもって巻いていたのではラチがあきません。
小さな部品などに細かくきれいに糸を巻くのって意外と難しいものなんですね。
ネットでサビキ針を自作している記事などを読んでいると
「糸を巻いたボビンに使うボビンホルダー?」がよく使われています。
もともと「フライフィッシングのフライ」を自作する道具だったんでしょうけど。
これを使って糸を巻いて部品を固定する作業は「タイイング」
というらしいので私もカッコよくタイイングと言ってみましょうか?
で、その「ボビンホルダー」は持っていません。実物を見たこともありません。
写真で知ってるだけです。ネット通販で買っても、
最安はそれほど高価なものでもなさそうですが、
品物の値段よりも運賃のほうが割り高くつきそうな感じです。
それほど複雑な作りでもでもなさそうだし、
針金を曲げて作れそうだからつくってみましょう。
ボールペンの芯
なんでも作ってみたい性分なので早速やってみます。先ずは口の部分。
適当な細さのパイプ(金属製)が無かったのでボールペンの芯
(インクが入った部分:樹脂製)をカットして使ってみます。
もちろんインクが無いもの(使い古し)を探して適当な長さにカットします。
その他の部材はダイソーで揃えてきました。糸は(ボビンの大きさが気になりますので)
とりあえず1個買って来ました。大き目のビーズはネットの製作記事で見かけたので
何も考えずに買いました。ピアノ線は少し細めですが手元に有りますし、
あと要るとすれば(ボールペンの芯を取り付けるための)瞬間接着剤かな。
見た感じ、ビーズはどう使おうかな?買ったけど??
ネットの記事ではビーズを使って作っていたけど、今回は必要ないかもしれない。
ま、持ってればほかに何か使う場面があるかもしれませんので保管しておきましょう。
こんな感じで適当に買って「何に使うつもりだったんだろう?」
って部品があちこちに残っています。
作ってみます
針金(ピアノ線??)を曲げるところから。比較的細い(1.2mm)ですが、
曲げるにはかなり力が要ります。設計図も何もなしで想像した形に曲げて行きます。
いつもこんな調子ですが何とかなるときは何とかなっています。
全くダメなときはあきらめて簡単でも図面を書いてみています。
ボビンが空回りしないように芯の中に入る部分を工夫してみました。
そのほかの部分は、ネットで見た形を参考に曲げて作っています。
シンプルで再現しやすい形に出来ました。各部のサイズは、
いつもの事ながらテキトーです。一応曲げの工程はこれで終わりました。
これから、口の部分(ボールペンの芯を短く切ったもの)を取り付けます。
テグスを巻き付けて瞬間接着剤で留めるだけの簡単な作業です。
瞬間接着剤で接着するだけでも固定できそうですが、
(私は)はじめから糸を巻くつもりでしたので糸を巻いて
瞬間接着剤をしみこませます。
早い、簡単、安い!
ぶら下げてみてボビンが空回りしないか見ています。これなら行けそうですね。
上手くできました。(自画自賛)ピアノ線が細くて頼りなければ
もう少し太いもので作り直すことにしましょう。
では、また。
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