去年もそうだったのか?定かな記憶はありませんが、今年の波止は今のところ鰺(いいサイズの鰺)が釣れません。私なんかが釣れないと嘆くのはいつものことですが、ベテランのしかも名人と一目置かれる釣り師までもがボーズで帰るほど釣れないんです。豆鰺は釣れています。ただ、鈴なりに釣れるほどではなくて程々です。ゆうマヅメに豆鰺が鈴なりに釣れないということは海況がよくないということだと思います。
私が通うこの釣り場は、餌釣りもそうですが、サビキ釣りでよく釣れる釣り場なんですね。ということでサビキ仕掛けの試行錯誤はみんなそれぞれ一家言あるほど精魂込めています。私もそれなりに仕上げた仕掛けで釣っていますが、こう釣れなくては、サビキはいったん置いといて餌釣りを試してみないわけにはいきません。
餌針の2本針(カゴ釣り)もしくはハイブリッド(サビキ仕掛けと餌針の組み合わせ)でやってみるしかないでしょう。ということで必要となるのが刺し餌なんですね。モチロンそのまますぐに刺せる刺し餌も売ってはいますが、何分高くつくような気がします。そこで、私がやっているのが「ブロックで買える刺し餌用オキアミを少し締めて遠投に使えるようにしたい」という試みです。
解凍する
1kgくらいあるでしょうか?ブロックのオキアミを買ってきました。1kgもないかな?とにかく解凍します。水を張ったバケツに(パッケージごと)浮かべておきます。私は10号の餌針(鰺針)を使いますが餌はオキアミのSサイズです。これは遠投時にはずれにくいと思うからで大きなオキアミに小さな針では「ブン!」と振り回した時にはずれてしまわないか?と心配するからなんですね。
この組み合わせでも問題なく釣れていますので気にすることはないでしょう。オキアミが解凍出来たら、ザルにあけてしばらく水気を切ります。十分雫が落ちたら味醂と味の素でしばらく漬け込みます。味醂や味の素の分量は適当です。(いつも適当です)漬ける時間も(長い方が良いかもしれませんが)私はオキアミの色が(薄ピンク~濃いピンクに)変わればそれでいいと思ってやっています。それと時々つまんでみていい硬さになっていればOK.という判断です。
自分の目と指で確認しながら漬け込んで水気を切って仕上げます。水気を切った後少し乾燥させる方が良いように思いますが今回は、夕方になって蚊が飛んできましたので、乾燥はほどほどに完成としました。まだまだ硬さが足りないようならまた干せばいいし、下に敷いたペーパータオルの効果で良さそうならそのまま使うし、何処までも適当な感じでやっています。
材料はオキアミと100均の味の素と安売りの味醂風調味料
ネット上などでは集魚効果を高めるためにいろんな味付け?をやっている記事を見かけますが、私の目的はあくまで遠投仕様のオキアミの刺し餌です。私たちが通う釣り場では、刺し餌といえばオキアミだけではなくてもちろんボイルのオキアミ、鶏肉の切り身。リッチな人たちは生シラスなんかを使って釣っていることもあります。
その中でもオキアミは年中使えてスタンダードな餌という感じです。ただ、入手しやすいオキアミですが、刺し餌用として売られているものは確かに使い勝手もいいし餌もちもいいですが、お高い感じがします。撒き餌のアミエビが高騰している今となっては、少しでも出費を抑えたいのが毎日釣行派の願いです。
今回のように自作すれば(これも元々餌用に売っているオキアミですから自作というのは厚かましいかも?)安くつきます。今回の費用はオキアミブロック小が270円。味の素が100円。味醂風調味料が180円だったかな?合計で550円(税別)?で、5回分以上取れてしかも一回分がはるかに多い。。となれば自作するほかないでしょう。
釣れるか釣れないか?
釣れるのは間違いありません。「どの餌よりもよりよくというのではなく、おそらく同様に釣れると思います。」餌用として売られているオキアミ(小パック)と同等だと思います。今まで使ってみてそう感じています。ただ、何よりこうして自分でやっていればもう少し堅い方が良いとか、熟練者がやっている添加物を混ぜてみるとかいろんなことが試せます。
もしも私のこの記事に触発されてやってみようと思われる方は、もっといい方法を見つけた時にはぜひ私に教えてください。ただし、簡単で分かりやすくて安価な方法に限ります。
では、また。
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