おかず釣り師が行く!鯵投げサビキ釣り丘ッパリ「風止んで 釣れると思えば 冷え込んで」

今夜は釣りに行こうと、朝から張り切って偵察などしていましたが、早朝はまだ風が強くルアーを投げている知り合いも震えながら投げている様子です。日高港湾(北塩屋)も釣果の方はイマイチなようで、唯一カマスが竿頭で6尾だったかな?急いで仕掛けを取りに帰ってやってみようという気にはなれませんでした。

帰宅してしばらくするとヤマト運輸の配達便です。いつもお世話になっている「アマゾン」さんからの荷物が届いたようで早速開封して眺めてみます。

カセットガスコンロです。ほかにもあるのに優れものということで思わず衝動買いしてしまいました。見るからに新しい仕掛けで優れもの感が溢れています。「見掛け倒しにならなければいいが・・・」と思いながらなべ物の日を楽しみにしましょうか。

これは役に立ってくれるでしょう。普段は軍手愛用者ですから特別な日に使いましょうか?いや、せっかく買ったんだから寒い時期に有効に使うべきですよね。早速使うことにしましょうか?

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夕方5時を待ちかねて

少しは風もおさまったのか?まあ少しはおさまったようです。日没が午後5時過ぎですからそれに合わせて釣り場に向かいます。しばらく釣れ渋った日が続いていますから人出が気になります。できればいい釣り座に座りたい。これは誰もが思うことですが、ここの釣り場は釣り座の数が限られますので特にその思いは強くなります。

実際に釣り場に着いてみると県外からの釣行者が二人いただけで地元組は私一人です。やはり釣果が思わしくないので敬遠されているのでしょう。まさか?寒いから??否、そんなことはあり得ません。釣れてさえいれば少々寒くても多少の雨でも釣り師はやってきます。「人がいないのは釣れていないから」これが正しい答えでしょう。

夕方5時を待ちかねるようにやってきた私は少し拍子抜けした感じで釣り座に着きます。県外からの釣行者二人の間に入れてもらいました。彼らは気さくな良い人たちでしたので今夜の釣りは楽しくなりそうですが、問題は釣れるかどうかですよね。私は今夜の釣りは午後11時がピークと考えています。もちろん朝まで粘ればいい時間帯はほかにいくつかありそうですが、日が変わるまでに帰ろうとすれば午後11時ころのチャンスが唯一のような気がします。

釣れていない時でも

釣れていないと周りが判断しているときでもこの日から釣れ始める日だったり突然群れが回ってきたりすることがあるんですよね。だから釣りは面白い。特に此処のような実績のある釣り場ではわずかな条件の変化でも全く釣れなかったものが突然釣れたりすることがあります。

だから気を抜かずに真面目に投入を繰り返すべきなんですよね。時には竿をほったらかしにして世間話なんかに夢中になっていて「周りが釣れ始めたら釣ってやろう」なんて人もいたりしますが、私はそんな人は気にもせずひたすら愚直に投入を繰り返すやり方です。ずっと話をして釣れ始めたら参加してそれでいい釣果を上げる人ももちろんいますが、私は頑固にそうはしません。

「釣れても釣れなくても釣りは釣り」いつもそんな風に考えて釣っています。ずっと釣れなくてそれでもあれこれ考えながら投入を続けて釣れ始めた時の嬉しさがそこにはあるからで、遠回りしてこそ得られる喜びもあるんですよね。何か悟ったようなこと書いてしまいましたが、いつ行っても何度通ってもお笑いにしかならないような釣果が続いたこともありましたのでその間に身に着いた自己防衛なのかもしれません。「釣れなかった時の言い訳」という方が簡単かもしれませんが。

アミエビと米糠

意外にも今日は暗くなってしばらくしたころからポツリポツリと釣れ始めました。10尾釣れたらいい方だと思いながら来ていましたが結果的には20尾以上釣れていました。今日の潮はあまり大きくは動かず。私の仕掛けが効果を発揮する状況にはなりにくかったです。

サクッといえば普通のサビキ仕掛けのほうが釣れる状況でした。差がつくといえばサビキ針の色と質、あとは撒き餌です。今の私は米糠主体の撒き餌でアミエビの混入量も極力減らしています。色々試した結果自分なりにこの方がよく釣れるという考えになったんですよね。

一時はアミエビを一晩に3キロ撒いたりしていましたが、その横で「ほぼ米糠オンリーという友人が爆釣して私はぼつぼつ」ということが続いたのでやり方を変えています。ずっと通っているんだから物量より技で釣りたいですからね。まだまだ研究半ばですが「物量より技で釣る」という言葉に魅力を感じながら釣り場に通っています。

果たして午後11時の予測は

4~5尾連続で釣れました。人が羨むほどの爆釣ではありませんでしたが、潮見表や天候から導き出した予想がある程度当たった?結果になりましたので満足です。これは予測とは別ですが、上げ潮より下げ潮のほうがサイズもいいし揃います。これも新しい発見でした。

30センチ超えはありませんでしたが、28センチクラスが軒並みです。満足して午前零時までに家に帰りつきました。全行程で約6時間かかっていますので数的にはイマイチな釣果ですが、内容は良かったと自負しています。このあと冬型の気圧配置が強まりそうなので次はいつ行けるでしょうか?そろそろ本格的に日高港湾も視野に入れていかなければならないかな?

 

では、また。

 

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