久しぶりの南風。
もちろん冬に南風が吹けば雨が降るというのは
想像に難くないですが、
天気予報では強い雨では無さそうですので
日高港湾に行ってみたいと思っています。
最近の情報では「マルアジ」が釣れているということで、
おそらく釣り人は多いでしょうが、
マルアジの大きさも気になりますし釣れる時間帯も気になります。
「煙樹ヶ浜」は既に多くの釣り人
前日(1月18日)にも良い天気で(波も静かで、さざ波程度です)
煙樹ヶ浜に釣行しました。
「下げ潮の間の釣りで爆釣」を楽しみにしていましたが、
未だに爆釣に出会えていません。
そこで
「少し釣り座を南に移動して新しいチャンスを探してみよう」
と考えていました。
実際に(1月19日)に駐車場についてみると
既に多くの釣り人が釣り座に着いていて、
予定していた辺りまで切れ間なく並んでいましす。
私の描いたプランは脆くも崩れ去って
「理想は現実の大波に流された釣り」
になってしまいそうです。
一番南の端に釣り座を構えます
それでも予定していた南の方への移動は
(仕方なく)実現しましたので
「初めからここで釣るつもりだった」と自分に言い聞かせて
一連の(キャンプ場下の釣り師の流れの)一番南の端に釣り座を構えます。
設営を終えて自前の椅子に腰を下ろして
見事な夕日を眺めていると
「詩的な感情が(なら良いのですか)眠気が襲って来そうです」
嫁さんに持たせてもらった熱い番茶を一口すすって
午後6時の釣り開始を待ちます。
大阪からの知り合い
以前から仕事の関係で出会って
釣り談議に花を咲かせていた知り合いが、
ここ(煙樹ヶ浜)を訪れてくれていましたので、
彼も隣で釣っています。
初めての釣り場で四苦八苦しているだろうと思って行ってみると
持ってきた道具を何とか工夫して
「2尾のトツカ鯵」を釣っていましたよ。
さすがの腕前に驚きです。
鯵のサビキ釣りということで持ってきた竿は普通の磯竿でしたので
彼は予備に持ってきていたシーバスロッドに
サビキを付けて投げていたのです。
予め連絡を受けていれば彼用の竿や仕掛けを用意できたのですが、
彼が来るのを知ったのが駐車場に着いてからでしたので
何も準備できていませんでした。
とにかく「自分で何とかできる人」と言うことが分かって
私も自分の釣りに専念します。
結局、いつもの「8時の人」が帰るまでに
「8時の人は8尾」私は7尾でした。
大阪の友人は2尾(初めての釣り場と仕掛けを考えれば立派な釣果です)
そのあと私が1尾、
大阪の友人がタコ(イカ用の餌木を使って)を1匹それぞれ追加して
納竿としました。
幾つか忘れ物が
朝4時に起きて釣行するつもりでしたが、
「アレクサ」を停めて午前6時まで寝ていました。
慌てて出動しましたので幾つか忘れ物が
「水汲みバケツ、日高港湾用のサビキ」など致命的ですが、
「煙樹ヶ浜用の仕掛け」がありますので何とかなるでしょう。
奇しくも昨日の大阪の友人の立場と同じになってしまいました。
ただ、その原因には
「彼は初めての釣り場」「私は寝坊」
と雲泥の差がありますが。
「その場で何とかしなければ」
と置かれた状況は似たものでしょうか?な?
午前7時頃には釣りはじめ
まるで煙樹ヶ浜の仕掛けのまま
棚だけ「日高港湾に合わせて」釣り始めます。
着いた釣り座は特等席からは程遠く「いわば2等席」。
それでもターゲットが回遊性の強い「マルアジ」ですから
可能性が無い訳ではありません。
投げている釣り師のほとんどが「マルアジ狙い」でしょうね。
その中にも「サビキ派」「カゴ釣り派」とありそうですが、
私の隣は「カゴ釣り派」のようです。
エサを付けて2時間ほどの間に
「良型のキス」を2尾釣りあげていました。
これは外道としては優秀ですよね。
ただこれでわかることは
「狙っている棚がかなり深い」ということです。
午前8時を待って私も師匠に確かめてみます。
「やはり最近は5ヒロ以上で釣れているらしい」。
「マルアジは3ヒロ」と言う常識めいたものは、
真冬には通用しないようですね。私も棚を下げて行きます。
午前9時頃
全く魚信の無いまま2時間ほど経過しました。
地元の釣り師たちでしょうか?
一人二人と諦めて帰って行きます。
午前9時頃になって一番外海側で2尾ほど一人の釣り師に釣れた様子で
少し期待を持ちましたが、後が続かず。
隣の腕利き釣り師も出番がないままです。
師匠が教えてくれた時間的なポイントは
「干潮11時過ぎなら11時の潮どまり前と一時間ほど後の潮の動き始め」
チェックするならこの二つと言うことだったのですが、
私はこの11時が待ちきれず午前10時に納竿としました。
全く魚信無しで3時間座っていましたので諦めがつきます。
釣りたければ「念入りな釣り竿を持たない調査」が必要ですね。
こうして座っている間にも見知った顔が
何人も車で一周しただけで帰って行くのが見られました。
中には車中からしばらく眺めて帰って行く人も。
「みんな自分の目で見てパトロールしてるんやあ」
竿を持たない釣行の重要性を知らされた「日高港湾」でした。
では、また。