おかず釣り師が行く!「鍛錬の つもりで通う 低迷期」波止釣り サビキ釣り

テンビンの形を変えてみたり、長さを変えてみたり。撒き餌の出を良くしてみたりカゴを変えてみたり。上手い釣り師と下手な釣り師の釣果の差がハッキリと出る時期なんですね。私はもちろん下手なチームですが、私より長く通う釣り師でも私より少ない釣果に甘んじる人も多く、釣行した甲斐がある程度に釣れる人はごくわずかです。そのためか、最近は釣り場に集まる釣り人の数も減ってきました。

そんな中ですが、私は名人のお伴という感じでほぼ毎日釣行を重ねています。名人は「手取り足取り」教えてくれるタイプではなく「見て勝手に覚えたら?」というスタイルです。最近では時々「少しマシになったな」と言ってくれることもあり、渋いなりに少しずつ釣果も上向いてきました。

ただ、夜明け前の盛況のうわさとは裏腹に半夜釣りの成績は一向に良くありません。名人の釣果について思い返してみても、30尾~40尾という釣果の日は遠い昔のようになってしまっています。最近では、ゆうマヅメのごく短時間に釣れてそのあとは「無しのつぶて」というパターンですので通う方も無駄に粘らず「ピークが過ぎれば撤収」というスタイルに切り替ってきました。

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小鯖の群れ

少し前から小鯖の接岸があって、明るいうちには「小鯖の爆釣」が待っています。サビキかごに餌を入れずとも試し投げにも食ってくるくらいに小鯖が溢れています。鰺を狙う時間帯になっても小鯖が喰ってくる場合があって「ウキに反応が出ないまま放置したら仕掛けがぐちゃぐちゃ」ってことも珍しくありません。

私は、この小鯖の「イリコ?」が大好きです。もう少し大きくなれば、小さいながらも「キズシ」にできますが、今の大きさなら「イリコ用」に100尾くらいをめどに釣って帰ります。時間はそれほどかかりません。仕掛けが縺れるトラブルがなければ1時間もあれば100尾くらいは楽に釣ることができます。

釣ってきた小鯖は、頭とはらわたを取って白湯で茹でます。十分火が通ったら取り出して水気をきり、少し炙ります。ちょっと焦げ目がつくぐらいに炙れば香ばしさが加わっておいしくなります。私はこれを生姜醤油などで食べるのが大好きなんですよね。

鰺の方は?

此処の釣り場に通う「主な目的は鰺釣り」なんですからその話題に戻ります。今のところ「カゴやテンビン」をいろいろと改善?改悪?して試行錯誤の連続です。「あちらを立てればこちらが立たず」これを繰り返しながらも一定の形が見えてきたように思われます。何に悩んでいるか?といえば「6本針のサビキを完全フカセで投入する)ということなんですね。

夜釣りですから「シンプルな仕掛け」が大きまテーマですし、バックヤードが狭い波止の形状から「短く振りぬいて遠くに飛ぶ仕掛け」も必須条件になってきます。Lサイズのロケットかごに撒き餌を詰めて10号の錘で投げれば3号の竿では距離が伸びません。これにしばらく悩みましたが、Lサイズのロケットかごに撒き餌を満杯にするだけで13号の錘程度の重量なんだということが分かって一つ前進。

距離が解決したところで、カゴを含めたテンビンのデザインです。カゴの下にテンビンという形に落ち着いたもののテンビンの長さは短くすれば縺れて長くすれば撒き餌から遠ざかってしまうという二つの相反する条件をカットアンドトライで煮詰めていきました。

3歩進んで3歩下がる

今日も試行錯誤は続いています。操作性が向上すれば釣果が遠のくといったことを繰り返しながら少しずつ改善?改悪?変化しています。少しでも自画自賛できるような結果が出たら、鬼の首を取ったように報告をさせていただきたいと思っています。その時は「ぜひ半信半疑で」当欄(私のブログ)をご覧ください(笑)

では、また。

 

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