いつも「バカな事ばかり」思いついては試していますが、
本日のネタは良いアイデアだと自負しています。
要するにいつも太刀魚を釣っているワームに
秋刀魚の臭いをつけてやろうというものです。
「そりゃあ釣れるでしょ」って?
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まずは、なるべく新鮮な「秋刀魚」を調達します。
和歌山市内に出かけていましたので
帰りに2尾税込み200円也を購入。
なるべく小魚に見えるようにカットして砂糖漬けに。
そのまま冷凍して出動を待ちます。
ジャリ船
早起き(午前3時半)して日高港湾へ。
到着は4時ごろでしたが、
あいにく「ジャリ船」が入港していてライト明々、
音はボンボン、ガタゴト。
賑やかです一説には
「太刀魚は振動や騒音に敏感」
と言うことで今日は期待薄です、
折角早起きしたのに残念です。
小鯵は釣れているようです。
こんな状況でも、
私より20歳近く年上の先輩釣り師たちが
何人も詰め掛けてエサ釣りで太刀魚を狙っています。
おそらく1時2時から場所取りしていた人たちでしょうね。
釣れないのか?竿と道具だけ残して車で仮眠?
している人も何人かいます。
朝マヅメを待っているのでしょう。
私も早速準備します。
漏れ聞こえてくる
漏れ聞こえてくる話では
「船が入ってきたので大番狂わせ」であるとか?
「鯵は釣れているが型は小さくなった」
「今朝、サンマが10時から売り出しで安い」
とかローカルな釣り情報がほとんどです。
しかも年配者の会話だけに
同じ内容が幾度となく繰り返されていますので
少し離れていても話の内容が十分くみ取れます。
その中でも最近は
「5時になれば釣れる」
「5時までは釣れない」
「パターンは同じ」この内容は、
私を心強くさせてくれました。
思い付き
昨日思いついた「アイデア」を早速試します。
ワームのジグヘッドに付けたアシストフックに
「秋刀魚の切り身を縫い刺し」します。
初めは「皮をチョン掛け」で1投で外れ。
「2回刺し」でも2-3回で外れ。
「3回刺し」でも何回か投げるうちに外れました。
エサ釣りと違って投げるときの風圧も違うでしょうし、
アクションを付けながら巻くので
当たる水流も激しいのだと思います。
「それでは」と1回確実に皮を刺して
後からカマス用のワームを抜け止めに刺しました。
これなら、サンマの切り身が海水に洗われて
皮だけになるまで外れずに針についています。
思わぬ収穫
周りのエサ釣り師たちに
全くアタリが無い状態で明るくなってきました。
私の「思い付き」も釣れないまま
「餌切れ」となりましたが、
ここで思わぬ収穫がありましたよ。
餌が無くなって皮も付いていない状態で
何度か投げていると突然「ヒット」です。
釣りあげてみると
「アシストフックに付けたカマス用のワーム」
に食っています。(正確にはアシストフックに掛かっています。)
そのためのアシストフックと言えばそれまでですが、
その後も乗らないながらも
小さなアタリが何度かありました。
その都度「カマス用のワーム」に傷がついていて
「これを食ってきているんだ」と解ります。
「瓢箪から駒」ではありませんが、
新しい発見のようですね。
「何度か試して本当にいいアイデアなのか?」
確かめてみたいと思います。
では、また。