「港の鯵サビキ釣り」日高港湾 暗い内は釣れなかったらしい。雨が降るまでの釣行。

※本日の釣果

明るくなってからの釣果です。今日も暗い内の釣果は振るわなかったようで、深夜~早朝のベテラン釣り師も揃っていましたが、渋い顔で座っていました。私は遅く来たので、番人が帰った後に入らせてもらいました。今日は雨が予想されていて風も南風が吹くようです。防水の防寒着を着ていますので、南風で岸壁の砂埃が舞い上がるより、少しくらいなら雨模様の方がまだましです。

スポンサーリンク

刺し餌は持ってきていません。

日曜の朝ですが、最近は釣れていないので遠来組も少なく岸壁の混雑はありません。そのためか混雑を嫌う番人たちのベテラングループも釣行していました。私は「暗い内はおそらく釣れないだろう?」と踏んで明るくなってからの釣りを選びました。

 

「カゴ釣りよりもサビキ釣り」ということで刺し餌は持ってきていません。食いが渋いときは餌を付けた方が釣れますが、今日はサビキのみで通します。餌を持って来れば迷う要素が増えるだけですから敢えて置いてきました。

「直線的な仕掛け」

いつものように釣り座を準備して釣り始めます。下カゴのシンプルなウキサビキ釣りです。道糸に直にサビキを付けて一番下がカゴですので「直線的な仕掛け」です。トラブルも一番少ないかな?錘が一番下ですので「遠投時も回収時も」仕掛け絡みの心配がありません。

 

ただ一つ絡むとすればサバなどの横走りの激しい魚が釣れた時です。この時はなるべく早く取り込むことと糸を緩めないことを心掛けます。気を付けていてなお絡むのは仕方ないことと諦めます。そんなときはなるべく早く絡みを解いて再投入に努めます。

潮としては悪くはない

干潮時刻が午前6時台と典型的な上げ潮の釣りになります。参考までに此処日高港湾は下げ潮の釣り場で上げよりは下げの方が断然釣果が良いのです。下げ潮でしかも右から左に流れるときが潮としては最良の潮ということになります。

 

今日は上げ潮ですが流れは右から左に流れています。「潮どまりの1時間後くらい」今日なら8時頃からが釣れ時ということになりますね。ま、だいたい予想は外れるものですが、今日のところは釣れ始めました。深い棚でポツポツと釣れて来ます。距離は20m程度前方に投げています。

午前11時頃に師匠

「まあ、周りより少し少ないかな?」位の釣果で推移していましたが、9時前後に朝から釣っていた知り合いが2人帰りました。面白い釣りでは無かったのでしょう?フェンス側が2人分空いたので少し移動して釣り続けます。「今日は昼まで」と宣言して出かけてきていますので、もう少し粘ってみます。

 

午前11時頃に師匠がやってきました。私の釣果を見て「これならズボ釣りの方が良いな?」「いまからズボに変えてやってみては?」「自分もズボで釣るし」というアドバイスをくれましたのでズボ釣りに変えます。変えると言ってもウキを外すだけのことですが。そして師匠の真似をして普段では考えられない浅い棚を探ります。

鯵は棚

鯵は居ました。さっきまで釣れ渋っていたのが嘘のように1投1尾で釣れて来ます。多い時には2尾釣れて来ます。ここで安心していては師匠に叱られます。サビキの上の針にばかりに喰うようなら棚を浅く、下の針に揃うなら棚を深くアジャストしていきます。「どうやら魚はもっと浅い棚を泳いでいるようです」今迄からいえば常識はずれな棚でよく釣れています。しかも「周りが釣れていないのにもかかわらず」です。

 

師匠がやってきて「鯵は棚やな!」と他人事のように言います。私はその様子を呆気にとられたようにただ見ていました。また一つ貴重な経験をさせてもらいました。釣果の方は師匠が来るまでの4時間ほどを師匠が来てからの1時間弱で遥かに追い越しています。朝マヅメとかの条件がありますのでサイズの大小や魚種は多少朝早い方に分がありますが、数ではこの1時間弱がダントツです。正午のサイレンが鳴りましたので、この辺で納竿とします。

 

では、また。

釣り日誌一覧

前の記事 / 次の記事