午後5時過ぎ「浜の半夜釣り」への道中です。西に向かって車を走らせます。天気が良いせいか夕日が眩しい・・。2月中旬ともなれば日に日に夕暮れが遅くなることを実感できます。
私の家から浜に向かえば日高川を渡ることになります。河口近くにかかる天田橋の手前、信号待ちの間に川面をチラリ見て波や風の状況を確認してみます・・。川面にはちょっとさざ波がある感じ。
今夜の波は70cmを超える予想です。普段だと50cmを超える波なら釣行はしない筈ですが、今夜は特別。野暮用と悪天候で2日ほどお預けを喰らってましたからね。今夜は下げ潮の釣りになりますが、(波が高いので)波の砕ける幅が広くて取り込みに難儀しそうな気配です。
波が高ければポイントが遠く
3枚目の画像が今夜の釣り座から撮ったものです。(波が砕けた瞬間じゃないためか?)普段と変わらないように写っていますね。実際はこんな風じゃなかったんですけどね。しかも夜が更けるにつれ波が小さくなる予想だったのに、余計に大きくなった気がしました。
波が高くて砕ける幅が広がれば、その分ヒットポイントが遠くなります。こんな日の浜は遠くに投げれる釣り人は有利です。鯵は波の砕ける範囲は好まないようで、渚から離れたところで待ち構えているようですし、この傾向はサイズのいい鯵ほど影響が大きい?ようで(サイズの)大きいのが釣りたければより遠くに投げた方が良い。
ただ、遠くに投げて遠くでヒットさせれば長い距離を引き寄せることになり、おまけに渚まで来れば大きく波が砕けていてここまで寄せれても最後に波にあおられて針ハズレ・・。これは体型の大きな鯵ほど(波にあおられて外れる)確率が高い気がします。折角大きいのがヒットして、針ハズレにおびえながらやっとのことで渚まで寄せても波打ち際で砕けた波に揉まれて「パー!」
土曜に釣行した友人が・・
土曜に釣行した友人が「鰺が小さくなった」と嘆いていました。「金曜にはそれほど小さな鯵の割合も多くなかったのに・・」噂の実態を確かめる意味もあって今夜は波が多少大きいのを我慢して釣行していたわけなんですが。
実際のところ、刺身サイズの鯵は主役の座から退いてメインは唐揚げサイズの鯵になっていました。ま、これは昼間に十分な日照時間がなく浜辺が温まっていなかったからなのか?川から冷たい雨水が流れ込んだためなのか?いくつか理由はあるんだとは思いますが確かにサイズが小さくなっていました。
数が釣れないうえにサイズも小さくなって・・。こうなると通ってくる釣り人が減りますよね。私もこんな状態が長く続けば別の釣り場を考えますが、前回もそうだったように何とか繋いで通っていれば突然釣れる日もあります。ま、それを夢見てもうしばらく通うつもりですが、今日明日あたりは荒れ模様になるという予想です。
もしかしたら、この「荒れ模様」が次のチャンスを運んでくるかもしれませんね。
では、また。