波止でのサビキ釣りで鯵狙いの外道と言えばサバ。それも大きなサバなら持ち帰りますが小さめなサバは持ち帰らない釣り人も多いと思います。釣魚はなんでもそうですが一度針掛かりすればかなりのダメージを受けます。もたつけばそのまま海に返しても生存できない確率が高くなってしまいます。
毒魚など持ち帰れない魚を除いては、釣ってしまったらなるべく持ち帰って食するようにしたいものですね。大サバは別格として中型、あるいはそれ以下のサイズのサバは釣れても持ち帰らない釣り人も多くいます。食べ方がわからないのか?以前あった釣ったまま釣り座の周りにまき散らして帰る人は最近はあまり見かけませんが、放置しておいて帰りに海に投げ込んで帰る人は時々見かけます。
以前から私の先輩釣り師がサバの食べ方をレクチャーしてなるべく持って帰って食べるように啓発しています。食べ方を教えれば持ち帰る人もいますし、近所の釣り仲間では先輩の話を聞いて食べるように持ち帰る人も少なからず増えました。私はもともとサバが大好きで、嫁さんも漁師の娘ですから小型のサバの食べ方はお手の物です。以前(2018年)にも一度書いていましたが、最近小鯖がよく釣れるようになったのでその記事をもとに新しく書き直してみようと思います。
小鯖の生節を作ります。
生節はサバ節の一歩手前のようなサバの加工食品です。茹でた上に少し炙ってあるので香ばしく生臭さも薄れているうえにサバのうまみは十分味わえます。出来上がったものを冷蔵庫に入れておけば保管が利きますし、食べる前にもう一度炙れば美味しく食べることができます。
サバは、そのものを煮たり焼いたりそのほかに調理して食べるほかに当地では昔から生節にしておいて混ぜご飯(ちらし寿司のようなもの)の具材として、酢の物の具材として、炙っただけのものを生姜醤油で食べたり、煮物のダシとして使ったり、もちろん固くサバ節にして削り節にしたりといろんな食べ方で食してきました。ま、私は生節を生姜醤油で食べる簿が大好きなのですが。
早速作り方を解説します。
※ここからは2018年の記事を引用しています。※
頭を落として腹を抜きます。腹側から背骨を見て中央に縦に血の塊があります。これを綺麗にして、腹皮の内側も綺麗にします。
※今回は小さな魚ですが「魚の大小にかかわらず下ごしらえの基本だ」と漁師の家に育った嫁さんが力説しています。
茹でます。お湯は沸騰してからとばかり思っていましたが、、水の状態から材料を入れておくそうです。塩味ではなく白湯で茹でています。
この記事のサバは小さく量も少ないのですぐに茹で上がりました
茹で上がったサバを軽く炙ります。我が家は、ほぼ毎日焼き魚ですのでコンロはこの通りです。
少し焦げ目がつく程度で完成です。
小鯖は美味しいよ
サバの生節は酢味噌におろしショウガで食べるのが美味しいと聞いたのですが、私の家では「ショウガ醤油」が定番になっています。
では、いただきます。
・・・また。
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