嫁さんのお供で訪れるスーパーの店頭。夏になればスイカ、桃、ぶどうが並びます。中でも夏と言えば「トウモロコシ」が気になります。近頃は北海道に縁のある弟が「朝取りのトウモロコシ」ってのを送ってくれます。
もちろん「売り」は新鮮さなのでしょうが、白い実のものや同じ黄色でも何品種かあるようで、初めてもらった時は「トウモロコシと言えば黄色い実のもの」だと思っていた私には新鮮な驚きでした。中には「生でそのまま食べてもおいしい」というのも何本か入っています。
トウモロコシの食べ方は（生食用のもののほか）茹でたり、焼いたり、料理に入れたり。いろいろあるようですが（私のうちでは）新鮮なものはレンジでチンが手っ取り早いので一番多く、スーパーで買ったものなどはたいてい茹でているかな？
かぶりついて
実際に食べる段になれば殆どの場合茹でたものに降り塩をしてかぶりつきます。バターを載せたり醤油を垂らして焼いたり、色々の味付けはあるようですがウチではほとんど降り塩の一択です。
そのほかに料理に入れたり、料理に入れなくても実を軸から外してまとめてスプーンで口に運ぶ食べ方もあるようですが「私にとってトウモロコシはかぶりつくもの」というイメージが強く軸から外せば別物のような感じがしてしまいます。ただ、軸から外してもトウモロコシはトウモロコシで他のものになるわけではありませんね。
もちろん実を軸から外せば味付けしたりほかのものと混ぜたりとバリエーションは広がりますが茹でただけのトウモロコシの旨さはどうなんでしょう？やはりかぶりついて食べるほどの旨さは味わえないのでは？と思ってしまいます。
食べ比べてみる
トウモロコシにかぶりついて食べる食べ方は美味しいのですが、この食べ方の一番の悩みは「食べた後に歯と歯の間に(トウモロコシの）実の皮というか？袋というか？繊維というか？が挟まって爪楊枝で取るのに難儀する」ことでしょうか。
私の場合、歯と歯の隙間が広いのか？特に挟まる度合いが多い気がします。これがなければトウモロコシはもっとおいしく度々食べれる食べ物になるはずなのに「歯に挟まる」から美味しいけど毎日食べたいとは思わない食べ物になってしまっています。
もしも茹でたてのトウモロコシの軸から実を外して食べても同じようなおいしさを味わえるなら私にとってのトウモロコシへの評価はさらに高くなるはずです。さて、思い立ったが吉日です。早速買ってきて試してみましょうか？ついでにダイソーに寄ってトウモロコシピーラーなるものも買ってきましょう。
茹でる
台風の影響からでしょうか？トウモロコシの鮮度がイマイチです。何軒か回って確かめましたがどの店でも似たり寄ったりでしたので真ん中くらいの価格のものを買ってきました。早速茹でてもらいます。
３本買ってきて１本は茹でてそのままかじります。もう１本は茹でた後件のピーラーで実を外して食べてみます。残りの１本は茹でるのを手伝ってくれた嫁さんに。しかし、２本もたべたら夕飯が食べれなくなるなあ。
聞けば「嫁さんも実は外して食べるよりかぶりついて食べるもの」と決めているようですので「外した１本分の実は二人で試食」ということに。残りは１本ずつかぶりついて食べることとします。
結果は？
あくまで私個人の感想です。ピーラーで外した残りの軸はさすがにきれいに見えますが、実にはその周りについている皮や実の付け根の部分も多くついていて意外にパサついた食感が気になりました。
甘くて美味しい汁がたっぷりの実は同じなのですがそれ以外のものが口の中に多く感じられてイマイチ。比べて「かぶりつき」の方はやはり歯と歯の間に挟まるものも気になりますが、比較的に美味しい実の部分だけを頬張ることが出来て旨かった。
食べた後の軸には実の周りについていた皮や実の付け根が多く残って一見乱暴な食べ方に見えますが、結果的に実の旨い部分だけを多く口に含むことが出来て満足感は格段に上だと思います。
かぶりつく方が
トウモロコシの茹でたものは実を外して食べるよりそのままかぶりつく方が「余計なものが口に入ることなく」美味しく食べれる。という事がわかりました。これは鮮度の良いものほど甘い汁が詰まった実が付いていますので、実以外のものが口に入りにくい食べ方「即ちかぶりつき」で食べる方が美味しいという事になります。
図らずも今までの食べ方が正解だったという事を確認した形になりましたが、コレは、私たちだけの感想でどなたも同じとは限りませんよね。しかもトウモロコシには実が軸に着いたまま加工されたものもありますが、身を軸から外して加工されたものも多くどちらも美味しい食べ物となっています。
トウモロコシはいろんな食べ方があるけれど、青々とした皮に包まれたもぎたてのものはやはり茹でるか焼くかしてそのままかぶりつくに越したことはない。「これが一番うまい！」・・今回の私の答えです。
では、また。
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