遅い時合いでしたが「冷え込む中行った甲斐」がありました。

今シーズン何度目かの寒波襲来の後です。今回は「僅かでしたが積雪もあったりして」寒い日が続きました。今日はいい天気になりましたが、寒気がまだ残ってるようで夜更けには相当冷え込むでしょうね。そんななか私は懲りない面々と一緒に浜の鰺釣りに出かけました。

 

今夜の潮は中潮で満潮時刻が18時55分です。早朝~午前中の潮の方が大きく変化しますが、夜間の潮も小さくありません。狙いは下げ潮なんですが、干潮時刻まで粘るとなるとちょっと時間が長すぎます。しかも冒頭に書いたように寒波の名残でかなり冷え込みそうです。

 

よく頑張ったとしても午後10時ころまででしょうか?下げ始めからこの時刻までの間に時合があればラッキーなんですが、何しろ寒波で海水温も下がっているでしょうから高活性は望むべくもありません。

※嫁さんの運転で助手席は私。
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名人と私、そして共通の友人

今夜の釣り場には寒いにもかかわらず名人と私。そして二人に共通の友人の「知り合い同士はこの3人」です。これ以外に私たちを挟んで南側と北側に一人ずつ、我々同様地元勢と思われる釣り人が釣り座を構えています。

 

都合5人でスタートした今夜の鯵釣りですが、開始から約2時間は殆どウキが入らず、午後8時を過ぎたころから名人にぽつぽつアタリが出始めました。潮は既に下げ始めている筈なんですが、なかなか活性の上がる気配はありません。それでも名人はポツリポツリを積み重ねて10尾近い釣果を上げています。流石です。

 

このころ私は3尾だったでしょうか?8時半ごろになって名人が「明日、早いから先に帰るでー」とさっさと片付けて帰って行きました。ま、名人の前に」私たち3人組の南側にいた釣り人があまりに釣れないのか?帰っていましたけどね。

名人が帰り際

名人が帰り際に「もうちょっと潮が引いたら釣れるかもしれん」と意味深なことを言って帰って行きました。私はこの「名人の一言」が気になったというよりは撒き餌の残りがまだかなりあったので「コレを使い切って帰ろう!」と「釣りの目的というよりは帰りの荷物が気になる」という動機で粘ることにしました。

 

5人でスタートした半夜の鯵釣りですが、すでに二人帰りました。残ったのは私と友人。それに北側に陣取っている地元の釣り師らしいもう一人です。今夜はよく冷えましたが、程好い月明りもあって夜釣りには悪い状況ではありませんので、私は最終の一人になってもやめる気はありませんでした。

 

ま、此処の釣り場はこの私達3人になってしまいましたが、少し離れたところには何人かいるようで明かりがチラチラ見えていましたし、さらに遠くの方まで勘定に入れれば懲りない人たちがかなりの人数竿を出しているようでしたから、寂しいという感じはありません。

結局、納竿は10時頃に

9時を過ぎたころからポツリポツリがその間隔を縮めて「投入からかなり待っての一応1投1尾」のリズムがみられるようにはなって来ました。ただ、ここまでにかなりしびれを切らしていたのか?友人の北側で竿を出していた地元勢と思われる釣り師が竿をたたんでしまいました。

 

残ったのは私と友人の二人です。「彼には今夜は遅くまでやる?」なんて野暮は聞いていませんのでお互いに相棒がいつ止めるのか知らないまま釣り続けます。9時半を過ぎたころに彼が片付け始めたのが道具をたたむ音で分かりました。しばらくすると帰り支度を整えて声を掛けに来てくれました。

 

(私)「釣れたかい?」(彼)「いや!そうでもないけど明日、嫁さんが鰺の刺身を食べたいと言うんで粘ったんや」という事で10尾を超えた程度だという話でしたが、この御仁は釣果を少なめに言う人ですのでもう少しは多く釣っていた筈です。ただ、私が彼のウキの入り具合を見ていた範囲では私よりはるかに多く釣ったという事ではなさそうでしたが。

家に帰り着いたのが午後11時ころ

「餌の有るだけやって帰る」私がそう答えて友人が帰って行きました。その後も少し間延びした感じの「入れ食い?」は続いてとうとう撒き餌は最後の1投になってしまいました。

 

この最後の前の1投にもアタリはあったあのですが途中でバレたこともあって最後の1投はいやがうえにも気合が入ります。狙い通りにヒットしました。少しドラグを緩めていましたので素早く巻きます。型が良いようで右に左に泳ぎ回って抵抗しています。「最後は一気に!」抜き上げたいところですが、ここは慎重に「寄せる波に乗せて」ズリ上げました。

 

「今日イチ」ではありませんでしたがマアマアの型を釣って納竿とできました。満足です。釣り始めにはもう少し波が荒かったような気がしますが、納竿時には「月明りがきれいな」凪になっていました。しばらく眺めながらポットのお茶をすすって帰り支度をします。家に帰り着いたのが午後11時ごろだったかな?       

 

では、また

 

「吹き流しで3本針」で行けるかもしれない