おかず釣り師が行く!「久しぶり 封鎖解除の 浜の鰺」#半夜釣り

窮屈な波止からの釣りから解放されて「ほっと一息」というところでしょうか?やはり私は広々とした浜からの釣りが好きです。釣れない時期は仕方がありませんが、なるべく浜に通いたいですね。行き帰りの(荷物をもっての)砂利浜の歩きも嫁さんに言わせれば「体によさそうだし」。

名人は「浜は寂しい」といいますが、私は「魑魅魍魎」よりも「怖いのは人間」という方なので背後に高い構造物がある波止よりも周りが見渡せる浜の方が基本的に安心できるんですよね。私たちが通う(通っていた)釣り場は(車横付けの日高港湾は別として)駐車場から遠いところが多く夜釣りにたった一人となれば慣れるまでは寂しいものです。

慣れれば、夕方から朝まで一人きりでも気になりませんが、背後の高い防波堤の反対側はテトラになっていて夜中でも何人かが釣行していることもあって「死んだ魚を投げ落とされた」とかイタズラにかかわるエピソードが幾つか語られています。私が嫌なのはこのような傍若無人な振る舞いの人です。

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やはり浜の鰺は旨い

長らく(半年以上)「煙樹ヶ浜」で鰺釣りをしていないのですっかり忘れていましたが、最近になって再び浜の釣りに復帰しましたので鰺を食べてみる機会ができました。以前から「日高港湾の鰺はどこか泥臭くて旨くない」とは身近な釣り師たちの評判なんですが、「浜の瀬よりも浜の鰺のほうが旨い」とは気づいていませんでした。

私が浜の鰺釣りから浜の瀬に移ったのは去年の11月頃だったと思います。その頃は水温も(気温も?)低かったのか?あまり鯵の味については気にしていませんでしたが、浜の瀬の鯵を食べ続けた後に最近「浜の鰺」を食べてみたら「全然おいしさが違う!」「全く泥臭くない!」

「魚体も、浜の瀬の鰺は(撒き餌を食って)最近お腹パンパンなのに浜の鰺はお腹ぺっしゃんこ」「浜の瀬の鰺の魚体の色がぼやけた感じなのに対して浜の鰺は腹の白色が強くて背中の色が濃い」等々幾つかの特徴があるんですよね。しばらく忘れていましたが、浜の鰺はホントに旨い。

浜の鰺はシーズン初め

浜の鰺はシーズンの初めなんでしょう?干潮時にはざわめきが聞こえそうなほど群れになっています。昨日も「餌切れだし、波も大きくなってきたし」もう終わりにしようと思った頃が干潮時だったようで、餌無しでもどんどん食ってきました。もちろん波が荒かったので取り込みでのバラシも多く取れたのは5尾ほどでしたが、餌無しでは新記録じゃないかな?

今夜よりも明日の方が波の状態は良いようですが、潮時が明日なら遅くなってしまいます。少しでもいい時間帯に楽しみたいので今日も釣行を予定しています。周りが暗くなれば、鯵も浮いてくるようで初めは仕掛けまで一ヒロで釣っていたのが、最後には仕掛けの頭にウキを固定するくらいにタナが上がってきます。

ポイントもかなり近くなってきますが、何しろ波があったのでそれほど近いと感じられるほどではありませんでしたが、これで波が静かなら軽く投げた程度で爆釣するんじゃないのかな?そんな日には3桁も夢じゃないかもしれない。楽しみがどんどん大きくなっていきます。

釣れ方がどのように変化するのか?

浜の瀬に通っていたころは良い釣り座とそうでない釣り座があって良い釣り座に付きたければなるべく早くから行って場所取りする必要がありました。誰かに頼んで場所を確保してもらうのは「ルール違反」というような不文律があるようなんですね。

その点、浜にはそんな面倒なものは一切ありません。何しろ広いんですからどこで竿を出しても誰も何も言っては来ません。シーズンがスタートしたんですから「行ける日は浜に。波があっていけない日は浜の瀬に」というローテーションになりそうですね。

これに太刀魚やコロダイが加わってくれば日高港湾もローテーションに入ります。私も3年目ですのでそれぞれの釣り方も少しは分かってきたつもりです。その時々に合った釣り物をできるだけ多く釣りたいものです。その中でもメインにおいている鰺釣り(特に浜の)がシーズン初めから終盤までどのように変化するのかが一番興味を惹かれる釣りになります。

夏の鰺釣り

去年の夏も少しは浜に通いましたがそれほど印象に残る釣りはできませんでした。しいて言えば104cmのサメを釣り上げたことかな?夏場の浜の印象は虫の多さです。蚊には蚊取り線香や防虫スプレーがありますが、訳も分からず群がってくるコバエ?のような虫の集団には参ってしまいます。

 

ヘッドライトをつけたら最後、目の前が虫で真っ暗になるくらいに集まってきます。口で息をしたら気管まで飛び込む勢いですし、鼻からでもそれは同様です。去年もその虫を気管に吸い込んで息もできないくらいにせき込んだ苦い記憶があります。今年は暑くてもマスクをしないといけませんね。周りに人のいない海岸ですけどね。

 

餌に群がってくるハサミムシ?にも閉口します。撒き餌を入れようとして見たら表面が真っ黒になるくらいのハサミムシ?。鰺釣りの餌を補給するのにはまずハサミムシの除去からしなければなりません。夏場のコバエとハサミムシは動画に撮っておくべきかな?それくらい私にとっては夏の名物になっています。

 

これから冬にかけて鰺もだんだんと大きくなっていきます。楽しみがスタートした感じです。

 

では、また。

 

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