おかず釣り師が行く!「浜にでて 釣れてうれしい 旬の鰺」投げサビキ 半夜釣り 

刺身もそうですが、最近は特に塩焼きが旨いと思って鰺釣りに精を出していました。今まで(私の中では)判然としていなかった「鰺の旬」を偶然今朝聞いていたラジオの番組で初夏の今頃が旬であると知りました。それで納得です。さすがに魚好きの私でもこんなには食べなかったと思うくらい焼いた鰺が旨いんです。毎食のおかずでも飽きないくらいです。

私の通う釣り場に(よく釣れているのに)釣り人が溢れていないのはおそらくもっと車の便がいい釣り場でも鰺は釣れているのでしょう。鰺釣り(特にサビキ釣り)に精を出すのは若者より年配者が多いのでどうしても車横付けの釣り場が優先されてしまいますが、私はこの浜の雰囲気が好きなので少し過酷でも浜の釣り場を選んでいます。名人もここが好きだといいます。そういうわけで昨夜も私と名人を含めた4人で広い浜の釣り場を独占していました。

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棚が浅いので

今通っている浜の釣り場は棚が浅いけれど比較的ポイントが広く40m程度の遠投から15m程度の近場まで(日によってですが)鰺は釣れています。時間的には「ゆうマヅメ」というよりは夜間の時間帯です。釣れ初めが午後8時前からになります。これは浜ノ瀬とよく似た感じですね。

最近は下げ潮の潮周りでしたので(煙樹ケ浜近辺は下げ潮の方がよく釣れます)深夜に近くなる干潮手前では入れ食い状態になります。ただ、入れ食いといっても投げサビキで遠投していますから大した速さではありませんが、とにかく息を切らしながら釣っているという感じなんですね。

だったら「遠投しなくても釣れるなら近くで釣ったら?」と思われますが、やはり近場よりもある程度遠い方が喰ってくるペースが早いんですよね。投げたり巻いたりで手間がかかる分総合的にはどうなのか?わかりませんが入れ食いになればなるほど力いっぱい投げてしまうのは誰でも同じようで、釣れ盛るほど沖にウキが並んでいます。

名人は冷静

とはいってもさすがに名人は冷静で「常に釣れるポイント」を探しているようです。私なんかが釣れて釣れてウハウハしてる時にでも少しペースが落ちれば違うところに投げてみたりしています。聞けばサビキ釣りはなるべく同じところに投げるのが基本だが、此処は潮流があるので撒き餌の溜るところがあって鰺はそこに集まっているとか?しかも潮流の変化によってそれもあちこち場所を変えているとか?

どちらにしても追いつけないスピードで釣っていきますから、その理屈は正しいというほかはありません。私も名人の真似をするうちに知らぬ間に周りのほかの釣り師より多く釣っていたりします。名人は何も言ってくれませんが「少しは上達したかも?」と自画自賛したりしています。

ここまで書いたときに「浜の瀬の情報」が入りました。半夜釣りの釣果はイマイチらしいが「深夜-早朝」の成績がすごいらしい。良い人で3桁の釣果というから浜の瀬でなければ釣れない数ですね。あそこは投げても30m未満ですし波止から釣りますので取り込みが楽です。70歳越えの先輩たちがやってこない(浜に)筈です。彼らに浜の歩きはきつすぎるし、そんなに釣れてるなら浜に来る必要もない。

この分だと日高港湾も

浜が釣れて浜の瀬が釣れれば当然のように近いうちに日高港湾も釣れるはずです。一度先輩に電話して聞いてみようかな?というのもあと2~3日もすれば天候が崩れて浜の釣りはお休みを余儀なくされるはずです。その間も釣りはやめられないから何処か行く場所が欲しくなります。

浜の瀬は爆釣してますから釣り座が空いているかどうか?「孫を連れて何匹か釣れたらいい」程度なら可能かもしれませんが「ガチ」で釣りたいなら早めに行って場所取りするしかないですね。だと時間がすごく長くなる。ただ、浜の釣りに慣れてしまったら狭くて隣に気を使いながら釣る浜の瀬には行く気がしません。

都会の釣り師から見れば贅沢な話かもしれませんが、釣り場は一人天下が一番ですよね。もちろんそれに釣果がついてくれば最高の気分です。浜の瀬は、浜が全く釣れな時のスペアにとっておきましょう。そのうちに日高港湾からの朗報も聞かれることでしょう。梅雨の時期は雨も邪魔ですが、丘からの餌の流入を期待して魚が接岸してきますので楽しみな季節でもあります。さてさて今夜も浜で投げてきましょうか? 

では、また。

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