名人も渋いと嘆く日。釣り初めから2尾釣った頃に3本つけてるサビキの針のうち真ん中の1本をロストしてしまいました。
「2本針はあまりに寂しいから」と即座にサビキ交換するところを「所詮渋い日なんだから、試しに2本針で通してみよう!」と最後まで2本針で釣ってみました。
ただ、撒き餌の方は丁寧に多めに撒きます。やはり「釣りたい」という欲は先行しています。針の数は少なく2本針だけど、撒き餌はカゴに満杯(8割くらいの量)で投げ続けます。
普段なら「釣れ始めたら撒き餌を減らして釣る方がよく釣れて・・」と教えられていますので撒き餌をいかに減らすのか?を工夫するんですが今日は関係なしに多めに撒いていきます。
結果的に投げてからヒットするまでに時間がかかりましたから、経過時間に対して投げる回数が少なかったのか?撒き餌がなくなるまでにそこそこの時間はかかりました。
釣り始めが6時ころで8時過ぎには納竿していましたから2時間ほどの釣りだったと思います。
名人の5本針より良く釣れる?
今日も名人は独自のスタイル。いつもと同じ5本針(ハヤブサの6本針の1本カットしたサビキ)で釣っています。
私も全く同じハヤブサのサビキの改造品(ハリスごと外して3本針に結びなおしたサビキ)です。
名人のサビキは本来のハヤブサのハリスの長さや針の間隔ですが、私はハリスが(結びなおしたので)かなり短く、針と針の間隔はかなり広めにしています。
しかも真ん中の1本を(多分デカ鯵?)に取られていますのでかなり間の抜けた感じのサビキです。
今日の釣りの終わりころ名人が「よく釣れてたなあ。サビキは違うの使ってるんか?」と聞いてきましたが、同じものだと返事しましたし、2本針で釣っていたと話すと少し驚いた様子でした。
結果的に私の釣果の方が名人を上回る、年に一度か二度の出来事がまさかの今回だったという事に終わりました。
なぜよく釣れたのかは謎
「5本針よりも2本針の方がよく釣れた」信じがたいことですが現実に起こったことです。
名人の仕掛けと私の仕掛けの違いは、タナくらいしかありません。天秤も私が作っていますしサビキも名人の選んで使っているものを私が真似していますから。
違いがあるとすれば、タナの違いくらいでしょうか?私は彼のタナをまねして仕掛けを組んでいますが、
何回か?道糸(リールの糸)を交換していてその都度「だいたいこんな感じ?」とウキ止め糸を適当に結んでいたからです。
タナが違ってれば釣果に差が出るのは当然ですよね。ただ、名人が「私に良くヒットしてるのを見てタナを確認してみなかった」という事は考えられません。
そういえば、投げている距離も若干彼の方が近かったかな?という気はします。遠くに投げれば小さいサイズばかりが釣れる。これは最近の浜の傾向なんですね。
「大物狙いで比較的近場に投げていた」というのはわかります。実際、私はゼロだった尺越えを彼は1尾ゲットしていましたから。
それにしても刺身にできるサイズの鯵は私の方が多かった・・・。ま、野暮な詮索はこれくらいにして「こんな日もあるさ」と結論付けた方が良いですよね。
では、また。