台風の影響で浜には釣りに行けません。
行きつけの波止場は「太刀魚が良く釣れていて釣り人がいっぱいです」
コロナの件もありますし、もともと混雑する釣り場は苦手なので
ここ2~3日は竿を振っていませんでした。
イージーな車横付けの釣り場に休日に釣りに行きたければ、
時合の何時間も前から場所取りが必要になります。
少し歩かなければならない釣り場も休日はかなりの混雑らしい。
「今日は月曜だから何とか釣りができるんじゃないかな?」
と「ゆうマヅメ」のちょっと前に出かけてみました。
あんまり気合は入ってなくて
「ルアー(ワーム)をちょこっと投げて太刀魚が釣れたらいいな!」
という程度の軽いノリです。頑張って準備して行っても人がいっぱいで
釣りにならなければガッカリですから気負わないように心がけます。
釣り座には午後4時ごろ
釣り場に着いたのは、午後4時ころだったと思います。
緩い北風ですが「向かい風」になります。ルアー釣りですから
それほど釣りにくい状況ではありません。海水には若干濁りがあって
太刀魚釣りにはいい感じです。
心配していた台風からのウネリも思っていたほどのことはありません。
これなら何尾かは、釣れるでしょう。ただ、こんな駆け付けのタイミングでやってきたのでは、
1等地は無理ですよね。今回はそれより20m程度丘寄りのポイントがたまたま空いていました。
やはり太刀魚人気は凄いものでここはたまたま空いていましたが、
こんなラッキーがなければグルっと一周しただけで帰らなければならなかったかも
しれないくらい人は多く詰めかけています。ただ、釣り始めて暫くすると
一人減りもう一人帰りと徐々に釣り人が減っていきます。「あれれ?釣れてないんや?」
「面白いように釣れる」ということはなく。
それでも、ルアーには(太刀魚は)ちょっかいを出して来ます。
アタリはあります。餌釣りにも(タナは深そうですが)アタリは出ています。
ただ、サイズがイマイチなんですね。以前からもそうですが、
太刀魚の本格的な旬は10月だと思っていますから。
いまは、その走り(前段階)でしょう?たぶん。まだまだいいサイズの群れは
やってきてなくて少し小ぶりなサイズの群れが接岸している状況でしょう
。ただ、その中にも目を見張るような大物も混じっていますから
マニアとしては見逃すわけにはいかないところでしょうが、
細いのは釣れてもそれほど嬉しくないというのが正直なところなんでしょうね。
時合はこれからでは?というタイミングで何人も帰って行きました。
入れ替わりに仕事帰り?の人もやっては来ますが、
減る方が多くて徐々に釣り場は空いてきました。
そんな風だから釣れていないか?といえば釣れているんです。
細いのがぽつりぽつりとですが。
太刀魚釣りのペースはこんなもの?
そりゃ「投げては釣れ、釣っては投げて」というくらいの爆釣を
狙ってきている人たちも多いのでしょうが、元来太刀魚釣りって
そんなにバカバカ釣れるもんじゃないですよね。
「じっくり待って。しかもアタリがあってから食い込むまでに時間がかかる」
「もう釣れたかな?」って思いながらジリジリと竿をもって
合わせのタイミングを計るのが太刀魚釣りだと思っていましたが、
最近はワームで釣るからヒットすればほぼ間違いなく取り込めます。
これがいいのか?物足りないのか?太刀魚釣りはわかりやすい釣り?
という感じになってしまいました。
しかも「よく釣れた」というのが10尾以上程度だったのが
、最近では50尾ならマアマア。「そりゃ凄い!」というのは100尾以上の話なんですね。
たくさん釣るのに合わせて太刀魚が増えたのか?もともと多かったのが
釣れたことによってその規模が分かってきたのか?
どちらにせよ、希少な獲物からありふれた獲物へと評価が変わりつつあるようです。
魚売り場では高価?
釣り場に縁のある私たちの間では、意外とありふれた魚になってきた太刀魚も
魚売り場では思わぬ高値で陳列されています。それほど太くない太刀魚が
300円以下では手に入りません。よほどのことがない限り
1尾100円ということはないでしょう。
少しばかりサイズが良くて刺身にできそうなものは
軽く1000円のラインに乗ってしまいます。さらに「おっ!?」と目につく大きさなら
かなりの金額になっています。やはり太刀魚は煮つけや焼き魚にするには調理がし易く、
鱗がないのも楽でいいですしね。しかも白身で癖がないから人気なのも頷けます。
人気に加えて網で獲るより釣りで漁をする魚ですから手間が違いますよね。
(網で獲った太刀魚は傷だらけで姿が良くない)
太刀魚を手軽な魚と思うのは波止場での爆釣を知っている者だからでしょうね。
ということで「以外によく釣れて」しかも「買えば高価な魚」なんですよね。太刀魚って。
さて「夕飯前に釣った太刀魚」新鮮なうちに刺身でいただくことにしましょうか。
では、また。
#ジグヘッド・ワーム#餌釣り#波止釣り#自作#おかず釣り#ルアー釣り