おかず釣り師が行く!「鰺釣りの 餌はオキアミ? イカがいい?」

豆サバも少しサイズアップして小鯖となり、針に喰いつくことが珍しかった超豆鯵も豆鯵サイズとなって・・。刺身にできるサイズの鯵は今の時期が本当の意味での端境期なんでしょうか?7月も中ごろになれば尺オーバーのサバが期待できますし、8月もお盆を過ぎれば太刀魚の噂もチラホラ聞こえてくるようになります。そんな季節が目と鼻の先にあっても「日々少しでも手ごたえのある魚が釣りたい!」釣り人の欲望は尽きないものです。

私が通う釣り場では、半月ほど前まではズボのサビキで(刺身にできるサイズの鯵が)釣れましたが、それが投げサビキでなければ釣れなくなって今ではカゴ釣りが主流になっています。私はカゴ釣りがそれほど得意ではありませんので投げサビキとは互換性のある上かごテンビン仕掛けで釣っています。そこで、(ごく最近にも書いたネタの2番煎じになるかもしれませんが)今回の記事の研究対象は鯵のかご釣りに使う刺し餌に的を絞ってみたいと思います。

鯵釣りの刺し餌といえば定番はオキアミです。この釣り場でも一番に釣果を上げている人は生のオキアミを使っているようですが、ハリスに付ける餌針が2本程度。加えて疑似針が2本程度の自作の仕掛けを使っているようです。このあたりの件(くだり)については前々回のブログで書きました。今回は「そのブログのその後」のような内容とご理解いただければ幸いです。

鯵釣りを続けていくうちに改善したり、釣り方にも慣れて少しずつ釣果も良くなってきた気がします。何より「今の鯵は暗いうちだけの釣りもの」ということが分かってきて「早くから釣り座についても帰るのは日が昇ってから」というような釣り方ではなくて、時合を見定めて短い時間で釣ることができるようになりました。今朝も下げ潮の時間に合わせて釣りをして明るくなるころには片付けも済んで先輩の釣り座を覗きに行っていました。

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今朝もカゴ釣りで

今朝の目標はソコソコ釣った上に日の出に合わせてせて帰ってくること。この時期、日の出が早いので帰って道具を洗って片付けてシャワーを浴びてラジオ体操したら丁度朝食の時間です。なかなか思うようにはいきませんが、理想に近いタイミングで事が運べば気持ちがいいですよね。

今朝は、その理想にほぼ近いタイミングでした。ま、このためには前の日の夕方は、夕飯を食べたらすぐに入浴し、早くから寝ています。この年になれば睡眠は6時間も寝れば十分なはずですが、早朝から活動しているせいか?午前中は眠くなりがちです。私の活動は午前9時ころからですのでそれまでの時間は仮眠も可能です。

釣り座にはだいたい午前2時ころには座っていて、その前後から竿を出しています。近頃はカゴ釣りの機会が多いし、狙いは20m程度の沖ですのでズボで釣る場合のような足元の集魚灯は使用しません。これは、私の判断というよりは「周りのベテランたちが照らさないので私も照らさない」というような流れなんですね。

やはりイカの切り身の方が良いのかも?

今朝の刺し餌はイカの切り身と生のオキアミでした。昨日はイカの切り身とボイルしたオキアミの比較をしてみましたが、完全にイカの方に軍配が上がりました。今朝は初めはイカで釣っていましたが、途中で喰いが渋くなったのでオキアミの生に変えたらまた釣れ始めてその後、エサ取りが多くなった頃から再びイカの切り身に戻しました。

 

オキアミ生の場合はウキが「ピョコッ」と動いただけで餌が取られている場合があって頻繁に餌をつけ直さなければなりませんが、イカの場合はエサ取りにやられる心配も少なく、また思い切り投げれます。オキアミ生の場合は「そーっ」と投げる感じですがイカの場合はサビキとおんなじで「ビュッと」。

 

イカは上の図のようにカットしています。なるべく長方形の部分を使います。身は薄い方がいいようです。カットしたら「味の素をまぶしてイワシ油を何滴か落として冷凍保存」しています。このイワシ油があるのとないのとでは釣果に違いがあって、もちろんイワシ油の効果は大きいと感じています。

途中からは1本針で

今朝のかご釣り、初めは餌針1本とサビキ針2本のハイブリット3本針で釣っていましたが、途中で「多分フグ?」にやられてサビキ針が2本ともにロストしてしまいましたので、この仕掛けを外して(胴付き仕掛けの壊れかけの状態だった)半ヒロのハリスに鰺針10号1個だけのものに交換して釣り続けました。

 

なぜこうしたか?というと今朝はサビキには1尾もヒットせずに餌針にばかりに喰っていたからで、長めのハリスに針が1本というのは私の好きなシンプルな仕掛けです。これでも、周りに比べて特段劣ることもなく釣れました(全般に爆釣ではなくポツリポツリ)ので、特に「あーすればよかった」というような反省点はありません。

 

梅雨が明けるまで、少なくともここ暫くは今朝と同様の状態が続くと思われ、釣り場にも長く通う常連以外は来ていない状況です。ここも砂利運搬船さえ入港しなければ静かで広々とした釣り場が満喫できます。これも爆発的には釣れていない状況だから釣り人も集まってこないわけで、再び釣れ始めれば静かだった釣り場が「我勝ちな釣り人たち」で溢れます。

 

嘆いていても仕方ありません。今のうちに腕や釣り方や餌の選択に磨きをかけて来るべき爆釣に備えるべきですよね。

 

では、また。