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「Technics独自」リニアフェイズ理論採用の入門機?「SB-5000」のスピーカー端子を交換してみる #リニアフェイズ #テクニクス #パナソニック #B級オーディオ #1970年代

テクニクスのSBシリーズには独自のリニアフェイズという理論を採用したモデルがいくつかあって今も人気の衰えないモデルもいくつかあります。当時のリニアフェイススピーカーたちの末弟となる?SB-5000は残念ながら今のところ人気はイマイチですが、廉価なつくりの割には好い音していて(私は)嫌いではありません。

 

※SB-5000の詳細:リンク  by オーディオの足跡様

 

最近のオーディオ製品は安価でもかなり良い音しています。(私は)音楽を聴くのはアマゾンのエコーシリーズで聴く機会が一番多くて(ほとんどこの方法かも?)デスクトップで少しばかり身構えたシステムでさえアマゾンエコーにつないだボーズのPC用パワードスピーカーといった感じです。

BGMとして聴くならこのようなお手軽なシステムで十分足りますし、実際音もかなりいい。ただ形から入って音楽鑑賞という場合には古くても「音源感」たっぷりな大きめのスピーカーを前に聴く方が気分がいい。中には高価な大型システムじゃないと聴いた気がしないという向きもおいででしょう。

今回は、SB-5000のペアが入手できましたのでしばらく鳴らしてみたいと思い早速外観チェックから。埃の付着や汚れは多少ありますが、大きな傷もなく良好です。ただ、片方の端子部分が欠損しています。ぱっと見て手を入れる必要がありそうなのはこの部分だけです。

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まずは音出しから

幸いなことに片方の端子は無事でしたので、こちらは普通に結線して端子がダメな方は何とかラインを接触させて音出ししてみます。2ウェイでツイーターはコーン式の平易なタイプですが、控えめだけど聴きやすい音質です。身構えて聞くというよりはBGM的な聴き方の方が似合う気がします。

 

サイズがBGM用としては少し大きめですから、年配の方が歌謡曲や演歌を聴くのにいいかもしれません。端子の修理は、手持ちの金メッキ?(購入した金額から言えば到底金メッキとは言い難い代物ですが)の新品の端子が2台分はありますのでこれに交換してみようと思います。

 

端子の付いているパネルを外しにかかりますが、木ネジが錆び付いているようで2本は外れましたが、残りはすべてナメてしまいました。仕方がないのでネジの頭をドリルで飛ばす作戦に出ます。ネジの太さより少し大きめなドリルで削るわけですが、パネルがプラスチック製で削った熱で(溶けて)穴が大きくなってしまうのでプランBに作戦変更です。ある程度ネジの頭を飛ばしておいてあとは力任せに剥そうという乱暴な作戦に変えました。

何とか外れて

力任せでしたが何とか外れました。次はパネルの内側に載っているネットワークや端子の取り付け具合をチェックします。端子の交換は難しくなさそうですが、ネットワークのコイルがミニトランスのような形をしていてオマケに(コイルの)フレームがプラスチック製です。この辺りはもう少しお金をかけてもらいたかったですね。

 

で、そのプラスチック製のフレームが経年劣化で折れています。段取りから考えればこのフレームの折れたコイルを固定することが1番目の修理でしょうね。ということでコイルを固定して外れないようにボンドを上から流しておきます。固まればよほどのことがない限り外れることはありません。

 

ボンドを流してのコイルの固定には24時間程度放置して(ボンドを)固まらせます。次に今回の修理のハイライト「端子の交換」です。これはあっけないくらい簡単に終了しました。元の端子の根元の樹脂部品もそのまま使えましたのでその分見栄えが良くなったと思います。

元通り組み立てて完成

先ほどバラした逆の順番で組み立てます。外すときに力任せに外した部分は、ボンドを塗った上に頭の大きなビスでカッチリと固定します。辛うじて木部の剝がれた跡はパネルの淵より内側で、パネルを固定すれば隠れます。元通り組めば何事もなかったようには見える寸法です。

 

内部のコイル固定に一日、端子を交換してリアパネルの固定に1日。結局ボンドの硬化に時間がかかりましたが都合3日かかけての端子交換は終了しました。何となく金メッキ?の端子が付けば少し上級機になった感じがします。音も良くなった?それはないでしょう?気分の問題です。

 

変化があるとすればフレームが折れて(右左ともに)配線だけでブラブラになっていたトランス型のコイルをボンドで固定したことがもしかしたらいい影響かもしれませんが・・。オーディオは、短い配線を高価なものに変えただけでも「よくなった!音質が改善した!」と喜べる自己満足の世界でもありますから、きれいに掃除してせめて交換に費した3日間分だけでも自己満足に浸りましょうか。  


では、また。