おかず釣り師が行く!「いい天気 波静かでも 渋い鯵」オッサンの堤防日誌

一度使ったサビキはもったいないのでぬるま湯に漬けた後乾燥させます。

4月4日から毎日連続釣行しています。「70代の名人から技を習おう」と力を入れているわけですが、何十年も積み重ねた(彼は物心ついた頃から鯵釣りをしているといいます。)その真偽はともかく彼の勘や技術は群を抜いたものがありますので、少しでも自分のものにすれば私の釣り人生も少しは実のあるものになるのではないか?

毎日誘いを受ければ「ハイハイ」とついて行っています。今回で7日目でしょうか?今回は缶コーヒーをおごってくれました。釣り場での飲食物のやり取りは(手が汚れているので?)あまり多くあることではありません。煙樹ヶ浜では、一口チョコレートを配ってくれる常連のおばちゃんもいますが、他ではあまり見かけません。

もちろん私も水筒にあったかいお茶やコーヒーなど持って行っていますので不自由はしていませんでしたが、いただけると嬉しいものですよね。それよりもある程度存在を認めてもらえたのかな?なんてそっちの方が嬉しかったりしています。「連続7回目の釣行」少しは練度が上がったでしょうか?

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夕方になると釣り場へ

7日間通った間に名人以外のほかの鯵釣り師が一緒だったことは5回、それ以外に名人と私の二人だったことは1回。私一人きりだったことが1回でした。もちろんこれは鯵釣りに限ったことで、私一人の時にもルアー釣りの青年はいましたし、少し離れた釣り場には定期的にやってくる熱心な釣り師(たぶん鯵釣り)も毎晩のように通っていました。

私が通うこの釣り場は、車を置いたところから遠く、見た目はいかにも釣れそうですが、荷物の運搬が大変なためその手段を持たない人には敷居の高い釣り場になります。私はアルミ製の台車をこの釣り場専用に調達して使っていますが、自転車やミニバイクに釣り道具を満載して通ってくる人たちも居ます。バイクや自転車は危ないからやめるように言う人もいますが、それ以上は強制できないのでなかなか減りませんよね。

名人は70歳を超えた高齢にもかかわらず、車から両手に荷物をもって歩いてきます。しかも私が台車を押すスピードよりも速く歩きます。時には後から来たのに追い越されることがあるくらいです。途中に急な坂道(行きは下り坂で帰りは上り坂)があって「あそこの上りはきついわ!」というだけです。ハイシーズンには50尾以上の25cm越えの鯵と氷水の入ったクーラーも一緒に持って帰るんですから大したもんですよね。

4月9日の釣果

7連続の後半の3日間です。この日は4月9日。名人の横で釣りましたが「同じ仕掛け、同じタナ」でもどこかが違うようで彼が9尾だったかな?私はご覧の釣果です。時間的には割と短くて早く帰れましたが、この釣果では自慢にはなりませんよね。次の日4月10日は「名人、お休み」ということで私一人で釣りまくるつもりです。

4月10日、釣りまくるつもりがこの釣果

鯵釣りとしてはたった一人の釣行でした。比較的天候も穏やかでしたが、良いサイズの鯵が釣れた時に仕掛けが縺れてそれを解く間に唯一だった?時合いが終了!そのあと粘りに粘って「小ぶりな鯵1尾で何とか帰る気に成れた」というふがいない釣行でした。たった一人で寂しい釣行と思われましたが、帰りに立ち上がってまわりを見回してみれば、ルアーマンが一人黙々と投げていました。

4月11日の釣果

一日空けての名人とのコラボです。一日空けるということが彼にとっては大きなブランクに感じられるようで「今日は行くぞ!」と何度か電話がかかってきました。「釣れれば朝までやるつもりでいく!」と威勢のいい宣言ですが、結果的には釣れ渋ってブウブウ言いながら帰って来たんですけどね。

 

結果は名人が15尾、私10尾。あと二人来ていましたが、一人は1尾、もう一人はボーズ。という釣果でした。名人に付いて習っていなければ私も「ボーズや1尾」の仲間に入っていたことでしょう。帰り道それまで不満を話しながら歩いていましたが、他の釣り師の状態を振り返って、私もそこそこ釣れましたので名人もある程度満足してくれたようです。

 

「今の状態でこれくらい釣れれば、シーズンがよくなればかなりの釣果を上げれるはず」といってくれました。「一度覚えたらどこの釣り場に行っても応用が利く」ということなのでうれしい限りです。私の場合、覚えてもすぐに忘れることが多いので、何度も確認しながら、忘れないように釣って行きたいと思っています。名人と肩を並べる日が来ることを期待して。

では、また。

 

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