寒波で荒れた後の浜です。前回私が釣行したのは金曜の夜で、同行者は名人一人だけでした。私は土曜の夜が野暮用でお休みしましたが、名人と一人の友人が連れ立って浜で竿を出したらしいんですが、波が荒くて長靴に水が入るほどに波をかぶって逃げ帰ったとか?
日曜は、私も含めて皆釣行をもくろみましたが、風と波がおさまりきらずに断念。やっと波がおさまった今日(月曜日)待ちかねた「互いに知り合いの4人」が浜のいつもの釣り場に集まりました。
4人ともに満を持しての釣行でしたが、うち二人は残念な結果に。釣れたといっても2尾の私が竿頭で名人が1尾という釣果に終わりました。魚がいるようには思えない。釣れそうな感じがほとんどしない。いわゆる「魚っけ」のない今夜の浜でした。
まぐれアタリのような釣れ方
浜の鰺釣りの釣れ始めは、何人か釣り人が並んでいれば、潮の流れの下手側から「隣の隣・・・」といった具合に順番に釣れるパターンが割とよくありますが、今夜は中ほどにいた私がポツンと釣れて右端や左端にいた人にはアタリが出ませんでした。
鰺が潮の下手側から回遊してきて・・というよりは、ポツンと1尾だけで迷子のように泳いでいた鯵がたまたま見つけたサビキに喰いついて釣りあげられたというような感じがします。いわゆる「はぐれ鰺」が偶然私の針に喰いついた。そんな感じだったんじゃないのかなあ?
たまたま私の仕掛けが「吹き流し」だっただけで今夜の潮流に合っていたのでしょう?。大半を「一度もウキが入らない」と嘆き通しだった名人も「プライドをかなぐり捨てて??」私と同じ吹き流しに仕掛けを変えて1尾を釣り上げました。
風が吹いたから水温が下がった?
北風でしたから多少風が吹いたとしても水温が下がるとは思ってもみませんでした(南風で水温が下がる→ゴリオリの力?)が、かなりの強風で小雪もちらつくほどの寒波でしたから多少は水温も下がったのでしょう。いつも水くみのついでに汲んだ海水を手で触れてみているのですが、手の方が冷たくて海水はいつも温かい。
気温が低いので手の感覚はあてになりませんが、今日はさすがにいつもとは違って温かくは感じなかった気がします。釣りを始めたころは棒温度計を持ち歩いていましたが、この頃は扱いが面倒なので持ち歩いていません。今日みたいなこともあるんだから持ってきておいた方が良いですよね。それか何か便利な(安価な)アイテムか、スマホのアプリがあればいいんだけどなあ。
ここ暫くは、短い周期で天候が変化するとの予報ですが、今週の木曜辺りまでは釣行できそうかな?私は今夜(火曜)は野暮用で行けませんから、次は水曜の夜になるかな?そのころには長潮か?若潮でしょうか?ちょっと潮目は良くないと思うけど今夜のことを思えばこれ以上に良くないことはないと信じたいですね。
何も期待することなくただ釣りに行くだけ
釣れなくて当たり前のシーズンですから「特に何も期待はしません」ただ釣りをしたいから釣りに行くだけなんですね。「それで釣れたらラッキー」です。いつもこんな無欲の釣りを続けられたら優等生なんですけどね。少し釣れたら天狗になって欲を出して痛い目に合ってしまうんですよね。ま、これも私です。気長に付き合っていくべきですね。自分自身と。
では、また。