「アミエビの汁切り」は「100均のザル」が良いんじゃないか?#投げサビキ釣り

サビキ釣りの撒き餌(アミエビ)の汁の処理方法として

長らく粉もの(集魚剤や米糠など)を混ぜていました。
一時はパン粉に凝ったこともありましたし、

米糠などは米屋さんに頼んで半俵の紙袋にいくつも取り置きしてもらったこともありました。

 

 

最近までは、ぐれパワーに凝って幾袋もまとめ買いして置いていました。

此処までしてアミエビの汁の利用法を試しましたが、近頃は粉ものを混ぜて使うより

アミエビ100%でやっています。

 

 

ただ、アミエビ100%で投げる場合には汁の飛び散りが問題になります。

この汁対策として100均で買ってきたザルを使って汁切りしてみたら

上手くいきましたので今は専ら「ザルにアミエビ」のスタイルが定着しています。

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浜なら砂利の上にザルをそのまま

浜で釣る場合は砂利の上にザルをそのまま置いて汁切りをしています。

冬の間はこれで十分ですが、暖かくなればアミエビに寄る虫(ハサミムシなど)たちが

集まってきますのでやはりバケツで受ける必要が出てきます。

 

 

汁切りをしたアミエビは汁の飛び散りもなく使い易い撒き餌です。

以前、釣りを教えてくれた先輩は、アミエビを凍ったまま持ってきて

網袋に入れて海中で解凍して使っていました。

その頃(私)は「汁がもったいない」と思っていましたが、

今は「汁なしののアミエビだけでも十分行けるなあ」

「むしろこの方が扱い易いなあ」という気がしています。

 

 

残るは量の問題で「アミエビだけ」の場合は粉でカサ増しするよりは(当然ですが)量が少なくなります。

これは釣れ始めるまでは多めに撒いていて、喰いが立ってきたら

(カゴに詰める)アミエビの量を少なくする方法でも問題なく釣れますから

、適宜量を加減して使えば以前と変わらない時間は釣ることが出来ると思います。

 

 

実際やってみれば、「喰いが立った時にはこんな量で良いの?」

ってくらい少ない量でも十分釣れ続いてくれます。

考えてみれば「高価な集魚剤を混ぜるよりは金銭的にもお得なのかも?」

という気さえしてきます。準備の都合もアミエビだけあればいいので楽ですしね。

少し荒れた後の今夜は意外なゲストが・・。

昨夜は海も少し荒れたようで波も高くて名人や友人も釣行は控えたようでした。

私は野暮用で前日からお休みを宣言していましたので悔しくはありませんでしたが、

彼らは釣行できなかったことが残念だったようで

今日は普段より少し早く来るほど期待していたみたいです。

 

 

浜の状況は前日の波がまだ残っていて風はもう凪いでいましたが、

釣りとしては万全の状況ではありませんでした。

水温は手で触れてみただけですがそれほど下がったという印象ではなく

「ま、釣れないことはないだろう」という感じでした。

 

 

今夜は大潮で、潮も大きく動く筈ですが、波のせいか?

干潮になってしばらくしてもそれほど下げた様子がありません。

左右の流れもほとんどなくて「大潮なのに潮が動かない」日でした。

そんななか、暗くなって一投目から意外なゲストが釣れました。

60cmクラスのハマチ

浜は明るいうちならハマチやメジロが釣れることのある釣り場ですが、

「暗くなってからのハマチは珍しい」名人もそういって驚いていました。

私は、ハリスが2号なんであまりの強い引きで左右に走り回って

ドラグが出まくるので対応に四苦八苦でした。

 

 

竿が3号だったのとドラグが適度に出てハリス切れを防いでくれたので

何とか渚まで寄せることが出来ました。

名人は「一気に抜き上げろ!」と急がせますが

私はあくまで慎重に波に載せて浜にずり上げました。

波打ち際でバタバタしてるハマチを

名人が素早くつかみ上げてくれましたので確保できました。

 

 

釣りあげて写真を撮ってもらって活〆して釣り座に戻って針を見たらやっぱり開いていました。

鯵針の8号ですから当然ですよね。よほどいい所にかかっていたのでしょう。

ハリス切れもなく針が伸ばされていてもバレルこともなく、

よくぞ上がってくれたものだと思います。

大騒ぎの後は暫く気が抜けた感じが・・。

釣り初めからいきなり大物が掛かったので、しばらくは気の抜けた感じで

「今日はこれで満足」的な気分で若干「ぼーっ」としていました。

もともと私の釣りは「何が何でも何匹釣らねば!」という釣りではなくて

「釣れたらいいな!」的な色彩が強いので、

こんな出来事があればそれで満足してしまうんですよね。

 

 

前にもカマス掛けに凝っていたころに大きなヒラメ(84cm)が掛かったことがあって

(去年のちょうど今頃でした)釣りあげたあと放心状態になって

そのまま満足して帰ってきたことがありましたが、今回も満足してしまってもう帰ろうか?

と思いましたが、隣で釣っていた名人が私の釣れた様子を見て

張り切っていましたのでそのまま居残りました。

 

 

何とかみんな(友人たち)が帰るまで釣っていましたが

気合が入らない釣りでは獲物も小さいモノばかりが続いて

ハマチの後の釣果はイマイチな状態でした。

ま、今夜はほかの友人たちもいいサイズの鯵は

それほど多く釣れた日ではなかったようで、

刺身にできる鯵も数は皆にそれほど劣っていたようではなかったみたいです。

魚釣りに通っていればいろんなハプニングがあります。

釣れない日もあるが今夜みたいな日もあります。

だから釣りはやめられない。  

 

では、また。

#投げサビキ#アミエビ汁切り#遠投#汁の飛散防止#アミエビの汁#100均のザル

 

「吹き流しで3本針」で行けるかもしれない