アミエビだけの撒き餌をする場合は撒き餌カゴ満杯に入れない方がいい。
アミエビだけの撒き餌で釣る場合に、「さあ釣ってやろう!」意気込んで、ついつい撒き餌かごに撒き餌を「大盛り~特盛り」に詰め込んでしまう場合が度々あります。
爆釣しているときなどにはあまり関係のない話なんですが、「釣れるか?釣れないか?」微妙な時など「撒き餌が撒き餌かごから効率良く排出されること」が重要になります。
ただ、排出がいいばかりがいいのではなくてタナが深い場合など出すぎても困る場合があるので「排出を良くしたい」と試行錯誤した経験をもとに出すぎる場合の対策も考えなければなりませんね。
撒き餌が効率よく排出されるためには、撒き餌かごの穴を大きくするとか穴を増やすとかの方法も知られていますが、
釣りのポイントまで零さず(こぼさず)に空中を投げるわけですし、着水と同時にほとんどの撒き餌がカゴから出てしまっても意味がありません。
では、カゴに手を加えるのは程々にして撒き餌の排出をよくする方法とは「無理に詰め込まないことが重要なのかな?」
撒き餌かごも満員電車のようにぎゅうぎゅう詰めにすれば「撒き餌が排出されず回収時にほとんどが残っている」ということがよくあります。
意気込む場合にはついついこのとを忘れて「ぎゅうぎゅう詰め」にしてしまうのは仕方がありませんが、
かごに半分程度軽く入れるようにした方が毎回きれいに排出されることが多く、結果的に撒き餌の効きも良くなるんじゃないかな?
「釣ってやろう!」という意気込みが撒き餌を満杯に詰め込ませようとしても、ここは冷静に、「撒き餌の排出を考えれば軽く詰めたほうがいい」ということを思い出して冷静に釣り進めることが大事かな?なんて思っています。
アミエビに混ぜ物(集魚剤等々)を混ぜれば排出は良くなる?
アミエビだけで釣るよりも集魚剤等の粉モノを混ぜたほうが排出が促進されるが、粉モノの量や撒き餌の粘度にも気を配るべき。
アミエビだけの撒き餌より集魚剤等の粉モノを混ぜた時のほうが撒き餌のかごからの排出は良くなります。
これは、粉モノが海水に簡単に溶けてカゴから流れて出るときにアミエビも一緒に流れ出るからだと推測できます。
粉モノと混ぜたアミエビはアミエビだけの時よりエビの密度が低いので比較的容易にカゴの中から洗い流されて出ることができます。
ただ、これは程度の問題で、アミエビと例えば糠で水分を少なく固く練り上げても撒き餌はかごの中に残ったままになりますし、
水分が多すぎれば投げるときに周りに飛び散って大迷惑になる上に着水時に(着水の)ショックで出てしまって撒き餌の用を成さないということにもなります。
アミエビはたいていの場合冷凍のブロックで供給されています。冷凍の魚介類は常に冷凍による乾燥にさらされているので、相応の分量の水分(海水)と混合された状態で冷凍されています。
この水分が多いとか少ないとかの見解もそれぞれお持ちでしょうが、どちらにしても解凍されたアミエビには相応の汁があります。
この汁には匂いの集魚力もありますので捨ててしまうのは惜しいです。此処に粉モノを混ぜれば嵩上げもできます。もちろんアミエビの汁と糠だけでは撒き餌としては役不足ですから、アミエビも適度に鏤め(ちりばめ)なければなりません。
これは、汁の部分での嵩上げ云々にとどまらずアミエビを撒き餌にする場合に粉モノを混ぜるとき全般にも言えることで固く練りすぎや柔らかすぎるのは禁物です。
その上に混ぜる粉モノの集魚性能が高ければ更に効果も上がるでしょう。
アミエビに集魚剤を混ぜることでカゴからの排出は促進されますが、これには注意が必要で混ぜた後の固さや混ぜる量を経験値でおおよそでもつかんでおく必要があります。
私の知り合いには、アミエビの解凍したものと集魚剤を混合せずに準備しておいてその日の状態を観察しながら投入ごとに混ぜながらカゴに詰める人もいます。
この方法は、タイムリーで状況に合わせた対応ができるし、大量にグイグイと混ぜ込むことで起こる(冷凍で柔らかくなった)アミエビの型崩れもある程度は防げますので最良とは思われますが、なかなか面倒なのも正直なところです。
本人に言わせれば「慣れれば特に負担には感じていない」と言います。私もいつかはやってみたいとは思っていますが、根っからの面倒くさがりな性分ですのでどうなることやら。
私が少ない経験の中から今思ってること
今回の記事は「私が少ない経験の中から今思ってること」ですが、タナの取り方や、ポイントの探し方、潮汐や天候、日照などの変化に対する釣行時間の取り方。など今までに気づいたことの中で撒き餌について書いてみました。
あくまで経験の浅い個人的な意見として読み流してください。その中で
少しでも共感をお持ちいただける部分があれば幸いです。
今日の今までそう思っていたことも新しい事実が見つかれば新しい考え方に変化していきます。私の釣りもまだ始まったばかりでこれからも次々と新しい発見が待っていますし、それを楽しみにしています。
「あの頃はあんな拙いことを考えていたんだなあ」って笑えるように日々前向きに「釣り」を続けていきたいと思っています。
では、また。