猛暑続きの夏もやっとのことで終わりを告げ、さあこれからが「待ちに待った波止釣りシーズンだ！」と期待していましたが、どうにもはっきりしない状況が続いています。
加えて足繁く通っている岸壁の釣り場には何やら建物が建つ様子で工事が始まっています。完成すればまたもと通り（その前の岸壁で）釣りができるのか？立入禁止になってしまうのか？将来的には気になるところです。
そんな岸壁の前の港内には夜間に浚渫船が停泊して煌々と照明が海面を照らし続けている状態です。ま、この照明も釣りには災いだけでなく時には集魚効果の恩恵を与えてくれることもあって上手く状況を自分のものにすればこの場の常識に囚われない思わぬ好釣果に恵まれることもあったりします。
「昨日は釣れた」と聞いて翌日釣行してみても全く状況が違ったということが珍しいことではなくて、釣り場の混雑状況と相まって予め釣行計画が立てづらくなってきました。「恐らくこの日は釣れるだろう？」と期待して竿を出してみても「全くなしのつぶて」ということが珍しいことではありません。
念入りに立てた釣行計画でボーズ
それぞれ思い思いな釣行をしている鰺釣り名人と私ですが「9月３０日と１０月２日には浜に鰺釣りに行こう！」と計画をしていました。９月３０日は少し波が大きいと予想されていましたので、その日は私が早めに釣り場に行くことに。
釣り場の近くの駐車場に車を止めた時点で波の音が気になりました。「波が大きそうだな？」実際に浜に出てみれば、やはり波は渚で大きく砕けています。「これでは無理やなあ」ということで名人に電話。少し南の港の中なら太刀魚がよく釣れている筈。と意見が合って暗くなるころに近くの港内の岸壁に集合しました。
「太刀魚が釣れている」ということで釣り場の混雑状況はかなりなものです。辛うじて空いていた釣り座の隣には、何度も並んで釣ったことのある知り合いが竿を出していて、私が着いた時にはすでに太刀魚をヒットさせてやり取りの最中でした。「これは釣れそうだな」私も太刀魚釣りの準備をして名人の到着を待ちます。
期待とは裏腹に
結果から話せば、この日は名人が太刀魚１尾（１投目にヒット）。私がボーズ。午後８時を過ぎたころまでに名人と私、それに先に釣り始めていた知り合いも含めて１時間ほどは全くアタリすらない状況が続きました。「こりゃ、あかんなあ」と話し合って私と名人は帰路に。元から居た知り合いは「もう少し粘ってみる」と残りました。
その二日後、再び浜に名人と集合の約束をして、先に向かいます。「天気予報はマズマズ。波や風の向き・強さもほぼ問題なし。」のはずでしたが、今回は天気予報がまるっきりの大ハズレ。波は高くないけど強風の向かい風です。風向きも風の強さも全然違う！こんなに「あてずっぽう」な天気予報は珍しい。ま、これを書いている３日の午後も晴天のはずが本降りの雨です。天気予報はあてにならない！
幸いなことに今回のブログの画像の釣果は穏やかな天候の間に釣ることができました。ま、この釣行までに１回のボーズ（ボーズの前に波が荒くて釣り場から引き返しています）と１回の釣行中止がありましたから釣れた時の嬉しさも格別でした。因みに今回の釣行は名人とは別行動でしたが。
練りに練った釣行計画よりも
練りに練って計画した釣行よりも気負わずに当然のように釣行した方が良い釣果に恵まれるのかもしれません。ま、魚の方で釣り人が気負っているか否か？なんてことは全く気にしていないのでしょうが、自然体の楽な釣りの方がどちらかといえばいい釣果が残せているような気がしてなりません。
ただ、そんな気がするだけなのですが「僅かな気分の差」って大事ですよね。でもね。「今日は釣りに行けない」という日に限って「良く釣れた」「何匹釣った云々・・」という情報が取り分け耳に入ってきて「行かなければ！」と切羽詰まった気分にさせます。
「釣り好きですからねえ」仕方の無い事なのかもしれません。私から見て気軽に良い釣果を上げているように見える人は、毎日決まったように釣りに来ている人（自分の都合が許す限りは毎日です。）それと、毎日ではなくとも空いた時間は当然のように釣り場に足を運んでいる人。この人たちは当然ですが釣行回数も多くなっている筈ですけどね。
延長戦は、ほぼ無し
だから、思うに「釣りに行きたい。釣りに行けない。」という葛藤が恐らく少ないか？無いんだと想像します。そうだとすれば羨ましい限りですよね。そんな人は、決まって「釣り座の良し悪し」はあまり気にしていないし、自分が満足すれば‥若しくは決めた時間だけ釣れば（延長戦は無し）さっさと帰ってしまいます。まさに自分流、マイペースです。私もそうありたいものです。
では、また。
#浜の釣り#波止の釣り#天気予報#波の予想#風の予想#爆釣#ボーズ#悠々自適#自分の時間#夜釣り