持病の腰痛が出てしばらくは自粛の日々が続いていましたが、その間にも例の流行病が猛威を振るって感染のリスクも身近なものになってしまいました。私も高齢者の入り口にいますので釣りに行くにもなるべくリスクは避けるようにしてはいますが、良く釣れる釣り場にはどうしても人が多く集まってしまいます。しかも全員がマスクをしているとは限らないのが現状です。
冷凍庫にはいつも何かしらの私が釣った魚の冷凍保存したものがあるのですが、最近は新規の供給がストップしていますので在庫が少し減ってきています。「ならば」と通い慣れた波止場に行ってみましたが、10日ほど前には爆釣状態だった鯵も時間帯が悪かったのか?ゆうマヅメにはほとんど釣れず「ほぼボーズ」の結果でした。
浜に行ってみよう!
浜なら殆ど他人と交わることもないし安心できる釣り場です。そう思って事前の情報もなく出かけてみましたが、ゆうマヅメから2時間ほど、午後8時過ぎまで粘ってみましたが、1度もウキが消し込むこともなく「ボーズ」でした。釣りをしている間も目下の釣りのことより「明日の朝はどこに行こうか?」とリベンジできそうな釣り場を思案します。
先輩方に電話で聞いても芳しい情報はありません。とりあえず前回「ほぼボーズ」だった釣り場に朝マヅメとゆうマヅメの2回連続で行ってみることに決めました。そうと決まれば釣れそうもない浜で粘るより少しでも早く帰って明朝の釣りに備えるべきですよね。「撤収!撤収!」
しかしながら「行き」と違って「釣れていない日の帰り道」砂利浜を釣具や竿、クーラーなどをもって歩くのは重労働に感じます。「釣れていれば足取りも軽く」・・・現金なものですよね。帰ったら明朝の準備をして風呂で腰を温めて明日のために早く寝ます。
早朝は豆鯵豆サバ祭りだった。
夜明け前に波止場について釣り始めます。私以外には一人先行者が居ましたが彼は投げサビキのようです。私はズボです。私たち以外には外向きに投げサビキのチームが4~5名、明るくなり始めてから私の並びに4~5名でした。釣果の方は例年のごとくに豆鯵、豆サバのオンパレードで期待していた鰯は1尾か2尾。少しだけサイズアップの鯵が1尾でした。豆鯵、豆サバが合計で50尾程度あったでしょうか。
数がたくさん釣れて忙しかったのは良かったのですが、サイズがあまりに小さいので後の処理が面倒です。から揚げにするにしても頭を取っていたのでは残りが少ないし、アミエビの餌ですから内臓をそのままにしては食べられない。手間がかかるだけの獲物になってしまいました。ただ、内臓だけ取った頭ごとの豆鯵はから揚げにすれば風味が良いように思います。カルシウムも豊富ですしね。
どちらにしても延べ竿が満月を描くほどの獲物を釣らなければ気持ちが収まりません。予定どおりゆうマヅメにも釣行することにしましょう。今日はまだ金曜だから店番は途中で嫁さんに代わってもらって釣りに行かせてもらいます。冷蔵庫にストックしてあるアミエビは帰ってすぐに解凍を始めましょうか。
前回ボーズに近かったゆうマヅメ
ゆうマヅメの参戦は「午後3時までに釣り場について・・・」とプランを練っていましたが、なかなか思うようにはいかずに釣り場についたのが午後3時30分ごろでした。たぶん釣れ始めるのが午後5時ころからですのでまだまだ早すぎるくらいですが「波止釣りは場所取り」と思えるくらいに釣り座の確保が大切です。
2時間程度早く着くくらいはまだまだ楽な方です。ゆっくり準備して「肩慣らし、腕慣らし」ができます。いまなら豆鯵や豆サバが時合を待つ間、構ってくれるかもしれません。想像通り今回は豆鯵と鰯が構ってくれました。鰯は少し大きな鯵が釣れ始める前触れのような形でしたがいい引きで楽しませてくれました。
鯵が釣れ始めたのが午後6時前頃からだったでしょうか?釣れ始めてすぐに薄暗くなってきましたから、これほど爆釣しても50尾も釣れば竿頭?と思えるほど短時間の時合です。私の細仕掛け+渓流竿に3尾まとめて食いつくほどの爆釣でしたが、20センチ弱のサイズがほとんどの鯵が40尾程度でした。
3連で釣れれば竿が折れるか?と思うほどですので満足感は十分です。今回は3連が1回、2連が2回あったかな?しばらくぶりに楽しい釣りでした。
また行きたくなるのが釣り
豆鯵も含めてかなりな数(朝の分も含めればそれ以上に多い)持って帰りましたので翌日は(今日は土曜だし)釣りをお休みした方が賢明かもしれませんが、しばらくぶりな「釣った感」でしたのでまた今日も行きたくなっています。波止が混んでいれば帰ってくるつもりですが・・・。
では。また。