ゴールデンウィークの喧騒からしばらくは遠ざかっていた釣り場に復帰しています。ここは(私の)好きな釣り場の一つに数える波止場で、今朝の釣り座の向かい側、沖側の突堤にはかなりの回数通っています。ただ、いつも書いているように向いの突堤に行くには駐車場から800mほどあるでしょうか?長い歩きが試練になります。
ただの歩きならともかく釣りには荷物がつきものですからねえ。「試練」という言葉もご理解いただけることと思います。以前は、突堤の先っちょに通っていましたが、そこの釣り場は水深が浅く鯵釣り(投げサビキ釣り)も驚くような浅いタナで釣っていました。今回の釣り場は以前の釣り場よりも港の内側に近い場所ですが、どういうわけか?水深が深くてタナもそれなりに深くとった釣りになります。
ただ、暗いうちは多少深いタナも時合になれば全く関係なくなって、ほぼどんなタナでもアタリが出ます。そしてそれまでポツリポツリと釣れていたのが、一気に爆釣モードになる。日によって地合いの長さは変化しますが、長くても短くても忙しいほどの釣れ方は、一度味わってしまったら癖になること間違いなしです。
乗合船がやってきた後
この港には乗合船の発着場があってほぼ毎日のように釣り客を乗せて早朝に出航していきます。昨年、向いの突堤の先端付近で朝マヅメのを迎えた時には「この乗合船が出航したら終了のサイン」。というタイミングでしたが、今年は同じテリトリーの船だと思いますが、この港の船が出た後に別の乗り場でお客を乗せた船がやってきて餌釣り?
お土産釣り?を30~40分行います。
たいていその直後は一気に釣れなくなって釣り場もさっきまでの賑わいが静まり返ってしまいますが、30分も待てば再び釣れ始めていい日には午前中釣れたり、長ければ夕方の時合直前まで釣れたり釣れなかったりを繰り返したりするようです。ただ、この癖になるような爆釣は乗合船が来た頃がピークで、船の方もそのタイミングを熟知しているようで波止から釣っている釣り師たちも「船が来るまでに精いっぱい釣っておけ!」というのが一つの合言葉のような感じです。
これまでに書いたように、朝の時合を過ぎても「爆釣ではないが暇を持て余すようなこともない」という状態がほぼ毎日繰り返されるようで、無理をして早い時間帯から波止場に来て釣り座の確保をするより、ゆっくり来て早朝組の帰った後に釣り始める人たちが増えて朝の釣り座確保がそれほど熾烈ではないような感じです。私の場合は手前に釣り座がなければ遠くなるけど向いの突堤に行ってもほぼ間違いなく釣ることができるので特に焦ることもなく釣行できています。
船が出た後にタナを深く
今回の釣り場は、中央付近が深くてその手前と向こう側に駆け上がりがあって浅くなっているような海底です。その浅い部分の幅や深い部分の幅、深さは場所ごとに違っているようで今回の釣り座の前あたりが一番深い部分らしい。暗いうちにはたいてい中央付近の深い部分で釣れて(タナは夜間だから深さの割には浅くとっています)
明るくなって(船が出た後)タナを下げて(向こう側の)駆け上がりの上側ではウキが寝る程度に合わせています。(釣るときは少し手前に投げてウキを立たせる)前日面白いように釣れた時は朝の時合で釣れてそのあと明るくなってから(向こう側の)駆け上がりの部分で釣れました。今朝は朝の時合で釣れて「いったん沈静化」そのあと「釣れ方の回復」を待ったのですが、しばらくしても回復しないので帰ってきました。
釣り場には時合に間に合わなかった知り合い(最近ではほとんどの人が知合いです)も「釣れ方の回復」を待っていました。その後回復したかどうかは次回あったときに聞いてみましょう。「釣れ方の回復」を待たずに(私は)帰ってきましたが、昨日もそこそこ釣って帰りましたし、今朝も時合を楽しめましたので、残念な気持ちはありません。
ただ、初めにも書いたように時合の爆釣は時間の短い長いにかかわらず釣りをするうえでこの上なく楽しい時間ですので、また明日も行ってしまうと思います。同じようにこの「爆釣」に魅せられた知り合いたちも来ていることでしょうし。
では、また。