「日によって好不漁の差が大きすぎる日高港湾」晩秋の波止釣り。「女心と秋の空」紀伊水道周辺


2~3日前までよく釣れていたのにもう釣れない

女心と秋の空

日高港湾は今まさにそんな形容がピッタリくる釣り場の風情です。

※「女心と秋の空」:変わりやすい秋の空模様のように女性の気持ちは変わりやすいということ。

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「男心と秋の空」

女心と秋の空」と言うことわざ

もともとは「男心と秋の空」という言葉だったとか。

それでは「男心」が何時?

どんなきっかけで「女心」に変化したのでしょうか?

この「男心と秋の空」というのは

江戸時代によく使われていたことわざです。

男心は秋の空のように変わりやすい、

これは女性に対しての愛情が移り変わりやすい、

浮気の多さということを表していたものらしい。

江戸時代ごろは女性の浮気に対しては非常に厳しい罰則がありましたが、

男性に対しては比較的緩いものでした。

そこで移り気な男性に対しては注意が必要である

という戒めいましめの意味を持ったことわざがあったのです。

なぜ秋の空

なぜ秋の空になったのかというと、

秋は空気が澄んで空が青く透き通るように晴れることがあります。

しかし同時に高気圧と低気圧が頻繁に入れ替わることもあって、

急に天気が変わることも多くあります。

この「(あき)」と、心が変わりやすい、

移ろいやすいのは飽きるからだ、

つまり「飽き(あき)」とが掛かっているということもあるのです。

なぜ「女心」に?

それが「男性」から「女性」に変わっていったのは

明治~大正時代ごろと言われています。

このころになると女性が強くなってきたこともあり、

浮気などだけに当てはまらず、

すべてのことに対して心変わりしやすいのが

女性だからという当時の考えが原因のようです。

泣いていたかと思えば笑っている、趣味などがよく変わる、

このように感情や気持ちの変化が男性よりも激しいとされたことから、

感情の起伏が激しいことや気持ちが変わりやすいことを

女心と秋の空」と表現するようになったようです。

現在では、男女問わず個性の差と思いますが、

当時の特に男性目線からすればそうでしたのでしょう。

海外では

また、これは日本に限らず外国でも同様のようです。

英語の表現に、

A womans mind and winter wind change often.
(女心と冬の風は変わりやすい)
A womans mind is always mutable.
(女はいつも移り気)

というものがあります。

「女心と冬の風」

特にイギリスでは「女心と冬の風」ということわざがあり、

冬の風が強かったり弱かったりするのと同様に

女性の心が変化しやすいという意味を持っているようです。

こうなると「冬の風」が「秋の空」に変わっただけで

ほぼ同じ意味と考えても良いでしょうね。

女性の気持ちが変わりやすいとされていたのは万国共通のようですね。

                                   (※ネット調べ)

前書きが長くなりましたが

前書きが長くなってしまいましたが、本題に戻ります。

またもや「新鮮な鯵の刺身で晩酌」がしたくなった私は、

冷凍庫にアミエビを発見して

釣りに行きたい熱が最高潮に達してしまいました。

普段から「餌を買えば釣りに行きたくなる」のを

自分でもよく分かっているため、

今夢中の釣りのエサはなるべく買わないようにしているのですが、

孫の釣りに買った時の残りとか・・・が出てきてしまいました。

「アレクサ午前1時に起こして!」

枕もとの「アレクサさん」に呪文を唱えていつもより早く床に就きます。

と言ってもこれは「仮眠」なんですよね。

そしていつものように仕掛けと餌は既にスタンバイ状態です。

岸壁に着いたのが午前2時頃。

砂利運搬船

あれれ?!船が入ってる!

今日は入港の予定が無い「砂利運搬船」が入港しています。

後で分かったのですが、昨日の昼間入港の予定が

機材故障で今朝になったのだとか?

釣り場の沖側から半分くらいが塞がれた状態です。

これでは、前段の

女心」が「完全にそっぽ向いた状態」です。

私は「失恋波止場」。

午前2時半ごろから

午前2時半ごろから午前5時までまじめに釣った結果がこの通りです。

「ボーズ直前」ですね。

ま、大きな鯵(波止釣り)が2尾手に入りましたので

辛うじて刺身にはありつけそうですが・・・

当然ですが、近々リベンジに再訪します。

では、また。