おかず釣り師が行く!「浜で鰺 歴史の浅い 釣りらしい?」

昨日は釣りに出かけたモノの

波が大きく釣りにならない」と断念しました。

煙樹ヶ浜の鯵釣りです。

このところ例年になく安定した冬日和が続いて

ほとんど毎日のように釣行できていましたが、

いつもの年ならこんな風に毎日釣行など考えられない」そうで、

何年も通い続けている友人たちも

「首をかしげるくらいに釣行日数が伸びて」います。

ただし、この日は波が荒くて

駐車場からも白波が見え、波の砕ける音が聞こえる状態

でしたので写真だけ取って引き返してきました。

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どこかぎこちなく

「私の拙い釣行記」を読んでいただいている方々には、

申し訳ありませんが、今回は竿を出していません。

竿も出さずに帰ってきてからの時間は(普段なら遠投を繰り返している時間帯です)

「何か忘れ物をしたような感じで」テレビを見ていても身が入りません。

それならと「写真の整理」を始めても落ち着きません。

仕方なく「好きな、充電させてもらえませんか?の録画したもの」を見て、

風呂に入って寝てしまいました。

「どこかぎこちなく過ごした」訳です。

回遊を見つけた

魅力的な煙樹ヶ浜の鯵釣りですが、

こんな釣り方をするようになったのは、そんなに古い話ではない

ようで(※前にも書いたことはあると思うのだが。)

ルーツについての話は幾つかあるようですが、

一説には

昼間のカゴ釣り師が、夕方遅くまで釣っていて

偶々トツカ鯵の回遊を見つけた

という話も聞くことがあります。

「トツカ鯵」と言えば(前にも触れたと思いますが)

25cm程度の大きさで10(とう)の指で掴む大きさ」で

「トツカ」だという説もあるように

真鯵の沿岸地域で育った大型のもの」です。

昔から朝と夕方のマヅメ時に回遊して来る」と言われて

波止などで短い時合いを狙って待ち構えるように釣ったと」聞きました。

この

トツカ鯵が夜間煙樹ヶ浜の海岸近くをぐるぐると何度も回遊している

ということを見つけてくれた

先のカゴ釣り師に私たちは感謝しないといけませんね。

あの人の隣

夜間の鯵釣りはカゴ釣りが常識なのか?

カゴ釣りが好きなのか?

特に他所から来た釣り師には

カゴ釣りをされている方が多いように思われます。

地元組は殆どが「サビキ仕掛け」で釣っています。

中には、昼間用の安価なサビキで

ダントツの釣果を上げる凄腕の釣り師も居て

「あの人の隣では釣りたくない」とあまりに釣果の差が出るので

敬遠されるような名人も居ますが、

私たちは夜間用に売られているサビキを結びなおして

自分好みの色の配列にして使用しています。

ベテランの隣

煙樹ヶ浜はドン深で、もちろん遊泳禁止ですが、

ドン深と言っても釣りの世界では浅い方で

精々3ヒロ~4ヒロ程度の深さのところを釣っています。

ですので少しでも手前に来るとウキが寝てしまったりします。

棚の調整にはいつも気を遣っていますよ。

鯵の回遊も深いところばかりではなく、

浅いところでしか喰わない日もあって

私のような初心者は知り合いのベテラン釣り師の隣

(その時合いの棚を素早く教えてもらうため)に付けるかどうかで

釣果に大きく差が出るくらいに棚の調節が重要になってきます。

また、月光や周囲の光の具合(夜でもわずかな光はあるようです)

水の色や濁り具合によって「アタリのサビキの色」が違ってきます。

その辺りの判断もベテランの隣で釣った方が早くできますので

(私は)知り合いのベテランが隣に来るのは大歓迎です。

健康にいい

寒くなって時合いも短くなってきましたので、

私たちが通う午後6時から8時の間では

ほとんどワンチャンス」という感じになってきました。

 

サイズは大きくなって楽しみがある反面

ワンチャンスに乗り遅れたら散々な結果

ということにもつながってきます。

 

釣りには元々ギャンブル的な側面もありますが、

ここへきて益々ギャンブル性を帯びてきたような気がします。

ま、熱く語っていますが、嫁さんから見れば

「毎日欠かさず砂浜を歩いてくれるので健康にいい」

程度の事なんだろうと思いますが、

釣りとなればついつい熱くなってしまいますよね。

 

では、また。