猛暑続きで水深の浅い釣り場では、良いサイズの鰺はかなり釣れ渋っています。
今回は少しでも水温の安定が望めそうな
深場の日高港湾に場所を移して3日間、続けて釣行してみました。
(日高港湾では)最近までは何とか鰺(20㎝クラス)も釣れていたらしいのですが、
ここ数日は此処も渋くなってしまったようです。
鰺は渋くなったもののイワシ(サイズは比較的小さい)は、
まだまだ釣れているという情報ですので
「鰺が駄目ならイワシでおかず釣り」とばかりに通ってみました。
1日目は噂通りにイワシは良く釣れましたが、日を追うごとに厳しくなって。
3日目には群れも小さくなったうえに
潮流が早くてわずかな数しか釣れませんでした。
8月20日
「早朝の釣り」といっても
日の出の後はスグに暑くなって釣りどころではなくなりますので
日の出前後の短時間が勝負でしょう。
予備知識のないままの釣行ですので午前3時に起きて出かけてみました。
釣り場についたのが午前4時頃でうっすらと夜明けの雰囲気です。
先輩を見つけて話を聞いてみると
「今まで釣れていたのに30分遅れたね」という話です。
「イワシなら、まだまだ釣れるよ」とも言ってくれましたので、
イワシ狙いの延べ竿を出して釣り始めます。
確かにイワシは盛んに喰ってきますが、サビキがあっていないのか?
針外れが多くてなかなか数が増えません。
撒き餌の補給も私はスプーンで詰めているので、
サビキバケツを使った人たちには手返しの速さでかないません。
遅いながらも何とか一投一尾に近いペースで釣れれ始めました。
この日は先輩お手製の小物用サビキをいただきましたが、
このサビキは以前にももらって「良く釣れる」のは実証済みなので
大事に取っておくことにします。
予想通り日の出の後すぐに暑くなってきたため納竿としました。
短い時間でしたが、100尾以上の釣果がありました。
8月21日
前日より約1時間早く釣り場につきました。
おかげで昨日よりは少しですが良い釣り座に座ることができて
時間(夜明けまでの)にも余裕がありました。
サビキのイワシ狙いのほかにカゴ釣りで鰺も狙ってみようと目論んでいます。
「昨日は情報収集」「やりたい釣りは今日から」という感じです。
暗いうちのイワシはあきらめて
「イワシ釣り」は明るくなってからでも間に合うでしょう。
とにかく良いサイズの鰺が狙いです。
き餌はイワシ釣り-鰺釣り共にに同じものを使います。
鰺釣りはサビキでは釣れそうにないので
オキアミが刺し餌のカゴ釣りで狙ってみます。
カゴ釣りは暗いうちから反応がありましたが、なかなかサイズが上がりません。
そうこうするうちに明るくなり始めました。
ちょうど夜と朝の切り替わりの時間帯にやっと一尾喰ってくれました。
釣れたのはこの1尾のみでしたが、周りを見回してもいい人で3尾ほど
「悪ければ大きな鰺はゼロ」という位でしたのでこんなもんでしょう。
8月22日
今回も前日と同様な時間帯に釣り場に着くことができました。
昨日と変わらない時間なのにしかも今日は土曜日なのに、
昨日より空いています。釣れていないのを物語っていますね。
昨日よりいい釣り座につけたからと言ってホッとして
じっとしていては何も釣れません。早速準備してカゴ釣りから始めます。
刺し餌は前回までに(冷凍-解凍を繰り返して)
ヨレヨレになってしまったので今回から別のストック分を使います。
ただ、遠投しやすいように大きめの針に小さめのオキアミを選択していますが、
「寄る年波」で見えにくくて餌を刺す作業がドン臭くなってしまいます。
次からはMサイズのオキアミにした方が手返しを早くできそうですね。
今日は暗いうちは全くと言っていいほど反応がなくて
鰺の時合は明るくなる直前のわずかな時間でした。
その少し前からズぼで豆鰺やらサイズのいい鰺やらが釣れ始めましたので、
全体的な地合いの始まりもこのころからだったんだと思います。
大き目な鰺は沖目のポイントで釣れるものと思いがちですが、
今回はズボ釣り=足元でも釣れました。これが深い釣り場の面白さなのでしょう。
結果、良いサイズの鰺はズボ釣りのベテランが3尾で遠投の私が2尾。
1尾が何人か居て、もちろんゼロだった釣り師もいました。
明日は、名人も参戦すると言っていますので
「こんな感じのこの釣り場を名人がどのように攻略するのか?」
自分の釣り以上に興味津々です。
では、また。
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