おかず釣り師が行く!「激渋り 夜明けの鰺は 棚を追え」#波止からの鰺釣り #かご釣り 

秋の波止釣りシーズン直前ですが、猛暑続きで喰い渋る波止釣りの攻略を目論んでいます。夜明け前の鰺の泳層を意識しながら「釣り始めから明るくなるにつれて深くなっていく棚の変化を見据えた釣り」を心がけています。ピタリとはまった日の達成感から棚の迷子になってしまった屈辱感。それぞれを味わいながら自分なりのロジックを醸成できれば良いかな?

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午前3時過ぎ

午前3時過ぎには釣り場についていました。日曜だから遠方組が多いかな?なんて思っていましたが、意外にも空いていました。例の流行り病の影響からか?遠方組は少なめです。ただ、遠くから来たためでしょうか夜明け前には車中泊でせっかくの一級ポイントが道具置き場になってしまっています。


「場所取りだけして長時間の仮眠」は勘弁してください。遠くからのドライブでお疲れなのは分かりますが「一級の釣り座で誰も釣らないまま」せっかくのゴールデンタイムが台無しです。一番いい時間を車中泊で過ごして昼間釣れない時間に釣りしてる。また、SNSでもよく指摘されていますが「不相応な広い場所取り」も困りますね・・・愚痴はこれくらいにして、休日の割には良い釣り座に着けました。


鰺釣りは、「かご釣り、投げサビキ」の別なく「暗いうちは浅い棚、明るくなってから底近く」というのが定番です。これは、どこの釣り場でも同じですね。問題はその深さなんですが、波止際でサビキのズボ釣りをする人たちはライトを照らして釣るので夜昼の区別なく比較的深い棚で釣っています。

午前5時をはさんで

この時期の午前5時は微妙な時間帯です。真っ暗な夜から徐々に明るくなって「瞬き一つする間に」明るさがどんどん増して景色が目まぐるしく変わっていきます。サビキや疑似餌はその一瞬一瞬で「ヒットカラー」が変わっていくはずですし、泳層もどんどん深くなっていく。


日高港湾では、ズボ釣り組の棚設定に囚われずに投げサビキやかご釣りは夜は浅く釣る必要がありますし明るくなるにつれ棚を深くしていく必要があります。名人の釣りを見て学ぶことは「彼は自分の決めた投入数と刺し餌の戻り具合を常に見て対応しています」それはこの午前5時をはさんだ時間帯では一番忙しく作用していて、早いときには一投でタナを変えているくらいです。


今回私たちは、約1mのハリスの先端と中間部分に針をセットした2本針で釣りましたので縦方向のカバー範囲は1mほどでしょうか?この1mの幅をどんどん変わる鰺の泳層にアジャストして釣っていくわけですね。水面から二ヒロ(3m)は除外して此処(日高港湾)は平均10mの水深があるとすれば残りの7mを探ることになります。

撒き餌の効果

7mの深さを1mの幅で探るとすればパターンは7通りですが、其処に鰺が常にいるはずもなく状況は複雑になってきます。ただ、こまめに7つのパターンを探る必要はありません。かご釣り(サビキ釣り)には撒き餌が付き物ですので、多少の棚の違いも撒き餌の集魚力でカバーできます。


状況によってはかなり違う棚からも集魚できるようです。ただ注意しなくてはいけないのは集魚力は魚を浮かせる効果であって「魚を沈ませる効果は無いと思った方がいい」ということなんですね。もちろん潮の流れは複雑で「思わぬ集魚」ということもないとは言い切れませんが、単純にこの「浮かせる効果」を合わせれば7パターンをさらに2~3パターンに絞り込むことができるんじゃないかな。ついでにサビキは仕掛けの長さが1ヒロ以上ありますから、さらに絞り込みが可能でしょう。


ということは、水面から3m(2ヒロ)で釣り始めるとしてこれが(撒き餌を利かす場合の)上層。水面から6m(4ヒロ)近辺が中層。底から1mを除外して水面から9m(6ヒロ)近辺が低層(底の棚)になるでしょうか?このように考えると必然的に2ヒロ、4ヒロ、6ヒロというパターンが見いだせます。実際、今日釣った釣り場は7ヒロくらいの水深があって暗いうちが3ヒロ、明るくなってからが5ヒロという状況でしたので「上層と中層を釣った」という感じになると思います。

「暗いうちは浅い棚、明るくなってから底近く」ではなかった!

「暗いうちは浅い棚」これはあっているとしても「明るくなってからは底近く」には符合しないことになりますね。「明るくなってからは中層」の方が近いような感じです。低層(底の棚)はもう少し日が高くなってからになるのでしょうか?それともそこの棚で釣れるパターンは無いのでしょうか?これは、もう少し昼間が涼しくなってからの宿題といたしましょう。


釣りの現場で知らず知らずのうちにやっていることが、こうして文字にして考え直してみるとうまくいくパターンは理にかなっていたり、まずいパターンは「非論理的」だったり。また、その逆もあったりと。釣りは本当に奥が深い。長く楽しみたいと思います。


では、また。

 

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