おかず釣り師が行く!釣り始めてすぐに時合がありました。#浜の投げサビキ

相変わらず浜の鰺釣りです。このところ時合が遅くて「帰った後によく釣れた」と言われるパターンが増えていました。それでも「家族で食べれる程度に釣れたらOK」と通っていましたが、今夜は短いけど久しぶりに早い時間に時合があってソコソコ釣れたので早々に引き上げてきました。「素早く釣れて、早めに帰るのは気持ちが良いですね」

天気予報では多少波が高くなる予想でしたが、緩いけど北風でしたので「おそらく波はそれほど高くない」と予想して少し早めに出かけました。このところ時合が遅くて「こんなに早くから釣り座にいれば退屈な時間が長くなる」と思いましたが準備ができたので出かけてきました。

※気象庁HPから引用

ここ暫くは「何とか難儀して釣った」という印象が強かった浜の鰺ですが、今夜は投げ始めてすぐ意外にアッサリと時合が始まって次々と気持ちよく25cmクラスの鰺が釣れました。中には若干小さ目なものも混じりますが尺を超えるのもありましたので楽しい釣りでした。

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渚はかなり高くなっていた

この浜は冬場に北風が続くとどういうわけか波打ち際が高く盛りあがります。元々砂利浜で砂に比べれば風や波の影響は受けにくいと思われますが、実際の波の力は強大なようで時間をかけて1~2mの高さの岸壁を形成しています。高い時期には2m以上の高さになることもあります。

 

岸壁と言っても砂利の岸壁ですから若干傾斜があって上り下りをすることもできますし、高さが稼げる分、遠投には有利になります。短いエギング用の竿ならスロープがある分恩恵は大きくないかもしれませんが、鯵釣りに使う竿は5.4mが基本(女性で4.5mの竿を使う人もいます)ですので波止場から釣るのと似た感覚で釣ることが出来ます。

 

ただ、波止から釣るのに比べれば足元近くが浅くなっているので抜き上げ寸前で鰺が暴れますし、下に潜ろうとするのではなくて前後左右に走り回りますので波打ち際で波が砕けるのと相まって針ハズレのリスクが高まってしまいます。上手な人は波が砕ける手前で抜き上げているように見えますが、私はまだまだそこまでの技術が無くて波打ち際でのバラシは毎回幾つか起きています。

※気象庁HPから引用

名人が「もう帰るんか?」と

「今夜の時合は早かった」と先にも書きましたが、実際のところは釣り始めて3投目くらいに1尾目がヒットしましたがこれが針ハズレ。意外に手ごたえが良かったので「あーあ、今日もいつもの肩透かしやなあ」と思いながらもう一投。

 

全く期待もしていなかったのにすぐにヒット。私の場合ヒットさせてから取り込みに1分かかるでしょうか?もっと少ないかな?でも30秒では無理な気がしますがそのくらいでしょうか?計ったことはないけど名人よりは強引さに欠けるので彼より多めに時間がかかっているのは確かです。で、釣りあげて鯵は砂利の上に暫し放置(波止場と違って砂利は奇麗だし猫も居ません)。もちろん渚の坂を転がってリリースしてしまわないように気を付けます。そして放置していた鯵は再投入した後に絞めて氷水のクーラーに。

 

このような取り込みから再投入までが1分かかってるかな?投げて(30~40m)、仕掛けが馴染んでシャクッてアタリを待つ。すぐにアタればいいけどたいていは暫く待つから1投1尾と言っても平均にして2分以上は投入したままでしょうか?そんなこんなで1尾釣るのに平均5分ほどはかかるでしょうね。私の場合。仕掛けのトラブルもしょっちゅうだし。で、5分は平均だから1時間にすれば12尾。今のサイズの鯵ならだいたいこんなもんです。

午後6時過ぎから釣れ始めて名人が隣ににやって来たのが午後7時前ですから1時間弱です。この時10尾釣れてましたから私の平均ペースより少し良いかな。そのあと、そのまま釣れ続けて7時過ぎには15尾になっていた。この頃ピタリと釣れなくなったし(たぶん満潮の潮どまり)次に釣れ始めるには潮汐の関係で少し時間がかかりそうだったので、名人に「15匹釣ったから帰る」というと「おい、もう帰るんか?」と驚いた様子。彼も今夜は「時合が遅いと高を括って遅めに出動してきた」ので意外だったのでしょうね。


まあ、たまにはこんな「チャチャッと釣って、チャチャッと帰る日」も無ければやってられませんよね。  

 

では、また。


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