おかず釣り師が行く!「秋深し 今日はどちらで 何を釣る?」

今年の秋は、日の経つのを忘れるくらいに良く釣れています。鯵の方は始まったばかりですが、太刀魚はもう終盤でしょう。面白いように釣れた日もありました。ただ、私のレパートリーといえばこの「鰺と太刀魚」の二つなんですね。サバも釣って帰りますが、これはオマケみたいなもので特に執念を燃やして釣っているわけではありません。

日高港湾は、最近は通っていませんが、立て看板とかが立てられてのびのびと釣りができる状況じゃないような感じです。とはいってもほかの釣り場が機能しなくなれば足しげく通うことになるのですが、今のところは微妙な感じがしますので少し控えるような見守ってる状態です。

ただ、ほかの釣り場がソコソコ釣れていますので特に困ったことでもありません。全然話は変わるのですが、今日ネットをうろついていたら「谷村新司さん」の画像を見かけてビックリ!良いおじいちゃんなんですね。見た目。しかも「激やせ」だとかで余計な心配の声も。そのあと更にうろついていたら「原田真二さん」の画像が。この方は少しお太りになられたようですが、私より一つ年上だとか?それにしても「髪の毛あってよかったですねえ原田さん」

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寒中水泳もありで盛り沢山

ここしばらくの釣りは雨の日にも釣行したりとアクティブでした。太刀魚は先に書いたように少し少なくなってきました。魚体の方も抱卵したものが多いようで、そろそろ産卵のために移動してしまうのでは?なんて危惧しています。そんななか少し北の由良湾ではまだまだ太刀魚が全盛で型も良いようです。

一般的に太刀魚は大阪湾から秋に南下するらしいのでそのロジックで行けば由良より南の日高港湾近辺はまだまだチャンスがあるのかな?なんて期待半分で見てしまいますよね。秋口には雨が降るごとに太刀魚の爆釣日が巡ってきて雨降りが楽しみだったのですが、水温が下がり始めるこの頃は雨が降れば水温低下が懸念されて「もう、雨は要りません!」って気分になります。

水温低下の話が出たところで、11月5日のアクシデントを告白しておきましょうか?この日は海況も良く数釣りを期待していました。開始早々「私が一番乗り??」的に快調に釣れ始めましたが、2匹目はバラシ。3匹目もバラシて波打ち際で「パタパタ」しています。これは逃がすわけにはいきません。「エイヤ!」とばかりに駆け付けたところが海中に「ザンブリコ!」

渚の肩が高かった

これは、釣り座に就いた時に分かっていたことなんですが、北風が続いた後は此処の浜は渚の肩がかなり高くなります。この日も2m近くあったんじゃないかな?それだけ急峻に砂利の壁が立ち上がっているのですから当然もろいのは言うまでもないことなんですね。

もろいのを知っていながら、しかも暗いから高さの感覚が全く明るいときとは違います。勢い込んで竿を持ったまま駆け下りた(鰺を拾いに)もんですから、コケるのは当然の話です。ま、コケタ先が海だったから怪我はしませんでしたが、寒中水泳を免れることはできませんでした。

水中から上がって周りを見渡しても誰も気づいていない様子でしたので一安心。否、これだけ近い距離で誰かが海に飛び込んでも誰も気づいてくれないなんて怖い話ですよね。ま、私は濡れただけで、アザラシの体のように水を貯めて膨らんだ防寒着のまま車まで水を垂らしながら急ぎました。

爆釣ではありませんが(鰺)

その後も2度ほど同じ釣り場に通いました。浜の鰺釣りは比較的時間が短いのでそこが好きなんですね。もっと釣りたくてもある程度で全く釣れなくなるんです。さらに粘ってれば釣れるかもしれませんが、エンドレスのように時合いが続く日はそれほど多くありません。

私は10尾釣ればその日は合格。それ以上は楽しい釣りができるように心がけています。浜は、遠投が付き物ですので投げるのも重労働、取り込みも重労働、そのうえ竿も長いのでなかなかのエクササイズなんですね。なので「10尾までは精いっぱい釣って10尾釣れれば楽しもう!」これがモットーなんです。

ただ、10尾簡単に釣れる日はそれ以上も楽に釣れて「あと1尾、あと1尾」と刻む日は10尾が遠く感じます。魚釣りってこんなもんなんですね。この前も「何尾釣れましたか?」と聞かれて「26尾かな?」と答えると「上手いんですねえ」と驚かれましたが、そうじゃないんですよね。

頑張っても1尾しか釣れない日も、1尾も釣れない日もあります。「釣りってほとんどが運に支配されてるんですね」このごろそのあたりの事情が少しずつ解り始めてきたような気がします。  

 

では、また。

 

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