天候が安定していれば、多少の雨でもほぼ連日釣行しています。私は殆ど良い釣果には恵まれていませんが、釣り座によってはかなりの釣果に恵まれることもあるため「そのアタリ目」を狙って通っているわけですが、良く釣れた人の様子を見ていれば「理由は釣り座だけにあらず」現在の状況に合わせることができる引き出しの多さも大いに関係しているようで「たかがサビキ釣り、されどサビキ釣り」とサビキ釣りの奥の深さを感じさせられています。
私が「ここの釣り場の番人」と秘かに呼んで尊敬している釣り師が居ます。彼はほとんど毎日、たぶん誰よりも多く釣行していまするでしょうね。その釣行時間帯も判で押したように午前2時ころから午前5時過ぎまで。時に爆釣していたり、全く釣れなかったりすれば時間延長もありますが、ほとんどこの時間帯の釣りなんですね。
早朝から午前中にかけての時間帯によく釣れている場合は、彼が帰った後の釣り座を引き継いで釣ればいい釣果に巡り合える確率も上がるほど此処の釣り場を熟知していて頼りになる(釣りの)先人でもあります。御年80歳を超えても足腰が確りしていて毎日の深夜釣行にもハツラツと健康を維持されています。「夜中に毎日釣りに来ていていつ寝るのか?」と聞いたことがあります。やはり昼間に何時間かウトウトして、夕飯が早くて午後7時を過ぎれば寝ているとのことです。やはり生活時間のシフトをちゃんとやってるんですね。
私も少し早めに寝ることに
もちろん重労働ではありませんが、昼間は私にも役目はあります。いろいろと野暮用に時間をかけているのが日常です。そのうえで早朝の釣行がスムーズにできるようになるべく早い時間に寝るように(近頃は)心がけています。「早い就寝」は、癖のようなもので、以前は何もすることが無くてもズルズルと遅くまで起きている習慣が身についていましたから、にわかに早く寝床に就いてもなかなか眠れないのは当然です。
私は、まずは早朝の釣行から、眠くても昼間はなるべく仮眠をしないで夕方まで頑張ってから少しずつ早く寝付ける癖をつけようとトライしてみました。今のところは実践出来ていますが、何かのきっかけ「例えば連日の悪天候など」があれば「リズムが崩れて元に戻ってしまうのでは?」なんて危惧しています。
なんとか早朝のシフトに慣れて健康も害することなく眠気にも悩まされなく過ごせるようになれば私の体も適応できたと判断できるのでは?と期待しています。ま、1か月か2か月経過してそれでも止めずに続いていれば、OKかな?程度に軽く考えておきましょうか?どちらにしても釣りには行きたいわけですからね。
小サバの大群
「小」が付かないサバの大群なら大喜びですが、今のところは「小」が付きます。ま、100尾程度釣りたいなら仕掛けさえちゃんとして周りと同じような撒き餌をしていれば、ほぼ間違いなく短時間で釣ることができるでしょう。この釣りは釣ることよりも針を外すときやその後の料理の仕方の方が面倒なんじゃないかな?
とにかく早朝、明るくなって来れば「小鯖、小鯖」です。投入して間もなくでもすべての針に食らいつくことさえあります。何故か仕掛けが(錘付きの撒き餌かごが)沈んでいかないなあ・・糸がたるんだままでピンと張らない・・なんて思って仕掛けを回収すれば6本の針に1尾ずつ計6尾喰いついていた。なんてことは何度もあります。
以前は、小鯖も小さかったから重めな撒き餌かご(錘)を使って仕掛けをピンとさせておけばそう簡単に縺れることはありませんでしたが、近頃は小鯖も成長したのかサイズアップ。鰺釣り用に柔らかめな竿や細い仕掛けを使っているから錘の重さにも限度があるので横走りされて回収が遅れればサビキがぐちゃぐちゃになってしまいます。
6月8日は既に砂利運搬船が2隻も接岸していた
少し早く起きてしまいましたが、もう一回寝れば寝過ごしてしまいそうだったので午前1時過ぎに出かけます。「今日こそは」と気合を入れての釣行でしたが、釣り場には砂利運搬船が2隻も入港していました。もちろんですが良い釣り座は殆どふさがれています。
この状態では良い釣果は望むべくもないのは分かっていましたが、勢い込んで出かけてきましたし、船がふさいでいるとはいえ、少しばかり竿を出せる隙間もあるにはありますので、今回は5.3mの竿はあきらめて4.5mの竿でやってみます。ボチボチと準備していると、顔見知りの常連も集まってきました。先行者は県外から来た車が1台止まっています。彼らは(船の接岸で)残った良い釣り座をキープしています。
珍しく今日は県警のパトカーが巡回に来ましたよ。何事か?と思ったら、和歌山ナンバーには目もくれずに県外ナンバーの車にインタビューして帰っていきました。何事もなくて良かった良かった。後ろめたい事なんかなくてもあのパンダカラーの車両が近づいてきたら緊張しますよね。
当然ですが釣果の方はアミエビの撒き餌2kgを使い切った割にはショボい結果でした。望まなくても小鯖は釣れたんですけどね。小鯖も小さいながらきちんと料理さえすれば美味しく食べれますから、機会があれば我が家の小鯖料理を紹介してみようか?と思っています。
では、また。
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