おかず釣り師が行く!「釣った日に 食べる以外は 塩ものに」#サビキ釣り

私はこのブログ以外にもツイッターにお邪魔させていただいていて

そこにも釣果画像や釣果報告を掲載させていただいていますが、

フォロワーさんからのコメントに

「毎日そんなにたくさん釣ってきて釣った魚はどうしているのか?」

とご質問をいただくことがよくあります。

まず第一に今まで何度かさしあげて喜んでくれた方々

(親類や親や娘も含めて)に少し間隔を空けながら電話連絡を入れてから分配します。

その残りを自家消費に回しますがその日もしくは

次回の釣行予定までに食べきれない分は、

「開きにして干す(塩干し)か、みりん干し」にして

出来上がったものを冷凍保存します。

「開きにして冷凍保存」は主に鯵の場合のことで

太刀魚ならそのまま加熱調理できる状態に切って冷凍していますし、

カマスなら内臓や鰓を抜いた状態で冷凍保存しています。

どれも空気を抜いた状態で冷凍しておけば半年経っても

変わらず加熱調理できますし、食べても

何か月も前の魚だと気付かず食べれます。

時には開き(塩干し)にした物を都会に暮らす親類に送ったりします。

これも「美味しい」と喜んでもらえています。

「みりん干し」もよく似た作り方ですが、

どちらかといえば干物の基本形である「塩干し」を

我が家の我流なやり方ですが紹介させていただこうと思います。

これをお読みになった方々も(私のやり方が万能ではありませんので)

参考にしていただいたうえご自分なりな改良を加えられて

たくさん釣れた時の解決策にしていただければ幸いです。

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料理します。

先ず釣ってきたものの中から干物にしようと思う個体を選びます。

(今回はあまり大きなものはないので中くらいのなるべく型の揃ったものを選びました。)

次に片身だけ背側から包丁を入れて開きます。

この時身を完全に切り離さないように注意しながら開きます。

上手く開くことが出来たら内臓を取って腹皮(黒い薄皮があればそれも)を、

きれいにします。私の家では開く前にぜいごを取っておきますが

これは好みの問題ですので食べるときに邪魔になるようでしたら

取っておいた方が良いと思います。此処まで出来たら

一度冷水できれいに洗って水分を切っておきます。

 

 

次に塩水に漬けます。塩水は真水を500CCに塩大サジ2杯の分量で作ります。

この塩水にだいたい1時間程度漬けます。これをタテジオと私たちは呼んでいます。

また、出来上がった干物が辛すぎた場合は

次回にはこの漬ける時間を短くしたり

また、塩味が薄ければ長くしたりで塩度を調節します。

いい塩梅(あんばい)とはこのことで梅ではありませんが

今回は鯵でご自分独自のいい塩梅を見つけてください。

 

 

漬けあがったら乾燥させます。本来は屋外に干して

「一夜干し」や昼間に1~2時間程度干しますが、

今のご時世いろんな理由で屋外に容易く干すことができません。

私の家では冷蔵庫乾燥という方法を使っています。

この方法は皆さん干物を作る人は良く使う方法です。

冷蔵庫に入れておけば食品が乾燥してしまう現象を利用したもので

大抵は1~2日で少し表面が乾燥した状態になります。

干しあがったら焼いて食べるだけ

1日冷蔵庫で乾燥させた程度では、それほど本格的な干物とは言えませんが

かなり干物に近い食べ物にはなります。

これで足りなければもう一日程度干す期間を長くするか、

短時間でも風通しのいい屋外に干すことで少しは雰囲気も変わると思います。

うちの近所には、泥棒猫が何匹も徘徊していますので屋外は全くのNGです。

 

 

冷蔵庫乾燥で一応完成ということになります。

この後食べても余る場合には焼く前に取り分けて食べない分は

冷凍すればかなり長期間保管できます。

うちでははこのようにして作った冷凍「アジの干物」を遠くの親戚に送ったり、

近くの知り合いにあげたりして喜ばれています。

 

 

今回は少し小ぶりでしたので食べる場合は2尾くらいあった方が食べ応えがあるかな?

焼いた鰺の干物は日本の朝食の定番と言える1品です。

鰺がたくさん釣れた時はその大きさにかかわらず工夫次第で

美味しい干物が作れますからぜひ作って食べてみてください。

 

では、また。

 

#鯵釣り#干物#みりん干し#冷蔵庫乾燥#塩干もの#アジの開き#和食#サビキ釣り#波止釣り