ここ「日本」は、工業国?水産国?農業国?少なくとも「文明開化」までは農業国だったんじゃないかな?
八朔(旧暦8月1日)や二百十日,二百二十日などは農業の3大厄日だったという。
「二百十日」も近いことからこれについて調べてみたいと思います。
「季節点」
「二百十日」は「立春から数えて」「二百十日目の日」にあたります。季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつで「台風が来て天気が荒れやすい」ということなんですが。
新暦では
「二百十日」は新暦ではだいたい9月1日になるらしくて「台風が来て天気が荒れやすい」と言う説明はだいたい今の季節感とあってると思いますよね。
これを旧暦で言えば今年は「7月22日」になるらしい。「7月22日?なんかシックリ来ませんねえ」。ただ、新暦と旧暦で混乱してるだけだと思いますが・・・
では、このころだと「立秋」があるから「立秋」の「旧暦と新暦」を調べて比較してみます。
「立秋」は
「立秋」は今年は8月7日でした。旧暦で言えば「6月26日」。
8月7日でも「今日から秋」と言われて違和感があるのに「6月26日」に「今日から秋」と言われたら「えー」となってしまいます。
でもどちらも同じ日なんですよね。
「名前が違うだけ」です。
「旧暦の6月26日」は「新暦の8月7日」でした。
太陽黄経
「立春」や「立秋」それぞれ「中国で考えられた二十四節気」のひとつひとつですが、
中国と日本との季節感の違いから日本ではこれに「土用、二百十日」などの「雑節」と呼ばれる季節の区分けを旧暦で取り入れています。
「二十四節気」は太陽の運行(太陽黄経)を基にした暦の考え方であって、現代ではこれにいくつかの補足改良を加えたものが利用されています。
再び「二百十日」について
「二百十日」について「中国で考えられた二十四節気」を日本に適用するための補足説明のように加えられた「雑節」(季節点)のうちの一つです。
具体的には、立春から二百十日目。今年は旧暦の「7月22日」にあたり「新暦」では「9月1日」にあたります。
私がイマイチしっくりこなかった原因は「二十四節気」における季節の区分に合点がいかなかったからです。
それは春が「1.2.3月」夏が「4.5.6月」秋が「7.8.9月」冬が「10.11.12月」なんですから。夏は、どう考えても6.7.8月。大目に見ても5.6.7.8月でしょう?
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暦の上では
そういえば、テレビやラジオで「暦の上では・・・」と言っていることがありますね。これも「実感はありませんが・・・」と言うことなんでしょうね。
「あー良かった。違和感を感じてたのは自分だけじゃ無かった!」まだこんなこと言ってます。長々と調べて勉強したはずなのに、経験値だけでモノ言ってる。
年は取りたくないですね。
では、また。
コメント
こんにちは、
恥かしいけれど、白状します、
二百十日を、立春から数えるって知りませんでした。
いえ知らないのはそれだけではなく、未だに旧暦と新暦とのズレに頭が付いて行ってなかったので、今回は勉強になります、ありがとうございます!
私も白状しますが、これに関しては未だに「ぼーっ」とした状態です。「釣り」の事なら「シャキッ」としてるのに困ったもんです。