おかず釣り師が行く!「朝釣れず 夕方釣れるは なぜなのか?」#鯵釣り #サビキ釣り #波止釣り #浅い水深

南の海上に台風があって、まだまだ遠いのにうねりが押し寄せて釣れません。ただ台風だけが原因か?と思っていたら「釣れる日もある」しかも朝マヅメに釣れなかったのにゆうマヅメには釣れる。またはその逆のこともあります。これは魚の好みの問題?もちろん魚に食い気がなければ釣れないわけですがその「食い気」というモノが何に影響されているのかが興味の湧くところです。

※4月19日午前9時の天気図(気象庁HPより引用)

もちろん台風の影響は「大」でしょう。ただ「台風のせい」だけとは言い切れない事情もありそうです。例えば潮汐もその一つか?と思われます。当然釣り場の水深や台風からのうねりに対する港の向きもあるでしょう。これに潮汐や朝マヅメゆうマヅメの条件が少なくともかかわってくるわけです。波やうねりにも関係しますが水温の状況も大きな要素となってくると思います。

※4月19日午前9時の波のようす(気象庁HPより引用)

今回は、よく似た状況であるにもかかわらず、4月20日から4月22日にかけて「良く釣れた」~「全くと言っていいほど釣れない」~「元通りに近い状況で釣れた」という変化がありましたので、特に4月21日につながる状況の変化を追ってみたいと思います。

※表面水温偏差図(海上保安庁HPより引用)
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1か月ほど続いた鰺の好釣果

※4月20日朝の釣果

例年にはない鯵の好釣果がここ1か月近く続いています。しかも初めの頃は尺鯵に迫る(この浅い水深の波止としては)大型も釣れて大賑わいでした。ただ、この時期に沖向きで釣れる半夜~深夜~早朝の投げサビキでの鯵釣りが全く不振です。おそらくは何らかの原因で其処で釣れるはずだった鰺が港内に回ってきているものと推測されます。

 

かくいう私もこの思いもよらぬ鰺の回遊の恩恵に浴しているわけで通い始めて半月以上になるでしょうか?行くたびにソコソコの釣果があるので殆ど「鯵の定期便」的な感覚にとらわれてしまっていましたが「その好釣果もこれで終わりか?」と思われるような「釣れない日」が巡ってきました。

 

丁度台風からのうねりと重なった時期でもありましたので大方の見方は「台風が原因」ということでしたが、よく似た状況の翌日に「思わず釣れた」ため、「何が原因だったのか?」と少し詮索を巡らしてみました。今回は私の「身勝手な詮索」が「お題」となっています。大した分析ではありませんが、ほんの時間つぶし程度の読み物として軽く受け止めていただければ幸いです。

※4月20日午前9時の波のようす(気象庁HPより引用)
※4月20日午前9時の天気図(気象庁HPより引用)
※潮位表(気象庁HPより引用)
※4月21日朝の釣果

タイドグラフの赤丸に注目してほしい

※タイドグラフ(気象庁HPより引用)この日1回目の官庁から2回目の満潮までに潮位の変化がほとんどないことが分かる。

それまで良く釣れていたものが4月21日の早朝に「いきなり釣れなくなりました」腕自慢のお歴々も歯が立たないくらいの不振です。なにせ水深のごく浅い(ウキ釣りならウキから針までが2ヒロちょい)港内ですので外海からの回遊がなければほとんどなにも釣れないといった感じの釣り場です。「港内に居てもスイッチが入らない」というよりは「外海から入ってこない」と考えた方が理屈に合いそうです。

では、昨日まで(港内に)入ってきていたものがなぜ来なくなってしまったのか?初めに書いたように「台風からのうねりが原因?」と当初、私たちは考えていました。なるほど水深が浅いので港の入り口近くではうねりが来るごとに渦ができるくらいの勢いですから誰もが原因として考えてもおかしくありません。

もしかすれば、本当にこれが原因だったのかもしれませんが、翌日の急回復時にも渦巻きが出来そうな流入は続いていましたので、原因であったとしてもその割合はかなり低いものだったかもしれません。私が考えたメカニズムは、このうねりの流入に潮汐が関与して「釣れる/釣れない」に大きくかかわるマヅメ時と複雑に絡んだ結果だったのではないか?こういうところなんですがいかがでしょう?

※4月21日夕方の釣果
※4月21日午前9時の波のようす(気象庁HPより引用)
※4月21日午前9時の天気図(気象庁HPより引用)

4月22日の早朝には急回復

あんなに釣れなかった4月21日の朝マヅメの状況は同じ日の4月21日のゆうマヅメにも続いていましたが、4月22日の朝マヅメには回復の兆しがありました。4月21日も全くのボーズということではありませんでしたが21日以前があんなに釣れていたものですから、落差に驚いただけで釣りをしていれば期待したのにつれなかったことなんて何度もあります。

特に私の場合には周りが釣れても自分は音沙汰なし。自分一人だけ蚊帳の外。という経験が人より多くありますから、それほど嘆かわしいことではなかったのですが、何度も書きますがその日まであまりに容易く釣れたものですから・・・。本題から逸れましたが、話を戻せば4月21日にピタリと釣れなくなったのは先にも書いたように台風からのうねりと潮時とマヅメ時の悪いリンクの上にもう一つ悪い?要素ありました。

うねりの向きによる日高川の濁り水の流入です。此処の漁港は日高川の河口近くにあって川からいったん海に出た水が海流によって流れ込んでくることがよくあります。川の濁りが入ったりするんですね。それでこれらの要素が影響しあって悪い結果をもたらしたのでしょう。

※4月22日午前9時の波のようす(気象庁HPより引用)
※4月22日午前9時の天気図(気象庁HPより引用)
※4月22日夕方の釣果

インターネットの情報だけでは

川からの濁りやうねりで発生する濁りなどは、こまめに偵察していれば分かることですしそれ以外の情報はインターネット上で得ることができますが、実際に釣りをする上での感覚は現場で竿を出してみなければわからないことが多くあります。「釣りにはデータでは測れない意外性がある」

 

時代が進めばこのような意外性までもが数値で表され予測可能になるかもしれません。釣りの世界にまでコンピューターが入り込んでくるのはいつのことなんでしょうか?そのころの釣りは今のように面白いもので居てくれるでしょうか?どこかに100点満点の答えが用意されているような釣りは長く続けても果たして面白みがあるでしょうか?


相変わらずもこんなくだらないことを考えながらも今日も同じ釣り場に同じ目的の釣りをしに相変わらず出かける準備をしています。

 

では、また。