釣りが楽しみになり、
釣り方が解るにつれて釣れるようにもなります。
だから、どんどん釣れば良い訳ですが、
それなら「趣味としての釣り」より
「作業の釣り」に近くなります。
特に釣りは自然が相手だから
「釣りとして成立しないくらい釣れない日」もあります。
「今日は釣れるだろうと思える日」
は全部釣りに行きたいけれど
「全部行っていいのだろうか?
健康の事や周りの人たちの事を考えて行動するべきなのだろうか?」
と考えています。
釣り場に行けば
「釣りがすべて」
「人生全部釣りです」
と言い切れそうな人たちが何人も来ていますが、
趣味としての釣りの範囲は、どう言うモノなんだろうか?
こう考え始めたたのは
こう考え始めたのは、最近の事です。
特に昨日の朝は
「気まぐれに、予定もしないで」釣りに行って
いい釣果が出て満足でしたが、
それでも夕方になれば予定していた釣りに出かけてしまいます。
今朝、天気予報を見れば
「釣りに行けそうな予報」です。
釣りに行っても釣れない日もあるので
「たぶん釣れそうなな日」はぜんぶ釣りに行きたくなります。
考えてみれば「寝食を忘れて」釣りに没頭しているんですよね。
釣りバカ日誌
前に一度書いた、映画の「釣りバカ日誌」は、
こんな釣り師の生活をコミカルに描いてヒットした映画でしたが、
リタイヤ組と言えども
「健康面での心配や人間関係」はあるはずですので
「のめり込んで無理することは避けたい」と思います。
これからは寒くなるし、釣りは長時間じっとしているし、
釣れなければストレスになるし。
適度な趣味としての釣り
「適度な趣味としての釣り」は
どのあたりにあるのでしょうか?
まずは「釣れるものは何でも釣る」
と言う気持ちを考えます。
もちろん「釣りたい」のは理解できますが、
「釣れるもの」と
「自分的に、今自分が釣りに行っていいもの」の
区別をきちんとつける方が良いと思います。
もちろん「狙って釣る」ことは難しいので
あくまで「目的」の話ですが。
「鯵が釣れているから鯵」
「太刀魚が釣れはじめたから太刀魚」
全部釣りたいのは分かりますが、それでは体がもちません。
鯵釣りに太刀魚の仕掛けも持って行くのは当然かもしれませんが、
釣りの目的、
例えば「今日は鯵釣り」と決めた方が良いかな?ということです。
私の友人は
私の友人は(もちろん例外はありますが)
「毎日釣行したいので半夜釣りのみ」と決めて釣りをしています。
時間もだいたい午後5時過ぎから午後8時頃まで
「テレビを見る代わり」と本人は言って笑っていました。
釣りモノは太刀魚とアオリイカを時期で織り交ぜて釣行しています。
ペースを守って釣り場に通う姿は見習うべきものがあります。
夕飯は、帰ってからと言うことで
奥様の方も納得の上で協力されているようです。
詰まるところ
詰まるところは、私の友人の例をみても
「長く続いている釣り人」は、無理をしないで、
欲張らないで「気長に楽しんで」いるようですね。
「釣れたら嬉しいし、釣れなくても意地にならない」
「釣りたいのは家族や身近な友人の分だけ」
こんな淡々とした気持ちで釣行し続けたいものです。
では、また。
※画像は10月11日太刀魚半夜釣りの釣果 エサ釣り4尾、ルアー5尾