akizakura
私の家の裏庭に子供たちが小さかったころに鉢植えで買ったサクランボの木が2本植えてあります。大きくなりすぎて鉢には余るようになったので、地面の移植したところ益々大きくなって毎年サクランボの実を付けます。
以前はよく収穫して食べましたがこの頃は、気づくと野鳥や虫に取られてしまっています。こういうのは小さい子供が居ないと寂しいもんですね。孫たちにはあまり興味がないらしく呼んでやっても喜んで実を摘みに来たりはしません。
ソメイヨシノ
この桜は毎年「ソメイヨシノ」より早く咲きます。
春にまだ桜が珍しいころ咲くので
生け花の材料に差し上げたことも何度かあります。
実は手入れが悪いのか?
普通の桜よりは大きいのですが
「サクランボ?」と言われれば少し小さい気がします。
でも数は凄く沢山実ります。
昨日ごろから桜が咲いて
お月見のシーズンだというのに、昨日ごろから桜が咲いています。春のように全部の枝にたっぷりとではなく、ほんの2-3輪だけ咲いているんです。そういえば台風21号の強風で桜の葉が全部散ってしまっていました。葉が散って「冬」だと勘違いしたんでしょうか?
春に咲く桜
春に咲く桜が秋に咲くことを「狂い咲き」と言うそうです。季節はずれに咲くことを「狂い咲き」または「返り咲き」といいます。
「狂い咲き」の原因
「狂い咲き」の原因は、主に2つ考えられるようで、1つ目は毛虫等の害虫による「葉の食害」でもう一つは「塩害や台風によって葉が飛ばされて無くなる事」だそうです。
サクラの花芽は夏の間にできて冬の低温に備えるために葉から「休眠ホルモン」を出し、翌年の春まで咲かないようにしています。そこで虫による食害や台風などでほとんどの葉を失ってしまえば「休眠ホルモンの供給がストップ」してしまいます。
これが原因で休眠することができずに秋になって気温が丁度良くなった頃に花が咲いてしまうのです。例えば秋に花開いた花芽の後には翌年の春に花は咲きません。ただ「全部の花芽が狂い咲き」と言うことは無いでしょうから、秋に「狂い咲きしたサクラ」でも翌春には花を楽しめるようです。
初めに推理
始めに推理したようにうちの桜は台風21号で葉がすべて散ってしまったために「休眠ホルモンの供給がストップ」してしまい
「季節が丁度涼しくなり始めた」ために
「夏の間に作り置きしていた来年用の花芽」が動き出して
「何輪か」だけ「咲いてしまった」
と言うことらしいのです。
大きくなりすぎて
枝が届かないくらい大きくなりすぎた「サクランボの木」今までにも何度か風で折れても枯れずに残っています。
桜を切るのは難しいということですが、来年こそは風にも倒れる(折れる)心配がないようにカットして長生きさせてやりたいと思っています。
では、また。