鯵のサビキ釣りで針外し器具を
使っていますか?
私は使っていませんでした。
まもなく豆鯵のシーズンです。
何時までも手で握って
外しているわけにはいきません。
見よう見まねで針外し器具を
自作してみました。
鯵釣りはほとんど毎日です。
私の場合、サビキで釣る場合が多く
軍手を着けて手で掴んで
首を逆さに折ります。
(鯖折り?鯵折り??)
そのあとバッカンか水汲みバケツで
血抜きをします。
ある程度数がまとまったら
氷水のクーラーに移しています。
ベテランたちの取り込みの方が少し早いかな?
ベテランたちは
手返しを早くするために
とりあえず釣れたらたいてい
自作?の針外し具を使って外し
バッカンやバケツ等で活かします。
手が空いた時にナイフで締めます。
(手で折る人もいます。どちらでも
纏めてやるので素早くできます)
また、針外しを遣えば手が汚れず魚の傷みも少ないかな?
自転車のスポーク
「針外し器具を作ってみよう」
と思い立ちました。まもなく豆鰺も
釣れ始めることだし、いつまでも
手掴みでヌルヌルを拭き取る手間を
掛けてはいられません。
以前交換して外した自転車の
スポークがありましたので
これで「針外し器具=針外し棒」
を作ってみます。
作ってみます。
もちろん市販品はありますが、
何でも作ってみたいのが私の悪癖?
なんです。簡単なものだけですが。
スポークのフックになった部分を
カットしてハリスが傷つかないよう
丸く磨いておきます。
持ち手の部分は冬に剪定した柿の枝
の丁度よさそうな太さの部分が
何かに使えそうだったので
残してありました。
これが役立ちそうです。
柄(持ち手の部分)になる柿の枝を
磨きます。持ちやすいように
皮は付けたままにしておきます。
高速サンダーで磨きますので、
焦げたりしますが
これもアクセントに良いでしょう。
柿の木は硬いので
柄には良い素材だと思います。
スポークを差し込む穴を開けます。
木工用ドリルの錐が無かったので、
鉄鋼用の錐で開けます。
進み具合が遅いので
焦げてきますが気にしません。
焦げたにおいを充満させながら
やっと穴あけが終わりました。
ボンドで接着してみます。
もしこれで駄目ならボンドを変えて。
それでもだめなら
柄の部分を貫通させて
抜き出た部分を
曲げておくしかないでしょう。
乾いてきました。
これで柄の部分は完成です。
これからが本番です。
針をひっかける部分を作ります。
ペンチで適当に曲げるだけですが
硬い針金の先っぽだけを
曲げるのですから力が要ります。
こんな感じでいかがでしょう?
使ってみて不具合があれば
何度でも作り直せるのが
自作品の良いところでしょうね。
しかも材料費は限りなくゼロに近い!
実際に使ってみました。
使い方も知らずに
何度かやってみましたが、
細かく振っているうちに
鰺が外れてくれました。
そのあと師匠が来て使い方を教えて
くれましたので、
何とか実用になりそうな感じだと
いうことが分かりました。
2個作っていたので師匠に
1個進呈しました。
持ち手が柿の木だということが
気に入ってくれたようです。
先にも書いたようにまもなく
豆鰺のシーズンになります。
これがあるのとないのとでは
手の汚れが大きく違うと思います。
手でつかむ回数も減るから
鰺の傷みも違うと思います。
では、また。
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