鯵釣りの友人「8時の人」の出動が最近少し遅くなっています。別に釣りは趣味の世界だから他人の時間割に関心はありませんが、一度「ここに来る前にガシラを釣ってきた」と話していたことがあったので「ガシラ釣りも教えてもらえたら」と欲張って聞いてみました。
何でも「ワームで釣るごく短時間の釣りのようで」「夕間詰に活性が上がって楽しい」らしい。大きいのが釣れたら旨いしね。
ジグヘッドとワーム
仕掛けは、特にガシラ用には何も買い足すことが無いようです。ただ、消耗品のジグヘッドとワームは必要らしいのですが、とりあえず手持ちがありましたのでそれでやってみます。
ワームについては、蓄光性のあるものならサイズさえ合って居れば何でも良いようで「本当にこんなんで釣れるんかな?」という出で立ちです。
こんな状況で釣れるんかいな?
夕間詰には少し早いのですが「浜の瀬漁港」に釣行します。潮は低くて風も強く「とにかく寒い!」こんな状況で釣れるんかいな?色々迷いながら仕掛けを上げ下げしていると「8時の人」が来てくれましたよ。
「どうせランガンするんやから、此処も回っておきたかった」と言ってくれます。話を聞いて色々試行錯誤するより「釣っている姿」を見る方がどれだけ勉強になるか知れませんので「有難い!」です。やはり波止際を中心に探っていますね。
「時間的にはまだ早い!」と彼は言います。「だいたいこうして話している相手の顔が見えにくくなるくらいが時合い」と教えてくれます。そんな時間帯は今まで「昼間の魚と夜の魚の入れ替わりタイム」で「太刀魚なんかのフィッシュイーター以外は釣れないんじゃないか?」と思っていましたが「ガシラ」もこの時間帯に活性が上がるんですね。
文字通りランガン
寒さを我慢して探っていきます。彼が言ったように周りが見えにくくなってきましたよ。何回目かの探りになりますが、さっきも探って「ここにはいないだろう?」と思っていた部分でいきなりヒットです。
やはり活性が上がったのかな?小さいですが唐揚げにはできるでしょう。車にバッカンを取りに帰って戻って同じところをもう一度。またヒットしましたよ。これは「活性が上がった」としか言いようがありませんね。
「もう一尾居ないかな?」としつこく探っていると「このテリトリーには、そんなに何尾も居ないよ」と友人が教えてくれます。ならば、と「文字通りランガン」してみます。ガシラ釣りは30分ほどの短い時間の楽しみですね。
味噌汁に入れて貰う
「小さいけれど唐揚げサイズ」と孫に届けてやります。ガシラは小学3年の孫の大好物です。どうやら味噌汁にして貰うようですね。
私は新しい釣りを教えてもらって楽しみが増えました。「ガシラ釣り」も専門に狙って大阪辺りからランガンしてくる釣り師も居るようで、車で何人かで各地の波止場を回っているようです。
彼らは常夜灯の下あたりがターゲットで一晩かけてアチコチ回るらしいですが、私たちは夕間詰の高活性が狙いですから、1か所で短時間の勝負になりますけどね。でも「待ってました!」という風にこんなに喰いついてくれたら楽しいですよね。
では、また。