秋から冬にかけての季節の節目になった雨の後、釣り場には濁りが入って2~3日はカマスも太刀魚も釣れないだろうと予想して・・実際雨の直後の昨日にはカマスも顔を見せずに「暫くは釣れないかな?」とだれもが思っていました。
今朝も濁りが残っていたため「カマス(トントコ=サビキ釣り)はだめでも鰺は何とか釣れるんじゃないか?」と淡い期待を抱いて「鰺がメイン」のつもりで竿出ししてみたところ、意外にも(時合いは多少遅かったものの)カマスも釣れて、沖寄りを狙った人には太刀魚も釣れて期待以上の釣果に思わずありつけました。
昔は海水浴場
このあたり一帯は現在のような大型船の接岸できる岸壁ができる前、夏場には海水浴場が開場されるほどの遠浅の砂浜で、冬に向かう今ごろの季節には地引網でのシラス漁が盛んにおこなわれていたという話を聞いたことがあります。
実際、私も1度か2度海水浴に訪れた記憶があります。また、この時期(初冬)にはシラスを獲る地引網で獲れたという太刀魚を沢山貰ったこともありました。網で獲れた太刀魚は(網で)擦れて傷がつくため売り物にならないと浜では捨て値で取引されていたかららしいんですね。
昔から此処は初冬にもシラスが集まる海域だったとか?見た目には砂浜が埋め立てられて見えなくなった今でもシラスは回遊しているんでしょうね。少々の波や濁りにもフィッシュイーターが姿を隠さないということはかなりの量のシラスが回遊してきている筈です。今年の冬はよく釣れる冬になりそうな期待が膨らみます。
よく釣れた次の釣行は
前回(11月29日)の釣行は、私に似合わずよく釣れました。餌釣り以外のルアー釣りのような釣り方では初めてなくらい周りの人たちより釣れたようでした。前回があんまりよく釣れたのでその反動が来てもおかしくない。
今朝は散々な結果でも甘んじて受け入れようとは思っていましたが、少しは釣れましたので厄払いは済んだかな?と安心はしています。ただ、釣り始めには前回よく釣れた時のサビキを使っているにもかかわらず、周りが釣れる中を一尾も釣れない、アタリがない時間が続いてずいぶん落ち込みましたが、
それもあとでよくよく考えてみれば、
①前回は澄んだ海水で今回は濁った海水だった。(派手めなサビキの方が良かったようだ)
②今回は太刀魚の接岸が前回よりは少なくカマスが岸壁より少し離れて回遊していた(自信をもって使っていた竿が短かったし、長めの竿の準備ができていなかった)
③前回よく釣れたためにサビキについている髭の数が減って一部は全くない状態の針があった
等々原因ははっきりしていたようでした。
状況に合った仕掛けや釣り方
前回よく釣れたからと言って、そのまま同じ仕掛けや釣り方で臨んでみても状況が変わっていれば釣れないのは当たり前ですよね。鯵のサビキ釣りならその場の状況を見て判断するのに今回のカマス釣りで釣れなかったのはそれができていなかったのが原因だったと思います。
ま、途中で気が付いて仕掛けを変更したのでボーズは免れましたが、一番釣れ盛った時間帯を逃したのが悔やまれます。それと前回は足元近くに寄っていたカマスも今回は太刀魚のプレッシャーが弱くて岸から少し離れていたため6フィートの竿はNGでした。
竿は短いカマスの時合の間には変更が出来なかったので、次回からは元通りにもう少し長い竿を使ってポイントが岸に近いと思ったら自分が岸際より内陸にバックして釣り座を構えるようにしたいと思っています。竿が長くなったらその分若干は重くなりますけどね。
まだ、浜の波は高い模様です。もう暫くカマス釣りが続きそうです。
では、また
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