
以前からあまり目立たなかった釣り場に最近は通い詰めています。この釣り場は真冬から早春にかけてのカマス釣り(ギャング釣り)でにぎわう釣り場なんですが、いまのところ、今年は(去年も?だったかな?)鰺が釣れています。

ただ、信じがたいのがメインの深い釣り場で釣れないのにこんな浅い釣り場で釣れることなんですね。もちろん流入河川がすぐ近くにあるとか?いろんな理由はあるんでしょうが、兎に角、この釣れない時期に釣れることはありがたいことです。

この釣り場も少し前までは、アユの稚魚が回遊していてそれを狙って?鰺やイワシが集まっていたのは理解ができますが、その頃には深い釣り場でも(サイズの良い鰺が)釣れていましたし不思議な感じはしませんでしたが、今では此処の主役が入れ替わったような状況で戸惑いながらも(釣りに)通っている状況です。

30mほど投げて
浅いからなのか?鰺は回遊してきても岸壁近くには寄り付いてくれません。集魚ライトを焚いても無理なようなんですね。できれば私はズボで釣りたいのですが、投げサビキで今のところは釣っています。
私の仕掛けは下カゴの投げサビキです。ウキからサビキとの接続部分までが約2ヒロのタナ設定です。ここ数日は潮汐の大きい時期ですから、このタナ設定では深すぎる時間帯もあるかもしれませんが、今のところはこれで間に合っています。
4.5m遠投竿3号で投げていますが、(私は)安心のために1.5mmφのクッションゴムを入れています。それでも針ハズレしたりすることはありますが、ここまでやっておいて外れたらそれはそれで仕方がないと思うようにしています。もちろんドラグも慎重に設定しているつもりです。

時合いはほんの30分ほど。
今のところ、早朝の時合いはほんの30分ほどです。ほかに昼前にもよく釣れたとか?夕方はどうだった?とか話に花が咲くときもありますが、私は「此処の釣り場は早朝に限る」と今のところは頑固な思いで固まってしまっています。
夜明け前から投げ始めて夜明け前後に時合いが始まります。釣れ始めたら短い時合いですからトラブル一つでその日の釣りが台無しになってしまうほどです。仕掛けや魚の取り込み、投入にも細心の注意を払って、周りの釣り師たちにも迷惑を掛けないように気を付けます。
まさに短距離競走のような一気の釣りです。そして日が昇って・・ある瞬間にほとんど「ぴたっ」と釣れなくなってしまいます。時々、忘れもののように1尾か2尾釣れたりしますが、ほぼ全く反応が無くなってしまいます。釣れなくなった時には、残念な、喪失感のような気分になりますが、片づけを始めた頃「なんとなく爽快感」を感じたりします。「ささっ」と釣って「ささっ」と帰る。こんな感じです。

なるべく同じところ?に
釣り座や投入ポイントは前日とあまり変わらないので、心がけたいのはなるべく同じポイントに投げて撒き餌の効きをよくすることが基本のようですが、今のところ(鰺は)比較的遠めのポイントから釣れ始めて若干近めなポイントで釣れる頃がピーク。
その後、再び遠めのポイントに移って「それでおしまい」というパターンで釣れているようですので「同じポイントに投げる」といっても釣れるポイントが動けば、それにつれて投げるところも動いてしまうのが人情ですから仕方ないですよね。
サビキ釣りは、針が多くついているのでタナは(針の付いている分だけ)幅広く探れますが、餌釣り(カゴ釣り)に比べて食い込みが浅くて針を飲み込んでいることが珍しいくらいですので、針ハズレには常に悩まされます。だからなるべく近いポイントで釣りたいのですがなかなか思うようにはいきません。

台風1号
今、釣りをするうえで一番の気がかりは台風1号でしょうか。どうやら本州には直接の影響はなさそうですが、どうしてもうねりや雨の影響は避けられないようです。この台風が行った後は深い方の釣り場も復活するとは思いますので、楽しみにしておきましょうか。
その時にもまだここの釣り場が釣れていれば、私としては両手に花のような状態で嬉しい悲鳴というところですが、そう上手くいきますかな?
では、また。